福岡大学サッカー部

本日、行われましたIリーグ予選リーグ第3節の結果について報告させていただきます。

【Iリーグ予選リーグ第3節】7/7 福岡大学Bselect 2-1 九州共立大U-22

第3節 7月7日 13:15 Kick off @九州共立大グランド　気温：　30°C　　天気：晴れ

福岡大学 2(1-0)1 九州共立大学U-22
得点者
福岡大学：13′ 50’村上
九州共立大学：90’薮田

福岡大学メンバー表

マッチレポート

30C°を超える猛暑の中試合はキックオフした。引き分け以上でグループリーグ突破が決まるが、相手も勝てば突破の可能性を残していたため、すごく難しいゲームとなったが先制したのは福大だった。前半13分に左サイドからFKを獲得すると新城がロングボールを蹴り込む。相手がヘディングでクリアするが、ペナルティアーク付近で待っていた村上がクリアをノーバウンドでボレーシュートをゴール右上に豪快に決める。その後は勝ちしか突破がの可能性がない共立大U-22にボールを握られる展開が続くが、大嶋を中心に身体を張ったディフェンスでゴールを許さない。共立大U-22も牧野のミドルシュートがクロスバーに当たるなどチャンスを何度も演出するがなかなか得点につなげることができない。福大は縦パスをカットし、サイドの木村、川元を起点にクロスを何本も上げるがシュートまで持ち込めず、そのまま前半が終了する。ハーフタイムで渡邊に代えて平山を投入。キックオフから福大は攻撃の勢いを増す。すると50分に左コーナーキックを獲得。村上が蹴ったボールは直接ゴールに決まり福大が2-0とリードを広げる。2-0とリードを広げられた共立大U-22は前線に高い選手を並べ、ロングボールを蹴り込んできたが、大嶋、平山、途中出場の出口が弾く。また、GK山之内のファインプレーが今日は何度もチームを救いなかなか失点を与えなかった。しかし、後半アディショナルタイムにクロスのこぼれ球を押し込まれ2-1。ここでホイッスルが鳴り福大がグループリーグ3勝で予選を突破した。

監督コメント

福嶋洋コーチ … 今日は引き分け以上で上位リーグ進出が決まる大事なゲームでした。
この大事なゲームをチーム唯一の4年生、村上の2ゴールで勝利することができました。彼は普段FWの選手ですが、怪我人が多い事情により、不慣れなボランチとして出場する事が多いのですが、試合を重ねる毎にフィットしてきており、彼の戦術理解度、献身性、また何事も吸収しようという姿勢は後輩にとって良い模範となっています。
チームとしては相手とシステムが噛み合わない中、選手間でもっと多く状況確認をしコミュニケーションを取る必要がありましたが、それらが不十分で相手にボールを支配される時間が多くありました。後半の残り 20分程は相手にシステムを合わせましたが、自陣に来られてもボールに制限がかからないなど多くの課題がありましたが、DFリーダー大嶋、今期初出場のGKが山之内中心にピンチを防いでくれました。
試合終了直前に失点をしたのは悔やまれますが、チーム練習の時間が取れないこのチームは毎試合がチームのすべきことを共有する大切な時間です。振り返りを他チームの何倍も時間をかけチーム力を上げていく必要があります。上位リーグでも勝利を重ねるべく、これから多くの課題を修正していきたいと思います。
本日も遠方まで応援に来ていただいた皆さまありがとうございました。

選手コメント

大嶋凌成 … アウェイという厳しい環境のなかで相手にボールを握られる時間帯が多くあったが、少ないチャンスをものにできたことは収穫があった。相手にボールを動かされる中で自分達がピッチの中で前向きな守備のチャレンジをして、それに対して課題がでたので良い改善に繋がると思う。しかしディフェンスは90分守り切っても最後で失点をしてしまえば評価はないと思うので厳しい目をもってやっていきたい。応援ありがとうございました。

岩本侑大 … 今日はIリーグ初のアウェイでジャッジも厳しいなか、自分たちの決め事である、球際＋切り替え＋運動量をしっかり意識してチーム全体で戦えたことが今日の勝利につながったと思います。個人的には、課題がたくさん出た試合でした。だから、来週の練習から今日出た課題とBセレでの決め事をしっかりと意識して上位リーグに向けて練習していきます。