「挑戦」
今回選手日記を担当させていただきます。福岡大学サッカー部1年のシューマッカーマシューです。
初めての選手日記なので自分の過去を振り返りつつ大学生活を通して何を目指していくのかを書いていきます。
長い文章ですけど、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
自分の生まれはオーストラリアのカブルチャー病院という家族が当時住んでいたゴールドコーストに近いところで生まれました。
1歳すぎに日本に引っ越して来たのでゴールドコーストでの記憶はないのですが、旅行で行った時は衝撃を受けた。今までに見たことがないくらい綺麗な海がずっと続いてるようなところだった。そこで育つという人生があったのかもしれない。
けど自分は親の仕事で北海道の安平町という田舎町に引っ越し、その町で育った。
日本語もわからずこども園に通い出して、周りの人たちとのコミュニケーションは困難でしたがとにかくたくさんの人と話して遊んでを繰り返してたら気づいたら日本語が喋れるようになっていた。
そして年長から小学校に上がる時にこども園の先生が監督をしていたFelire FCでサッカーを始めた。
小学校1〜5年生まではいろんなポジションをやっていて、キーパーを始めたのは小学校5年生の終わりくらいだった。
監督にはそれまでキーパーをしたいと言ってもダメだと言われ続けていたけれど、いきなりキーパーをさせてもらえることになった。
その理由は高校を卒業した時にやっと教えてもらえて、足元をつけさせるためにいろんなところをやらせていたことがわかった。
そんなこともあって小学校6年生からキーパーでトレセン選ばれたり交流戦に出たりしていたら、コンサドーレから呼ばれて中学校に上がるタイミングでコンサドーレのジュニアユースに昇格することになった。
中学1.2年ではあまり試合に出ることはなく、特に目標を持ってプレーはしていなかった。中3になってライバルの怪我などがあり試合に出始めると自分のプレーが日に日に良くなっていった。
そこからユースへの昇格を目標に毎日取り組み続けた結果ユースへ昇格できた。
ユースでは高1の時にクラブユースの全国で2試合に出させてもらって準優勝という経験をさせてもらってから自分はプロに挑戦したいと思い始めるようになった。
1年ではトップでの出番はなかったが、2年の途中からスタメンになりクラブユースに出させてもらった。ベスト16というよくない結果で終わってしまったが、出場した4試合で今までにない経験をさせてもらった。
3年のクラブユースで怪我明けの自分は1試合もピッチに立つことはなかったが自分ができるチームのサポートやその時試合に出てた1個下のキーパーへの声かけやサポートを全力でやり続けた。
2年の11月足首の手術をしそこから長いことリハビリをし続け、部分合流の一日目でハムストリングの肉離れで再離脱、またリハビリして部分合流を迎えた時内転筋の肉離れ。このような怪我を乗り越えクラブユースに間に合いはしたが、試合に出ることはなかった。
夏にトップチームのキーパー状況を見て自分にチャンスがあるのではないかと思っていたが、昇格のチャンスが少しでも残ってる限り自分は諦めないとやり続けたが、8月の半ばにスタメン級のキーパーが移籍してきてそのリリースを見た時にもうチャンスはないんだなって思っていた。
そこから他のチームに行きたいと思っていたが、トップチームの練習参加した後トップの菅野孝憲さんと話をして大学に行くことを決めた。春から大学の練習参加の誘いはあったが、自分が行きたいと思う大学はなかった。
その中で自分は大学を探していたところ、たまたまYouTubeで見ていた那須大亮さんのYouTubeチャンネルで福岡大学の密着をしていて、ここにいきたいとコーチに言って練習参加することになった。
2日間練習参加をしてから自分は特待とか学費免除など何もなかったけど、このチームでプレーしたいと思い福岡大学への進学を決めた。
現在入学してから約6ヶ月が経って前期の途中からリーグ戦に出させてもらっている。まだプレーも良くないし体も理想の状態ではないが自分のできることをやり続けてきている。
自分が目指しているのはプロ。そこに挑戦するためには大学の期間でどれだけ自分を成長させることができるかが1番大事。
今の4年生と一緒にプレーできるのは約4ヶ月しかない。その中で自分はできるだけ4年生からいろんな要素を吸収したい。
一緒のチームメイトである以上試合に出ても出なくてもチームのために全てを出し尽くしたい。試合に出ている時は後ろから声を出してチームを盛り上げる。出ていない時はアップやベンチから声を出したり出ている選手のサポートをしたり、できることを最大限やり続ける。
今の自分にできることはこれしかない。学年が上がるごとにさらに厳しい環境にもなり、自分がプロに挑戦するための時間はどんどん減ってゆく。はやいうちにプロに挑戦するために全力でトレーニングや試合に挑み続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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