福岡大学サッカー部

予選総括
B2は選手兼監督の4年西元を中心に4年生が後輩を引っ張っていくチーム構成となった。福大３チームの中で最も学年の幅のあるチーム故の難しさがあったが、経験豊富な4年生がピッチ内外関わらずにチームをまとめていった。
開幕戦の日経戦は両チームが固いゲームを展開した中で一点を守り切り、勝ち点３を掴んでリーグの開幕を飾った。2節共立大戦はアウェイゲームの中、攻守ともに課題の残る引き分けとなった。3節はアウェイ２連戦目で文理大I4との対戦となったが、守備に追われる展開となり１−４での敗戦となった。続く4節は文理大I1とのゲームだったが、リーグ首位の相手に地力の差を見せられ２−５と文理大２チーム相手に辛酸を舐める結果となった。5節は九産大のリーグ辞退により３−０の不戦勝扱いとなった。最終節まで決勝T進出の可能性を残したまま、久留米大との一戦は他力要素も残っていた為、得失点差をプラスにしたかったが４−２と不用意な失点を重ねてしまった。
結果として最終節で他グループの３位だった文理大I3が熊本学園大に１−２で敗戦したため、各グループ３位中２チームに与えられるワイルドカードを勝ち取り、最後の一枠での決勝トーナメント進出を決めた。幸運な展開あったことは間違いないが、試合を経験するごとに4年生の背中を見て１、2年生が成長し、チームとしてまとまれた事がも結果を出せた要因だった。大学サッカー最後の一年に懸ける想いの強さが決勝トーナメントへの扉をこじ開けた。チームとしてはまだ成長途中にあり、決勝トーナメントでの一試合が貴重な経験となっていく。これまで福岡大学サッカー部を支えてきた4年生と、これからのサッカー部を担っていく1,2年生の融合でIリーグ九州の頂点を目指していく。