こんにちは、福岡大学サッカー部2年の前田悠馬です。今回の選手日記を担当させていただきます。よろしくお願いします。
さて、今回私がお話しさせていただきたいのは「ポジティブに考えることの重要性」です。
私は幼稚園に通っていた時からサッカーを始め、小中高とサッカーを続け、このサッカー部でもサッカーを続けさせてもらっているという状況です。一見ポジティブに考えることとは何も関係ないように見える文章ですが、実際に関係してくるのは小中高と私がどんな生活を送ってきたかというところです。
先ほどにも書いたとおり、私は幼稚園でサッカーを始め、小学校で地元のサッカークラブに所属し、友達と6年間過ごし、中学でクラブチームに所属し、サッカーの強い高校に入学し、大学、もしくはプロ選手になる、そのような夢を持っていました。まあ、夢と書いている通り、実際にはそのようなことはなく、小学1年生の終わりに、親の仕事の関係で、一家でパキスタンという所謂発展途上国に三年間過ごすことになったわけであります。当時の私にとってはパキスタンという国のことを知らなかったし、そこに何の交友関係もなかったわけですから、行きたくない、日本に残って友達と遊んだりサッカーがしたいという気持ちが勝っていました。パキスタンで生活をしている中で、日本とパキスタンの違いを肌で感じたり、いろんな人と出会いその人から話を聞いていく中で、私の考え方というものは大きく変わることとなりました。それが「何事にもポジティブにとらえよう」ということです。
私が出会った人の中には国連関係で働いている人など、世界中を回って仕事をされている方が多くいました。その方たちから聞く各国の話、先進国と発展途上国との違い、日本という国の環境はどれだけ恵まれているのか、など、たくさんのことを話していただきました。その話から私が生活できているこの環境というのは奇跡と呼べるに近い状況なんだと実感することができました。そして私が置かれているこの環境、これから起こっていくであろう苦しいこと、つらいこと、すべてにおいてポジティブに考えることでどんなことにも挑戦できるし、毎日を楽しく過ごせることができる。そのように考えることができるようになりました。
この考え方ができるようになったことにより、日本に帰ってきてからの生活が変わり、毎日を楽しく過ごせています。それは大学生となった今でも変わっておらず、日々、私の目標に向けた生活ができています。これはサッカーにおいても一緒で、日々練習ができること、他学校のチームと試合ができることに感謝し1プレーに全力を込める、これらのことを大学生活だけでなく、卒業して就職してからもずっと自分の芯においておくことで一人前の大人というものになれるのではないかと私は考えています。
長々と書いて、ところどころ何を言っているのかわからないところがあったかもしれませんが、この文章の中で私が一番に伝えたかったのは何事にもポジティブに考えることで自分の生活を今までの2倍3倍以上により良いものに変えていけるということです。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも福岡大学サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。
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