今回、日記を担当させていただきます。
新4年の吉田竜樹です。
何を書こうか色々と悩みました。
今までの自分の生き方。
吉田竜樹を紹介する文でも書こうかなと思いましたが、自分にしか書けない文を書こうと思い、書きました。
『景色の変化』
俺はサッカー選手。
自分がドリブル・パスを通す時の景色。自分の前に迫り来る相手の景色。ネットが揺れる、仲間達と喜び合って駆け寄ってくる景色。
その景色が自分の前から無くなった。
なぜなら、22年間の自分の人生で、合計6度の手術をしたから。
大学では5度の手術を経験し、約4ヶ月しかサッカーをしていない。
自分に出来る事を探した時に、
去年の夏頃から、チームのサポートに取り組む様になった。
自分自身の身体のリハビリ・トレーニングだけではなく、少しでもチームに貢献したいと思い、出来る限りのサポートをそこから継続して今もやっている。
景色が全く違う。
常に自分が見えてる景色は、大きな鏡の前で、自分が治療、リハビリ、トレーニング。
そして、グランドでは、アップでのチューブ、マーカー、コーン。
それを手に持って、片付けて。皆んながピッチで全力でサッカーしている姿。
常にその景色。
何度も思う。
俺はサッカー選手だよなって。
だけど、俺は何もマイナスに思う事はない。
今出来る事を最大限やっているから。
景色が変わった事で、感じた。
自分が今までサッカー出来てた環境は当たり前じゃない。
それを本当に心の底から感じた。
毎日のトレーニング・試合ができているのは、本当に多くのサポート、支えのお陰であるって事。
サッカーが出来ているのは、親のお陰。毎日のトレーニングが出来ているのは、グランド、マーカーやコーンなどの1つ1つの道具。毎日のトレーニングメニューを考えてくれている監督・コーチ、そしてトレーナー達の支えである。試合になればまだ数多くの支えがあって行われる。それを忘れてはならない。それを感じた事で初めて、自分の中で本物の感謝が生まれた。
自分はピッチで全力でサッカーをやるだけ。
それだけなんだ。
自分の目の前の景色を変える為に、リハビリ・トレーニング・チームのサポートも継続し続ける。
神様は必ず見てると信じてる。
ネットが揺れる。
皆んなが自分に駆け寄って来る景色に変える為に、俺はまだまだやり続けます。
必ずまた這い上がる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今シーズンも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いします。
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