今回日記を担当させていただくことになりました3年の柴川将来です。
「最後はハート」
これは高校時代の監督がよく言っていた言葉で、
ゴール前は気持ちで突っ込め、シュートを打たれそうなら気持ちで体を張って守れ、気持ちがないと技術があって上手くてもダメ、最後は気持ちが強い奴が勝つ、目の前の相手に負けるな、気持ち次第でなんとでもなる、
つまり気持ちを前面に押し出せという意味が込められたと思います。俗に言う精神論、根性論だけど、高校時代の自分は気持ちがあればどんな事もどうにかなると思っていました。
しかし、福岡大学のサッカー部に入部したら、自分よりも圧倒的にうまい選手が沢山いて、その差は全てにおいて歴然でした。そのため自分との圧倒的なレベルの差を痛感し、気持ちだけではどうにもならないことを実感しました。なんにもできない自分が嫌になり、色んな事に対して自分ができないための言い訳や理由、逃げ道などを勝手に作って、できない自分を正当化し、色んな事から逃げてしまったりして無駄な時間を過ごしてしまうことが多くありました。
だけど、大学生という事で多くの時間があり色んなことを見たり経験したり、色んな人に出会い話を聞いたりしていくうちに気持ちの大事さ、何事もやっぱり最後の最後は気持ちであるということに気付けました。サッカーだけでなく、日々の生活の中やこれから社会に出て社会人として働く上でどんな物事も気持ちで始まり最後は自分の気持ち次第だと思います。もちろん、気持ちが強いだけで試合に勝てたり、プロになれたり、いい会社に就職できるわけではありません。
その物事に対してちゃんとした努力、アプローチをした上で結局最後の分け目は気持ち、ハートであると改めて感じます。
自分には弱さや足りないところが沢山あります。
でも、その弱さを悲観的に見るのではなく、どうやって良くするのか?や、今何をするべきなのか?といったことなど
常に自分にベクトルを向けてひたすら考え続ける、
こういった単純でシンプルな事だけどその大切さ、重要さに最近ようやく気付けました。
今やっていることが正解であるか間違っているかは今すぐにはわかりません。けど、これから先5年、10年後と今よりも歳を重ね振り返ってみて、やっててよかったなと思えるように、もっと今の自分を変え、熱く闘っていきたいと思います。
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