こんにちは。今回、選手日記を担当させていただきます。スポーツ科学部スポーツ科学科3年の川副 知樹です。
まず初めに日頃より福岡大学体育会サッカー部へのご支援、ご声援をして下さり、ありがとうございます。心から感謝しております。
そして、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、最前線で戦ってくださっている医療従事者の方々、リーグ戦等の開催にあたり、ご尽力していただいている関係者の方々に心から感謝申し上げます。
『、、、、、、、、、、、』
上の『』に普段読む本の歴史上の偉人の名言など載せて話を展開しようと思ったが、①努力すれば叶う論②天才はいない論③毎日がチャンス論といったところで集約することができると思ったので、今回はやめることにしよう。
代わりに今私が、サッカーというスポーツを通してどういう心境でプレーしているか綴りたい。
1年生 周りの上手さに圧倒され辞めようか考えた。しかし、ある学生コーチが3か月止める・蹴るの練習しかしなかったが故に上手くなりサッカーが更に面白くなった。
2年目 コロナウイルスの影響でイレギュラーな状況だった去年、私がいたカテゴリーでは、TOPの試合に絡まない4年生がチームを引っ張り、プレーでも圧倒され私自身は何も残すことができなかった。常に憧れの存在。超えることのできない壁。自分が出れなかったとしても、チームが勝てれば良いという思考に陥っていた自分が時々いた。
月日は経ち、学年は上がり3年となった。就活もあり、残った4年生は7名。4年生全員TOPチームということはそれより下は実質3年生が最上級生ということになる。さらに、練習メニューや試合の戦術は選手自身で考えるという状況。コーチが練習に介入することはない。
自然と心境は変わった。
俺が勝たせるという責任感。リーダーという自覚。勝利への渇望。
誰かに頼って他責にしたり、何かにすがりたくない。
先日、TOPチームと私の所属しているカテゴリーで紅白戦をした。結果は、大敗。チームの結果がすべて自分に降り注いでくるような感覚になった。久しぶりに心の底から悔しい思いをさせられた。自分の力(プレイヤーとしても人としても)はこんなにも足りないのか?とこの立場になり、改めて昨年の4年生を尊敬させられた。同時に次は勝つという衝動に駆られた。
もう昨年のような言動はとれない。今の立場やチーム内における役割というのは自分自身を成長させてくれている。存在意義という言葉をよく用いるが、私の存在意義は『競争により、このチームを強くすること。又、競争を促すこと』と自己定義している。
7月にはIリーグ(TOP以下のカテゴリーが出場する試合)が開催される。選手としての価値を表現したい。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも福岡大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願いします。
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