本日、行われました全日本大学サッカー選手権 1回戦の結果について報告させていただきます。
【全日本大学サッカー選手権 1回戦】12/8 福岡大学 4-0 高松大学
1回戦 12月8日 13:30 Kick off @前橋総合サッカー場 気温: 10°C 天気:雨/曇り
福岡大学 4(2-0)0 高松大学
得点者
福岡大学:4分 岡田、34分 倉員、49分 山口、93分 山口
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 16 | 菅沼 一晃 | GK | 1 | 橋口 欧介 |
DF | 3 | 伊藤 颯真 | DF | 4 | 大川 智己(in 82min.) |
DF | 6 | 田中 純平 | DF | 13 | 内田 裕也 |
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 24 | 榊原 琉太(in 75min.) |
DF | 18 | 岡田 大和 | DF | 33 | 磯谷 駿 |
DF | 22 | 橋本 悠 | MF | 31 | 川元 翔太 |
MF | 5 | 倉員 宏人(→鶴野) | FW | 7 | 鶴野 怜樹(in 86min.) |
MF | 20 | 重見 柾斗(→榊原) | FW | 11 | 山口 隆希(in HT) |
FW | 9 | 大崎 舜(→藤井) | FW | 17 | 藤井 奨也(in 58min.) |
FW | 10 | 北條 真汰(→山口) | |||
FW | 15 | 永田 一真(→大川) |
マッチレポート
夏の総理大臣杯辞退から約3ヶ月半。2021シーズン最後の全国大会は小雨の降る中、群馬県前橋総合公園サッカー場で一回戦を迎えた。
一回戦の相手は四国第2代表の高松大学。インカレ決定トーナメント決勝で高知大に1-3で敗れるも、四国大学サッカーリーグを9勝1分で優勝している。
試合は前半開始早々に動く。前半4分、右CKからの流れでDF12 阿部が上げたクロスのこぼれ球をDF18 岡田がペナルティーエリア左から逆サイドのネットに突き刺す豪快なシュートで先制に成功する。
全国大会初戦のチームを勢いづける得点は試合の流れを福大に持っていった。前半はFW9 大崎にロングボールを当て、中盤でセカンドボールを拾っていく展開にもちこみ、チーム全体が良い距離感でプレーすることが出来ていた。高松大FWの9.12の鋭い裏抜けに対しても主将DF6 田中を中心にチャレンジとカバーをしていく組織的な守備で対応をしていった。
前半25分を過ぎて、両チームが背後への狙いからFWの足元やサイドの選手に基点を作るプレーが増え、ゲームは落ち着いた流れへと移っていく。
膠着状態を打開したのは中盤の要のMF5 倉員だった。前半34分、左サイドのDF18 岡田からのクロスを相手DFがクリアした、そのこぼれ球をペナルティーエリア外から右足を振り抜いた。浮き球の難しいバウンドだったが上手く合わせたシュートはゴール左上隅に一直線で突き刺さった。待望の追加点は、今大会が大学サッカー最後になる4年生によってもたらされた。
硬い入りになると思われた試合は、福大が2点のリードをとって前半を折り返した。
ハーフタイムにはFW10 北条に替えてFW11 山口を投入した。そして途中出場の3年生FWがいきなり仕事をする。後半4分、DF18 岡田のロングボールに抜け出したFW11 山口が相手GKとの駆け引きの中で冷静にゴール右下に流し込んだ。チーム全体が高い集中力で前半の先制点に続いて後半の入りで相手を上回り、試合を優位に進める3点目をあげることができた。
その後は1点を返したい高松大が早いテンポで前線にボールを入れるようになり、中盤でボールの奪い合いが増える落ち着かないゲーム展開となる。
後半28分にMF20 重見→DF24 榊原、39分にMF5 倉員→FW9 鶴野を投入し、前線・中盤を活性化させゲームの主導権を相手に渡さないよう交代カードを切った。
後半48分には前がかりになっていた高松大DFラインの背後にDF3 伊藤からのロングボールでMF7 鶴野が抜け出すと、ドリブルで相手を引きつけ中央にボールを流し、MF11 山口がこの日2得点目となるゴールを決めた。
ゴールと同時に試合終了のホイッスルがなり、全国大会初戦を4-0というスコアで勝利した。
【他会場の結果】
宮崎産業経営大学 2ー1 高知大学
国士舘大学 2ー0 東海大学札幌
阪南大学 2ー1 中京大学
仙台大学 0ー1 東海学園大学
びわこ成蹊スポーツ大学 4ー1 札幌大学
京都産業大学 2ー1 IPU・環太平洋大学
新潟医療福祉大学 1ー0 名古屋学院大学
監督コメント
「インカレ初戦4-0発進!」
監督 乾 真寛
第70回全日本大学選手権大会がいよいよ開幕した。大会初戦の試合への入り方を大事だと考えていたが、開始3分にCKからのこぼれ球を連続して拾い波状攻撃を仕掛けると、左SB岡田が得意の左足から逆サイドネットに突き刺さる強烈な一撃で早々に先制点を挙げた。
しかし、その後は高松大学の思い切ったタテへのラッシュに手こずる展開となり、思ったようにはゲームを支配することが出来ずに我慢の時間が続いた。
しかし、33分ボランチの倉員がゴール前のこぼれ球をダイレクトに思い切り良くミドルシュートで突き刺し2-0とした。
後半開始から、FW山口を投入して追加点を狙いに行った。その期待通りに、3分、左SB岡田のタテパスに抜け出した山口がGKとの1vs 1を難なく決めて3-0にリードを広げた。
精神的に楽になり、多少マイボールの展開もふえたが、中盤で安易にロストする場面が目立ち、決して満足出来る内容ではなかった。
その後は藤井、榊原、大川、鶴野と、新しいメンバーを次々と投入して、二回戦への準備もケガ人無く完了した。試合終了前のラストワンプレーでは、怪我から復帰した鶴野のスピードと突破力が活きたアシストから山口が自身2点目となるトドメのゴールで4-0で初戦を締め括った。
中二日の調整後は、いよいよ二回戦法政大学との決戦が待っている。夏の大学王者を倒すのは、福大得意の伝説パターンです。じっくりと良い準備をして臨みたいと思います。
福岡からLive配信を通して応援してくださった皆様、会場まで駆けつけてくださいました皆様に感謝申し上げます。
選手コメント
4年 倉員
いつも福岡大学サッカー部を応援していただきありがとうございます。
今日の試合は前半の早い段階で得点をあげることができたことが非常に良かったと思います。また、硬い試合の中で自分が2点目をあげたことで、試合を優位に進めることができました。勢いのある相手に対して受け身になるだけでなく試合ができたことはチームにとってプラスになったと思います。次戦(法政戦)では相手に持たれる展開になることが予想されますが、焦れずに全員で守り相手の隙を突いていく試合で勝利したいと思います。ただ、特別何かをするのではなく、これまでチームで積み重ねてきたことを全面に出していきます。次戦も応援のほどよろしくお願いします。
3年 山口
今日も福岡大学サッカー部を応援していただきありがとうございました。
試合の中で途中交代の選手が結果を残すことが重要だと感じており、今の自分の役割はチームにとって大事だと思って準備をしてきました。
自分を信じてプレーすることができたことで、今日、全国大会という大舞台で結果を残すことができたと思います。法政戦でもチーム一丸となって勝利に向かっていきたいと思います。次戦の応援もどうぞよろしくお願いします。
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
12/11(土)13:30 kickoff🔥
〇全日本大学サッカー選手権〇
vs法政大学
会場は前橋総合運動公園サッカー場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣