本日、行われました天皇杯 JFA第104回全日本サッカー選手権大会 福岡県代表決定戦の結果について報告させていただきます。
【天皇杯 JFA第104回全日本サッカー選手権大会 福岡県代表決定戦】5/12 福岡大学 0-4 ギラヴァンツ北九州
決勝 5月12日 13:00 Kick off @ベスト電器スタジアム 気温: 20°C 天気:雨
福岡大学 0(0-2)4 ギラヴァンツ北九州
得点者
ギラヴァンツ北九州:22分、26分、63分、80分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 中野翔 | GK | 16 | S.マシュー |
DF | 3 | 磯谷駿 | GK | 21 | 山田陽介 |
DF | 4 | 坂井悠飛 | DF | 28 | 瀬山陽生 |
DF | 5 | 岩本剛気 | MF | 13 | 田中翼(82’in) |
MF | 2 | 坂本翼(18’out) | MF | 15 | 芳野凱斗 |
MF | 6 | 竹田天馬(82’out) | MF | 29 | 山田蒼(82’in) |
MF | 7 | 橋本悠 | FW | 10 | 合戸晴矢(HT’in) |
FW | 8 | 松尾亮汰(82’out) | FW | 17 | 岡留零樹(77’in) |
FW | 9 | 中山桂吾(77’out) | FW | 19 | 末次颯(18’in) |
FW | 11 | 福田秀人 | |||
FW | 30 | 日谷陵真(HT’out) |
マッチレポート
天皇杯決勝は3年連続でJ3ギラヴァンツ北九州との対戦となった。2年連続決勝で敗れているため、今年こそは必ず勝利したい一戦である。
福岡大学は前半序盤から前線がアグレッシブにプレスをかけ、高い位置でのボール奪取を狙っていく。
しかし前半18分、アクシデントで坂本が負傷交代。末次が投入される。
前半22分、ロングボールを自陣深くに落とされ、ポストプレーからダイレクトでグラウンダーのシュートをゴール右隅に決められ、先制点を奪われる。0-1
4分後の前半26分、背後へのロングボールからPA内に侵入されたところから左足を振り抜かれ、立て続けに失点。0-2
その後もセカンドボールを拾えず、押し込まれる展開が続き、ピンチを招くもGK中野を中心に追加点を与えない。
そのままスコアは動かず、前半は2点ビハインドで折り返す。
ハーフタイムが明けた後半の頭から、日谷に代えて合戸を投入し、反撃に向けて攻勢を強める。
後半10分、競り合いからのセカンドボールを福田、松尾と繋ぎサイドに展開。橋本のクロスから中山がヘディングで合わせるも、ゴール上に外れる。
後半18分、背後へのパスで左サイドを突破された流れから、マイナスのボールを上手く合わせられ、3失点目を与えてしまう。0-3
後半32分、中山に代えて岡留を投入する。
後半35分、相手のクリアがスペースに落ち、左サイドをスピードで突破される。PA内まで持ち込まれたところから横パスを押し込まれ、4失点目を与える。0-4
後半37分、竹田と松尾に代えて、田中と山田を投入する。
ロングボールを多用しながら、ゴールを目指すもあまりシュートまで持ち込む機会を作れず、0-4で試合終了。
天皇杯本戦への出場はならなかった。
監督コメント
監督 乾 真寛
「前半の2連続失点が痛手、0-4の完敗」
アマチュアがプロに勝つといういわゆる天皇杯のジャイアントキリングには、幾つかの必要条件がある。
まず、前半の早い時間帯に失点しないこと。そして、続けて失点しないことが重要だと思われるが、今日はそのどちらの要素も満たすことが出来ず、J3北九州に精神的に余裕のある試合展開をさせてしまった。
キックオフ直後は、立ち上がりから勢いよくプレスを仕掛けながらの良いスタートが切れた。
しかしながら、15分過ぎのDF②坂本翼の負傷退場から、チームが失速して、自陣に押し込まれる流れになった。
結局、急遽末次颯を選手交代で入れて立て直しを図ったが、動揺してチームのリズムや狙いを整える前に、北九州に自由に攻め込まれてしまった。
21分ペナルティエリア外からの⑨平山のミドルシュートにDF岩本、坂井が一瞬寄せ切れず、ファーサイドのポストに当たりゴール内側に吸い込まれ、手痛い先制点を許してしまった。
そして、まだチーム内に動揺が続く中で、その3分後またもや右のスペース外側をドリブルで縦に切り裂かれ、あっという間に0-2とされた。
結局ゲーム全体の流れでは、前半に立て続けに失点しまったことが大きな致命傷となってしまった。
ハーフタイムを挟んで、0-2ビハインドからの後半戦スタートとなったが、FW合戸晴矢を投入し、チーム全体として後半開始10〜15分間で再度仕切り直して、まずは1点を取りに行く事を目指した。
前線の高い位置からボールを奪い、橋本、磯谷両選手が左右両サイドからクロスを入れてゴール前に走り込む展開から、徐々に相手ゴールには近づいていた。
しかし、前がかりのDFラインの背後に対して、61分北九州の攻撃陣に上手く抜け出されてカウンター気味に0-3とされるとゲームは、益々難しいものになった。
後半途中から、4人の交代カードを切ったが、流れを変えるには至らず、80分にトドメの4点目を決められて万事休すとなった。
前からプレスに行きたい福大DFラインの重心を冷静にボールを動かして、回避していくギラヴァンツの展開力に後手を踏み、最後まで主導権を握るには至らずの完敗だった。
一発勝負の天皇杯では、格上相手に早い時間帯の失点が痛手となる事をつくづく思い知らされる結果となった。
残念だが、気持ちを来週からの大学リーグ戦や夏の全国大会に向けて切り替え、今季始まったばかりのチーム力を更に磨き上げていくしかない。
本日は、博多の森、ベスト電器スタジアムにお越しいただき、熱い声援を送っていただきありがとうございました。
また、ライブ配信で応援していただいた皆様にも心より御礼申し上げます。
選手コメント
4年 橋本 悠
本日は悪天候の中
たくさんの応援ありがとうございました。
不甲斐ない結果で終わってしまい申し訳ございません。
この負けをしっかり受け止め
これからの糧にします。
切り替えて大学リーグ、大会等で福大があるべき場所にいれるよう頑張っていきます。
これからも応援のほどよろしくお願いします。
4年 末次 颯
本日は多くの方々から素晴らしい応援、声援をいただきました。ありがとうございました。
シーズン開幕前からこの日のために全力で準備してきましたが、結果を出せなかったことが非常に悔しいです。
天皇杯での戦いは終わりましたが、九州リーグや総理大臣杯、インカレは残っています。
今日の試合で感じた強度や質を日頃の練習の基準にして本気で取り組んでいきます。
本日は本当に素晴らしく熱い応援、雰囲気を作っていただいたことに感謝します。ありがとうございました。
今後も福岡大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
5/19(日)11:00 kickoff🔥
〇第39回九州大学サッカーリーグ1部 第5節〇
vs宮崎産業経営大学
会場は宮崎産業経営大学サッカー場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣