本日、行われました第49回九州大学サッカートーナメント大会 決勝の結果について報告させていただきます。
【第49回九州大学サッカートーナメント大会 決勝】7/5 福岡大学 1(1-1)1 PK(4-2) 鹿屋体育大学
決勝 7月5日 17:30 Kick off @トランスコスモススタジアム長崎 気温: 26°C 天気:晴れ
福岡大学 1(1-1)1 鹿屋体育大学
PK(4-2)
得点者
福岡大学:37分 岡留
鹿屋体育大学:15分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 山田 陽介 | GK | 1 | 吉本 空雅 |
DF | 2 | 坂本 翼 | DF | 19 | 瀬山 陽生(110’in) |
DF | 3 | 和田 理央 | MF | 22 | 田中 佑磨 |
DF | 4 | 坂井 悠飛 | MF | 6 | 竹田 天馬(70’in) |
DF | 5 | 岩本 剛気 | MF | 26 | 金城 蓮央(98’in) |
MF | 7 | 芳野 凱斗(98’out) | MF | 13 | 稲田 翼(70’in) |
MF | 14 | 山田 蒼 | FW | 9 | 中山 桂吾 |
MF | 18 | 兼松 将(70’out) | FW | 23 | 白浜 光人 |
FW | 32 | 葭岡 遥来(70’out) | FW | 24 | 日谷 陵真(98’in) |
FW | 10 | 合戸 晴矢(98’out) | |||
FW | 11 | 岡留 零樹(110’out) |
マッチレポート
前半kickoff
前半2分、坂本のロングスローからこぼれ球を山田蒼がシュート、枠外。
前半16分、鹿屋の華麗な崩しから失点。0-1
前半38分、前線に岡留が抜け出し、キーパーとの一対一を冷静に流し込み、同点。1-1
前半45+3分、右サイドで葭岡が起点を作り、芳野のクロスに岡留が合わせるが惜しくもバーの上。
前半終了 1-1
後半kickoff
後半16分、相手に押し込まれシュートまで行かれるが、粘り強い守備で守り抜く。
後半25分 【交代】葭岡OUT 稲田IN
兼松OUT 竹田IN
後半終了 1-1
延長前半kickoff
延長前半8分 【交代】 合戸OUT 日谷IN
芳野OUT 金城IN
延長前半終了 1-1
延長後半kickoff
延長後半4分、坂井のインターセプトから坂本に渡り、シュートを放つもキーパーに阻まれる。
延長後半10分 【交代】岡留OUT 瀬山IN
延長終了 1-1
PK戦 4-2
PK戦までもつれた試合は福岡大学の勝利、そして九州大学サッカートーナメント優勝が決まった。
監督コメント
監督 児玉 進二
【Q. 試合を振り返ってみてどうですか?】
この決勝戦を迎えるにあたり、昨年の悔しさ、そして昨年卒業した先輩たちへの想いを胸に、これまで我々を支えてくださった歴代の卒業生、OB会、父母の会の皆様への感謝の気持ちを忘れずにプレーしようと選手たちに伝えました。
また、この大一番に諫早まで全員が駆けつけてくれ、彼らの最高の応援の中で、ピッチに立つ選手たち全員が「OUR TEAM」の精神を体現してくれたことに、心から感謝しています。
決勝の相手・鹿屋体育大学とはリーグ戦で一度対戦し勝利したものの、内容としては納得できるものではありませんでした。その反省を踏まえ、この1週間は「アグレッシブな守備」と「勇気を持ったボール回し」をテーマに準備を進めてきました。
試合序盤、17:40キックオフにもかかわらず、まだ強く残る暑さの中での立ち上がりでしたが、我々は前線から積極的な守備でプレッシャーをかけ、前回対戦時より高めに設定した守備ブロックが機能し、効果的に試合へ入ることができました。
しかし前半15分、相手の巧みなボール回しに幾度となくプレスを外され、最終的に右サイドを破られ失点。0-1とリードを許します。
それでも前半30分のクーリングブレイク明け直後、クリアボールの跳ね返りが相手CBに渡ったところを、合戸晴が猛烈なプレスで奪いにかかり、そのこぼれ球をいち早く岡留が拾い、GKとの1対1を冷静に制して同点に追いつき、1-1で前半を折り返します。
ハーフタイムでは、守備ブロックを下げずに高い位置を維持すること、プレスのポイントを明確にすること、そしてボールを動かして攻撃に厚みをもたせることを再確認し、後半に臨みました。
陽が落ち、涼しさを感じ始めた後半も、我々の守備の強度や走力は落ちることなく、むしろ高まっていきました。ショートカウンターや厚みのあるビルドアップから再三相手ゴールを脅かしましたが、鹿屋の粘り強い守備に阻まれ、得点には至りませんでした。
体調不良でベンチスタートとなった竹田・稲田を投入し、さらにギアを上げて攻勢に出ましたが、決定機を活かしきれず後半終了。試合は延長戦に突入しました。
延長前半では、相手に脅威を与え続けた合戸・芳野に代え、日谷・金城を投入。攻撃の勢いを維持しつつ、守備面の調整も同時におこないました。交代選手である稲田・金城の右サイドは幾度となく突破を見せ、あと一歩の場面まで迫りましたが、ゴールには届かず。延長戦を終え、勝負はPK戦へ。
PK戦では、キッカーに指名した4選手が確実にゴールネットを揺らし、GK山田陽が見事に2本をストップ。PKスコア4-2で、優勝を手にすることができました。
このトーナメントを通して、選手たちはさまざまな経験を重ね、心身ともに大きく成長してくれました。彼らの姿は本当に頼もしく、誇らしかったです。
最後に、全部員へ心から「おめでとう」と伝えたいと思います。
【Q. 次の試合への思いをお願いします。】
九州トーナメントで優勝というタイトルを手にすることができましたが、チームはまだまだ発展途上にあり、さらなる成長の余地があると感じています。
そして、次への準備は試合終了のホイッスルと同時に、すでに始まっています。
この結果に満足することなく、より高い基準を目指して取り組み続け、来週の新人戦、そして前期リーグ最終節となる九産大戦でもしっかりと勝利を収め、良い形で前期を締めくくりたいと思います。
この2週間、遠方での試合が続く中、ライブ配信やSNS速報を通じて応援してくださった皆様、そして現地まで足を運んでくださった皆様、本当に多くのご支援・ご声援をいただき、チーム一同、大きな力をもらいました。優勝という形で、皆様の応援に応えることができたことを心から嬉しく思っています。
今後もチーム一丸となって、ひたむきに戦い続けてまいります。引き続き、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
選手コメント
2年 岡留 零樹
試合を振り返って、前半の序盤から中盤にかけては相手の回しに対して後手に回わってしまい、守備がハマらず先に失点されてしまいました。
しかし、ピッチの中でバックラインを中心に守備の修正がしっかりできたことによって、いい守備から同点に追いつくことができました。
フォト
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