福大女子バレー部が全日本インカレ決勝進出、前年度王者筑波大を相手にして、セットカウント0ー2から驚異の粘りで2ー2に追いつき、フルセットしかもデュースの熱闘、初の全国制覇にあと1点まで迫る熱戦の末、最後は残念ながら準優勝となった。通算四回目の準優勝🥈であり、本当に誇らしい立派な結果だと言える。当然、良くやったと周囲は慰めてくれるが、戦った当事者にしかわからない悔しさがなかなか消えることはない。つまり、日本一を目前にしての準優勝がどれだけ悔しくて、辛いものであるかを私自身も痛感している。サッカー部は、過去全国大会の決勝戦に6回挑戦して、優勝は1回、準優勝5回の痛みを経験している。優勝は語り継がれるが、準優勝は記録には残るが、皆さんの記憶には残りにくい。地方大学が日本一を目指すには、常に関東圏上位校を撃破する必要がある。その為のたくましいメンタリティ、マインドセットがとても重要だと言える。「どうせ勝てないと思うなら、永遠に勝てる訳は無い。」だからこそ、敗れてもなお、挑戦する姿勢を持ち続けることが素晴らしいし、尊いと思う。どの競技でも関東圏の上位大学には高校時代の花形選手がズラリと顔を揃える。一方、地方大学にはトップ級選手は不在でも、無名の好素材が集まり切磋琢磨して急成長する選手がたくさんいる。でも挑戦した者にしか得られないものが必ずある。大学を卒業して社会に出ても、高い山を目指して諦めず挑戦した姿勢や考え方、行動力は必ず次の人生にも活かされていく。共に全国の頂点を目指す福大バレー部女子の粘り強く、笑顔になって前向きに闘い続ける姿に感動した。さあ、我々もあと一週間、最高の準備をして、険しい高い山の頂を目指そう!そこに可能性がある限り、挑戦の歩みを止めない者が必ず最後に勝利する。