本日、行われました九州大学サッカートーナメント3回戦の結果について報告させていただきます。
【KYFA第48回九州大学サッカートーナメント 3回戦】7/13 福岡大学 0-1 九州産業大学
3回戦 7月13日 13:00 Kick off @福岡フットボールセンター 気温: 30°C 天気:くもり
福岡大学 0(0-0)1 九州産業大学
得点者
九州産業大学:56分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 16 | S・マシュー | GK | 1 | 中野 翔 |
DF | 3 | 磯谷 駿(54’退場) | DF | 20 | 川副 泰樹 |
DF | 4 | 坂井 悠飛 | MF | 14 | 森 喜大 |
DF | 5 | 岩本 剛気 | MF | 15 | 芳野 凱斗(90+3’in) |
DF | 7 | 橋本 悠 | FW | 9 | 中山桂吾(HT’in,90+3’out) |
DF | 12 | 難波 大和 | FW | 10 | 合戸 晴矢(86’in) |
MF | 6 | 竹田 天馬(86’out) | FW | 11 | 福田 秀人(57’in) |
MF | 32 | 大原 竣介(57’out) | FW | 19 | 末次 颯 |
FW | 8 | 松尾 亮汰 | FW | 24 | 日谷 陵真(76’in) |
FW | 17 | 岡留 零樹(HT’out) | |||
FW | 26 | 山口 純成(76’out) |
マッチレポート
vs九州産業大学
前半23分 コーナーキックに坂井がヘディングで合わせるも上に外れる。
前半45+1分 大原がサイドを突破しクロス、松尾がダイレクトで合わせるも阻まれる。
前半45+3分 こぼれ球を拾い松尾がシュート、枠外へ。
HT 【交代】 17岡留→9中山
後半6分 右サイドを崩し、岩本の縦パスに松尾が抜け出しシュート、枠を外れる。
後半7分 松尾がカットインしシュート、キーパーに阻まれる。
後半9分 磯谷退場
後半11分 直接フリーキックを決められる。0-1となる。
後半12分【交代】32大原→11福田
後半31分【交代】26山口→24日谷
後半32分 福田のクロスに中山が合わせるもキーパーのセーブに阻まれる。
後半41分【交代】6竹田→10合戸
後半45+3分【交代】9中山→15芳野
押し込む展開が続くも九州産業大学の守備を崩せない。
試合終了、0-1。
監督コメント
監督コメント 乾 真寛
「0-1、総理杯の出場権逃す」
九州大学トーナメント大会準々決勝、vs九産大との試合は、もちろん総理大臣杯全日本大学トーナメント大会への出場権をかけた重要な一戦である。
今年度は総理杯が32チーム出場となり、九州代表枠が4校となり、勝てば即全国大会への出場が決まる決定戦だった。
シード権により、トーナメント戦初戦がこの試合となった福大と既にトーナメント戦2試合を勝ち抜いてきた九産大の勢いの差が立ち上がりに見られた。
リーグ戦では、ホームで3-0と九産大に勝利してはいるものの、トーナメント大会仕様の特別な戦い方に徹する九産大は、前半戦はロングボールと空中戦を多用して勢いよく攻め込んで来た。
ある程度は、試合前から想定してはいたが、球際やヘディング、ルーズボールへの出足は、九産の勢いに、五分五分かやや押され気味の展開になってしまった。
リーグ戦では、福大のハイプレス戦術が機能していたが、一発勝負のトーナメントでは、九産大が戦術を変更して徹底させて、福大の強味を出させない策を講じてきた。
途中から徐々に福大ペースに押し返すことはできたが、福大のサイド攻撃、セットプレーやロングスローに対しても九産大DFは、一丸となり強い気持ちで激しいコンタクトや粘り強い堅守で対抗してきた。
本来なら、右から抜群の攻撃力を発揮するキャプテン橋本に対しては、特に徹底したハードタックルで、激しいコンタクトを執拗に繰り返して、高い個人技を封じてきた。
後半も0-0のまま一進一退の展開が続き、お互いにワンチャンスの戦いである事は、意識されたが、後半12分、相手のカウンター攻撃をファウルで止めた左CBの磯谷が、この日通算2枚目のイエローカードをもらい、レッドの退場処分となった。
福大は、このアクシデントにより、残り35分を10人で戦うことになった。
しかも、九産大はこのプレーで得た絶好のチャンスを逃さずに左足直接FKの一撃でゴール左に突き刺し、値千金の先制点を奪った。
0-1リードされた10人の福大は、FWの中山、福田、日谷、合戸、芳野を次々と投入して、システムや配置を変えながら同点に追いつくためにパワープレー気味に積極的な姿勢で何回もゴールを攻めたが、あと一歩及ばす、結局この日は九産大の粘り強い守備を崩し切れなかった。
まさに、シナリオの無いサッカーというスポーツの厳しく、残酷な一面が凝縮された戦いだった。勝負の一瞬、細部に宿るの格言通りだった。
言い訳無用のトーナメント戦一発勝負の闘いに敗れ、福大は悔しいですが、これで2年連続して九州8強での敗戦となり、今年も全国大会への出場権を逃すことになった。
結果は、福大にとって、4年生にとっては辛く厳しいものとなったが、これが現実であり困難な一発勝負を勝ち進むだけのチーム力やメンタリティが攻守両面で僅かに不足していたと言うしかない。
これにより、今季の8月以降は、残り九州大学リーグ戦での3連覇、冬のインカレ出場を目指して、再度チーム力の向上に努めていくしかない。
今日一日、暑い中で福大サッカー部を最後まで熱心に応援してくださいまして本当にありがとうございました。
もっと強くなって明日から出直します。
選手コメント
4年 橋本悠
まず、2年連続九州ベスト8で敗退。またも総理大臣杯に福大の名前が挙がることがなくこの夏を迎える事に、悔しさを感じています。
様々なアクシデントがありましたが 個人、キャプテンとしてチームに何か影響を与えれたのか。全員が同じ方向性を向いて試合に挑めたのか。
改めて自分含め、まだまだチームとして弱いということを気付かされた試合でした。
しっかり自分たちの行動、言動を1つ1つ見つめ直し再スタートしていきます。
今後とも応援のほどよろしくお願い致します。
4年 松尾 亮汰
まず初めに、いつも福岡大学サッカー部へのご支援、ご声援をして下さり、ありがとうございます。
この試合に勝てば全国という中で、トーナメントでの勝負弱さが現れたゲームとなりました。去年負けて全国を逃し、この試合にかける思いは強かったのですが、今年も去年と同じピッチで、チームとしての初戦で負け、全国大会出場を逃しました。
この試合はいつもより入りが固く、チームとして勢いを出すことが出来ていなかった。立て直すことは出来たものの、多くのセットプレー、また決定機を決め切ることが出来ずに、相手はフリーキック1本をしっかりと決め、自分たちの弱さが見えたゲームとなりました。
この負け、悔しい思いを絶対に一日たりとも忘れることなく、もう一度サッカーに対する思い、取り組む姿勢を見直して、強い福大を取り戻すために、リーグ3連覇に向けて強い覚悟を持って取り組みます。
暑い中応援、運営ありがとうございました。
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⚽️次の試合のお知らせ⚽️
8/24(土)17:00 kickoff🔥
第39回九州大学サッカーリーグ第11節
vs鹿屋体育大学
会場は福岡大学サッカー場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣