本日、行われましたIリーグの結果について報告させていただきます。
【Iリーグ決勝トーナメント 決勝戦】10/30 福岡大学A2 2-0 日本文理大学I1
決勝 10月30日 17:00 Kick off @福大グラウンド 気温: 15°C 天気:曇り
福岡大学A2 02(1-0)0 日本文理大学I1
得点者
福岡大学:40分 松尾、49分 藤本
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 津村 和希 | GK | 16 | 八井田 舜 |
DF | 4 | 越道 雄大 | DF | 3 | 末次 颯 |
DF | 5 | 磯谷 駿 | DF | 23 | 大場 秀斗 |
DF | 20 | 山下 葵 | MF | 2 | 森 喜大(60′ in) |
MF | 6 | 荒木 慶翔(60′ out) | MF | 8 | 日高 智也(78′ in) |
MF | 7 | 川元 翔太 | MF | 13 | 村山 勘治(60′ in) |
MF | 10 | 重見 柾斗(78′ out) | MF | 18 | 大原 竣介(71′ in) |
MF | 14 | 青木 慧大(71′ out) | MF | 22 | 前田 唯翔 |
FW | 9 | 松尾 亮汰 | FW | 15 | 合戸 倫太郎 |
FW | 11 | 出上 直樹(60′ out) | |||
FW | 19 | 藤本 翔 |
マッチレポート
Iリーグ九州大会の連覇。そして福大ダービーでB selectに勝利しB selectの選手たちの思いも背負いながら挑んだ決勝戦。相手は去年の決勝と同じカードとなった日本文理大学I1。
立ち上がりから相手コートでのプレーを意識し果敢に攻め込む。重見や出上のドリブル突破や青木のクロスなどで何度もチャンスを作るがゴールには届かない。相手カウンターでピンチな状況になっても津村と越道を中心に強固な守備を見せる。
前半40分に試合が動く。出上のドリブルから逆サイドにいた青木へ展開する。青木のクロスを松尾がヘディングで合わせて先制点を取ることに成功。
後半開始4分でコーナーキックの折り返しから山下がPKを獲得。藤本が決めて追加点を挙げる。その後も藤本のポストプレーの強さを使ってゴールを狙いダメ押しの3点目を奪おうとするがなかなか入らない。文理I1のロングスローなどの果敢の攻撃も粘り強い守備で失点を許さず2-0と勝利を収め連覇を達成した。
監督コメント
A2監督 村山仁允
Iリーグ2021九州の決勝カードは昨年と同様、福岡大学A2対日本文理大学I1で争われることになりました。
「連覇」の福大か?「リベンジ」の日本文理大か?というお互いの強い思いがぶつかり合う試合となりました。
試合前のミーティングでは、福大としての誇りを胸に覚悟をもって戦うこと、支えてくれている方々に感謝し必ず優勝して恩返ししようと伝え試合に臨みました。
前半、お互いフォーメーションでミラーゲームになった相手に対し、1対1の球際や攻守の切り替えの出足の部分で相手を上回ることで試合の主導権を握る展開となりましたが、最後のラストパスの精度やフィニッシュの精度を欠き、なかなか先制点が奪えない嫌な展開になりかけた前半40分、出上直樹(MF11番)からのスルーパスを受けた青木慧大(MF14番)が右サイドからクロスボールを上げ、相手に競り勝った松尾亮汰(FW9番)がヘディングシュートを決め、チームにとって非常に大きい先制点をあげ1-0で前半を折り返しました。
ハーフタイムには、攻撃中のリスクマネジメントの確認、後半勝負になる展開の中で「次の1点」を大事に戦うことを伝え後半戦に臨みました。
後半開始からも積極的に相手DFラインの背後のスペースにアクションすることでチャンスを作り、後半5分にはコーナーキックのこぼれ球の攻防の中で山下葵(DF20番)がペナルティエリア内でファウルを受けPKを獲得し、そのPKを藤本翔(FW19番)がしっかりと決め試合を優位に進めるための重要な追加点を奪いました。
後半15分には、中盤でのヘディングの競り合いで荒木慶翔(MF6番)が負傷するアクシデントもありましたが、村山勘治(MF13番)や津村和希(GK1番)といった4年生を中心に慌てることなくしっかりと集中力を保ち続け、相手に得点のチャンスを与えませんでした。
勝利のために、試合終了のホイッスルまでピッチに立っているメンバーとベンチメンバーが一体となり、最後まで高い集中力でハードワークし続け、見事2-0でIリーグ2021九州を優勝し全国大会の切符を手に入れることができました。
今大会、決勝トーナメントを戦うごとにチームが逞しくなり勝負強くなったこと、決勝戦を含めたトーナメント4試合を失点0で終えたことは、とても素晴らしかったと感じています。
これも、日々のトレーニングからお互いを高め合うために切磋琢磨し、タフにトレーニングを積んできた成果だと思います。
これから迎えるIリーグ全国大会に向けて、今に満足することなく、さらに強いチームを目指しまたトレーニングに励んでいきたいと思います。
最後に、コロナ禍のなか今大会を開催していただきました関係者の皆さま、試合をLIVE配信していただきました株式会社グリーンカード様、保護者の皆さま、そして会場設営や運営をはじめとする準備、試合での熱い声援でピッチの選手の背中を後押ししてくれた福岡大学サッカー部の仲間たち、本日は本当にありがとうございました。
引き続き、福岡大学サッカー部をよろしくお願い致します。
選手コメント
4年 津村和希
日頃より福岡大学サッカー部を応援していただき有難うございます。今日の試合は個人的には4回目のIリーグ九州の決勝戦でした。
監督である村山コーチの言葉をお借りするなら、今日の試合は「自信」と「誇り」を持って戦う事ができたと思います。
サッカー部の部員、女子サッカー部員、そして何よりも準決勝で対戦したBselectのメンバーが観戦や運営をしてくれていた姿を見て、我々は絶対に勝利しなければならないと感じていました。九州を優勝し、我々は全国大会への出場権を得る事ができましたが、全国では挑戦者になります。受け継がれている福大DNAを全国大会の舞台で発揮する為にも1ヶ月間、チームを成長させて臨みたいと思います。
2年 越道雄大
日頃より福岡大学サッカー部へのご支援、ご声援誠にありがとうございます。
Iリーグ決勝トーナメント決勝戦を2-0で勝利し、優勝、全国大会への出場権を獲得できました。Iリーグ連覇という目標を掲げ、毎日トレーニングを真摯に取り組んできました。上手くいかない時も上級生が中心となってチームを引っ張ってくれました。
この勝利は間違いなく福岡大学サッカー部が一丸となって掴んだ勝利です。12月に行われる全国大会で優勝する為に、日々の練習に拘りを持ちながら取り組んでいきます。
本日はありがとうございました。
1年 松尾亮汰
福岡大学サッカー部へのご支援、ご声援をして下さり、ありがとうございます。
今日は連覇のかかった大事な試合でした。ピッチに立てていない仲間や、Bselect、B2の人たちのためにも覚悟と責任をもって戦いました。先制点が大事だと思っていたので青木選手のクロスをゴールに流し込むことが出来てよかったです。個人的にはまだまだですが、決勝トーナメントから無失点優勝という形で終わることができ、守備陣にはとても感謝しています。ここで満足せずに全国ベスト4に向けて努力していきます。個人的にはA2で結果を残し続けトップチームで試合に出場できるように頑張っていきます。本日は運営、熱い応援本当にありがとうございました。