福岡大学サッカー部

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JICA青年海外協力隊

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先日、JICA青年海外協力隊としてボリビアに派遣されていた福岡大学サッカー部の6名が40日間の活動を終え、無事帰国いたしました。ボリビアという地での活動を通して、それぞれ吸収してきたことをチームにも還元してもらいたいと思います!

 

派遣隊員として活動した選手コメント

4年 渡邊 翔太

青年海外協力隊の短期派遣でサッカー隊員として40日間ボリビアでの活動が終わりました。
僕にとって初海外で、全てが新鮮で最高でした。本当にボリビアに行って良かったです。海外から帰ってきて将来への選択肢も増え、色んな視点で物事を考える想像力も身についたなと自分の成長に実感しています。この経験を糧にしてこれからの活動に活かしていきたいと思います。

4年 瀧皆斗

こんにちは!
ボリビアからの帰りは
30時間飛行機移動でした。
めちゃくちゃお尻が痛い笑笑
ボリビアで感じたこと。

それは

「当たり前って何?」

日本人は

小学生になり
中学生になり
高校生になり
大学生になり
就職活動をして社会人になる。

これが日本のいわゆる普通。

ボリビアでは
学校に行かず
ガムやチョコを売ってくる子供がいたり、
スーパーで物乞いをしている
5歳くらいの子供がいたり、
学校へ行かず働いている子供たちがいたり。

そういう子供達もいるのが
ボリビアの当たり前。

何が自分にとって
当たり前なのか
めちゃくちゃ考えさせられました。

そして思いました。

当たり前は当たり前でないということ。

日本から見る世界。
世界から見る日本。

今回はボリビアから見た日本でした。
そこから見ると日本は
めちゃくちゃ恵まれていると感じました。

なぜそう思ったのか?

僕たちの最後の活動先である
スクレという街で
サッカーの指導を行いました。

そこは
練習場は駐車場で
雨が降ると水たまりで
8割グランドが使えなくなる。
また、石がめちゃくちゃ転がっていて
こけるとめちゃくちゃ痛い。
そんな所で子供達は練習をしていました。

そして週末に試合がありました。

決勝は相手はプロの下部組織。
日本でいうとアビスパ福岡の下部組織と
どこかの町クラブが戦うくらい相手は格上でした。

僕は鳥肌が立ちました。

このような環境でしている
子供達が下部組織相手に互角に戦う。
普段の練習も水たまりがあるからとか
石がありこけると嫌だからとか
文句を一回も言わずに泥臭く戦う。

ただ1つのボールを追いかける。

上手くなりたいために。
勝つために。

本当に現地の人たちから学ぶ事が多かったです。
環境を理由にせず、物事に必死に取り組む。
まじですごいなと思いました。

日本は本当に恵まれていると思います。

僕が小学生でサッカーしてる時は

毎日
送り迎えを車でしてもらい
サッカーするための道具
ボール
スパイク
レガース
服を揃えてもらい、

そしてグランドも土が整備されている
めちゃくちゃ広いコートがあり

帰ると
美味しいご飯を作ってくれて
温かいお風呂をためてくれて
気持ちいいベッドで寝る事ができる。

こんなの当たり前じゃんと
思うかも知れません。
でも世界から日本をみると当たり前ではない。

僕たちは同じ地球にいるのに
そのことを知らないだけ。

ボリビアではこれが当たり前ではない。

本当に僕は幸せだったんだなと感じました。

しかし、
日本人は環境が良すぎて環境に甘えてしまう。
そんな人もたくさんいると思います。

だから、まずは
今の環境は
当たり前ではないということを認識しながら
これから僕自身も色んな人に感謝し、
子供達にも
今の環境が当たり前ではないことを
自分の言葉で伝えていきたいと思います。

4年 西元耀星

Hola!
まだ時差ぼけが治らない
新4年の西元耀星です。

私自身初めての海外で、40日間の活動で、目に入るもの全てが驚きで、刺激的な毎日を過ごすことができました。

JICA事務所そして、サポートして下さった長期隊員の工藤さん、遠藤さんには心から感謝したいと思います。
今回は、この40日間を通して私が感じたことや考えたことを書いていきたいと思います。

皆さんは、発展途上国という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?

様々なマイナスなことを多くの人は想像すると思います。私もその1人でした。

しかし、実際に足を運ぶことで、現地のリアルを知ることができました。

結論から言うと
私の想像はほとんどが間違いでした。

確かに、インフラが整っていない地域もあり、歩道で生活している人も結構いました。実際に泥にバスがハマってしまい、みんなでバスを押したりもしました。

でも、日本と変わらないぐらいのショッピングモールがあったり、綺麗な公園や学校もたくさんありました。これは、学校の授業だけでは知ることはできませんでした。

そして、何よりも間違っていたのは、
現地の人たちの「幸せ」です。

私は、生活環境が整っていて、お金に困らずに何の悩みもないことが「幸せ」だと思っていました。だから、発展途上国の人たちは幸せではないと、勝手に決めつけていました。

しかし、実際にボリビアに来てみると、どこに行っても、みんな笑顔で毎日楽しそうに生きていて、そこにはそれぞれの「幸せ」が溢れていました。

挨拶をすればみんな笑顔で返してくれます。
仕事の昼休みに公園で気持ちよさそうに昼寝をしてる人もたくさんいます。
時間に縛られず、自分の感情のままに生きていて、人間そのものという感じがしました。

ボリビアの人たちは基本的に開始時間を守りません。実際、授業に誰もこないこともありました(笑)
しかし、終了時間はきっちり守ります。これは学校も仕事も同じです。また、仕事の昼休みは3時間ぐらいあります。

これが「良い」とか「悪い」とかいう話ではなく、文化の違いだし、多様性だと思います。

良くも悪くも仕事に対して責任感がない。あくまで仕事は生きるためのツールであって、そこまで重要視していない感じです。

日本人は仕事に対して丁寧だし、最後までやり遂げようとする責任感が強い。
だからこそ、日本人は世界から信頼されるし、誠実な国だと言われるのだと思います。

逆にボリビアは言ってしまえば適当(笑)
でも、日本のように仕事に追われて自殺するような人が少ない。

では、どちらの生活が幸せでしょうか?

答えはどちらも正解だと思います。これも、仕事や幸せに対する考え方の多様性です。

場所が違えば当たり前だって違います。

当たり前は国によって違うし、人それぞれでも違うと思います。

何が言いたいかと言うと、生活環境や幸せの概念、当たり前や常識など、全てのことに多様性があるということ。

そして、決して自分の当たり前や常識を他人に押しつけてしまってはいけないということです。

この人生の中で培った日本の当たり前。でも今回ボリビアに来て知ったボリビアの当たり前。
生きてきた環境が違えば当たり前は違います。

その「当たり前の多様性を理解し、相手のことを理解し、尊重してお互いの良さを認め合うこと。」

これこそが生きていく上で一番大切なことではないかと私はボリビアに来て感じました。

仕事や学校でも色んな人がいて、色んな考え方が溢れています。馬が合わない人もいるかもしれません。

でも、それこそ当たり前であって
その人を敬遠し、関りを辞めるのではなく、その中でもその人の良さを見つけ、尊重し、協力していこうとすることが大切なんだと思います。(これもあくまで私の考えであり、当たり前です。)

もし、それが嫌なら自分の当たり前に近い国や場所、コミュニティーの中に身を置けばいいだけです。

でも、私はそれでは物足りません。
自分の知らないことをもっと知りたい。
感じたことの無い感情になってみたい。
刺激のある毎日を送りたい。

ボリビアに来て、そう改めて感じました。
世界をもっと見てみたいと強く思いました。

将来、何になりたいかまだ明確になっていません。でも、何かしらで世界と日本とを繋ぐ架け橋のような存在になりたいと思います。

最後に、みなさんに伝えたいのは、
日本は本当に整っていて、何にでもチャレンジできる国だということです。

ボリビアのクラブのグランドは、そこら中に石や岩があり、コンクリートの部分があったり、雨の次の日は水溜りがそこら中にできてしまう小さな駐車場です。もはやグランドと呼んでいいのかも分かりません。

日本では考えられないような環境で練習している子供たちが世界にはいます。

そんなグランドでも、思いっきり突っ込むし、一生懸命ボールを追いかけていました。
そして、グランドに対して文句を言う子は1人もいませんでした。

その子供たちは心からサッカーを愛し、楽しんでいました。

技術は日本に比べたら低いかもしれません。
でも、諦めない姿勢やサッカーを心から楽しもうとする姿勢は日本より強いものを感じました。

サッカーを愛し、そして楽しみ、一生懸命取り組む姿に心打たれ、私が忘れていた、サッカーの本質の部分に気付かされた気がします。

みんな必死に生きているし、誰も環境のせいにはしていませんでした。

私はボリビアに来る前、上手くいかなかったり悩みが多かったりして「何で自分ばかりこんな不運なんだ」と思うことがたくさんありました。

でも、その悩みがあることだけでも本当は幸せなんだとボリビアに来て気付かされました。

「生きているだけで幸せ」
「毎日を楽しく生きる」

日本は人工芝のグランドで練習ができたり、欲しいと思ったものがすぐ手に入ります。

こんな環境で言い訳なんてできないし、自分がやろうと思えば何だってできます。

チャレンジしたくてもできない子がたくさん世界にはいる。何にでもチャレンジできるこの国で、毎日をただ過ごすのは本当にもったいないと思います。

だから私は発展途上国のために、少しでも力になりたいと思ったし、その為のチャレンジをしたいと思いました。

たくさんのことを考え、気付かされた、とても濃い40日間となりました。そして、どれだけ自分が無知でちっぽけな人間か知りました。

サッカーに国境はないし
挨拶さえできればどこでも仲良くなれる

そして、間違いなく言えるのは
「自分の目で見て、肌で感じる」
ことでしかリアルを知れないということです。

是非みなさんもいろんなところに足を運び、いろんなことを感じ、考えてみてください。

人生に正解はありません。
歩んだ道こそ正解だと思います。

たった40日間で何を大袈裟に言ってるんだ
と思うかもしれません。でも、それぐらい私にとっては大きな経験でした。

この経験を私の人生の正解に繋げていきたいと思います。

物凄く長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。
まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、この辺にしておきます。
Gracias! Chao!

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