12月2日に行われましたIリーグ全国大会 準決勝の結果について報告させていただきます。
【Iリーグ全国大会 準決勝】12/2 福岡大学 1-2 国士舘大学U22A
準決勝 12月2日 10:30 Kick off @非公開 気温: 9°C 天気:晴れ
福岡大学 1(0-1)2 国士舘大学U22A
得点者
福岡大学:82分 岸本
国士舘大学:5分 朝倉、74分 坂巻
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 16 | 八井田 舜 | GK | 1 | 津村 和希 |
DF | 3 | 山下 葵 | DF | 12 | 末次 颯 |
DF | 4 | 越道 雄大(→岸本) | DF | 13 | 村山 勘治 |
DF | 5 | 磯谷 駿 | DF | 14 | 不破 将生(81min,) |
MF | 2 | 林田 友彦(→大原) | MF | 8 | 日高 智也(69min.) |
MF | 6 | 荒木 慶翔(→日高) | MF | 17 | 岸本 大雅(81min.) |
MF | 7 | 川元 翔太 | MF | 18 | 大原 竣介(HT) |
MF | 10 | 高原 大騎 | MF | 20 | 大場 秀斗 |
FW | 9 | 松尾 亮汰 | FW | 15 | 合戸 倫太郎(69min.) |
FW | 11 | 出上 直樹(→不破) | |||
FW | 19 | 藤本 翔(→合戸) |
マッチレポート
(試合映像はこちらから)
愛知学院大との2回戦から息つく間もなく、連戦での準決勝に臨んだ。相手はIリーグ関東決勝で法政大学を下した関東地区1位代表の国士舘大学となった。
決勝進出を懸けた一戦は試合開始早々にいきなり動いた。国士舘大FWが右サイドからペナルティーエリア内に侵入したところを福大DFがたまらず倒してしまいPKを与えた。国士舘大10番 朝倉が冷静に決め、A2は前半4分に先制される苦しい展開となった。まずは1点を返し同点にしたいA2だったが、先制された焦りから不用意なミスが増え、かえって相手に主導権を渡す場面がみられるようになった。中盤での相手の早い出足、相手DFラインの高さに対して自分達のリズムを作り出すことが出来ずに1点のビハインドのまま前半を終えた。
ハーフタイムにはDF2 林田に替えてMF18 大原を投入し、苦戦していた左サイドの守備の改善と攻撃の流れを引き寄せるために交代カードを切った。
後半開始からは相手の出足の早さにも対応でき、徐々にサイドから攻撃に転じる展開を作り出すことが出来始めた。後半25分にはMF8 日高、FW15 合戸の2枚を投入し攻勢に出ていく。国士舘DFの固い守備にあと一歩のところでゴールを奪うことが出来ずにいると、一瞬の隙を突かれてCKから失点してしまう。攻撃に出るしかないA2はDF4 越道に替えてMF17 岸本を投入し、5枚だったDFラインを4枚に変更することでチーム全体として攻撃に枚数をかけて国士舘大ゴールに迫っていく。後半37分には左サイドを突破し上がったクロスに岸本が合わせ1点を返した。投入から1分後、交代からファーストタッチでの得点となった。
試合終了までの10分間、常に相手ゴール前にボールがある状況の中で幾度となくチャンスを迎えるも最後まで国士舘大の強固な守備を崩すことが出来ず、1-2で悔しい敗戦となった。
以下、Iリーグ全国大会2021の最終順位
決勝 関西学院大 6-2 国士舘大
優勝 関西学院大学
準優勝 国士舘大学U22A
3位 福岡大学A2
3位 拓殖大学 ※3位決定戦は無し
監督コメント
監督 村山 仁允
今シーズン、サッカー部として目標に掲げてきた「全国ベスト4」への進出をかけて、A2がIリーグ全国に臨み2回戦で愛知学院大学B2と対戦しました。
試合では強風に悩まされましたが、前半に松尾亮汰(FW9番)と出上直樹(FW11番)が奪った2点を守りきり、しぶとく戦い掴み取った“全国4強”となりました。
準決勝では関東地区第1代表の国士舘大学U-22Aと決勝進出をかけて戦いました。
試合前のミーティングでは、1年間やってきたことに自信を持ち、この舞台で試合ができることに感謝して相手に全力で立ち向かおうと、そして福岡大学としての誇りを持って仲間たちのためにも勝って決勝へ駒を進めようと伝え試合に入りました。
試合は、昨日の2回戦同様強風に悩まされる展開になり、風下となった前半は耐える時間が多くなりました。さらに前半5分にドリブル突破でペナルティエリアに侵入してきた相手を倒してしまい、PKで先制点を奪われ追いかける苦しい試合展開となりましたが前半をこのまま凌ぎ0-1で折り返しました。
ハーフタイムには、自分たちからアクションを起こしチャレンジすること、必ずチャンスが来るので最後まで諦めず戦うことをチームとして確認し後半に臨みました。
後半に入り、スタートから投入した大原竣介(MF18番)のスピードに乗ったドリブル突破などで相手ペナルティエリアへの侵入回数も増え攻勢に転じる展開となりましたが、数多く作り出したチャンスもあと1歩のところで得点を奪うことができず0-1のまま迎えた74分に相手CKのこぼれ球をヘディングで押し込まれ、痛恨の2点目を献上する形となりました。得点を目指し選手交代とシステム変更をした直後の82分に左サイドのクロスボールに合わせた岸本大雅(FW17番)が1点を返し1点差としましたが、試合終盤での猛攻も及ばず1-2で試合終了となり決勝進出は叶いませんでした。
ただ、今大会に九州代表として、福岡大学の代表として最後まで全力で戦った選手たちはとても頼もしく誇らしかったです。この悔しい経験を自身のステップアップに繋げ、さらにサッカー選手としてもひとりの人間としても成長していったほしいと思います。
今大会で感じた“あと1歩”というこの「差」を乗り越えるために、また前を向いて高い志を持ち日々精進いきたいと思います。
最後に、今大会に出場するにあたり多大なサポートをいただきました大会関係者の皆さま、熱い応援をいただきましたサッカー部の仲間たち、支えてくれたチームスタッフ、すべての皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
引き続き、福岡大学をどうぞよろしくお願い致します。
選手コメント
チームキャプテン
3年 大場 秀斗
勝ったらIリーグ全国決勝が決まる試合で、試合前から全員が勝つという強い気持ちを持って望んだ試合でしたが、開始早々失点を許してしまい、後半には追加点も決められてしまいました。それでもベンチを含め全員が諦めることはなく、戦い続け一点を返すものの逆転までは届かず負けてしまいました。
今シーズン全国4強を目標としてやってきて、全国3位という結果で目標自体は達成しましたが、全員がもっと上を目指していたため、この結果に納得できていないと思います。来年では、関東・関西のチームにも引けを取らない強いチームになるよう日々の練習から精進していきたいと思います。
オンライン中継などを見て、応援していただきありがとうございました。
2年 越道 雄大
日頃より福岡大学サッカー部へのご支援、ご声援誠にありがとうございます。
Iリーグ全国決勝進出に向けて、チームが一つになって挑みました。関東のトップレベルに対して福岡大学のサッカーを表現できたと思います。
準決勝敗退という形で今シーズンのA2の活動が終わりました。最後までこの最高のチームでプレー出来たことを誇りに思います。
また練習からプレーの一つ一つに拘りを持ち、チームとしても個人としてもレベルアップしたいと思います。たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
12/8(水)13:30 kickoff🔥
〇全日本大学サッカー選手権〇
vs高松大学
たくさんの応援よろしくお願いします📣