家族との約束
今回選手日記を担当させていただきます。
福岡大学サッカー部1年の西村活輝です。
最後までぜひ読んでいってください。
自分は直接言うことはできないし、照れ臭く言えないので文章にして伝えたいと思います。
初めに自分は5人家族の男三人兄弟の末っ子で産まれました。
お母さんは息子の試合を見るのがだいっすき人間です。3人兄弟全員の試合を欠かさず必ず見ます。
お父さんはサッカー、一筋人間です。
サッカーが大好きでサッカーのことばっか考えています。今も昔も。
福岡大学出身のキャプテンです。でもプロになれなかった。
兄貴は2人とも歳が離れており、25歳と23歳です。小さい頃から優しく可愛がってくれてました。
ほんとに世界一の2人のお兄ちゃんです。
そんな兄貴でもサッカーになると、とてつもなくかっこいいです。小学校では全員一緒のチーム。CLUB東福岡に入りました。そこでお父さんはコーチをしていました。兄貴の代から自分の代まで長い間コーチをしていました。
フィールド上の兄貴2人はとても活躍しており誰よりも輝いていました。そんな兄貴を追っかけて十数年。長男は大学途中で次男も大学途中でサッカーを引退しました。
ほんとに悲しかった。最高で最高の憧れの2人がサッカーから離れて自分の道へと進んだ。
今でもたまに会うことがある。
その時何気ない話もするし色んな話をしてバカ笑いもする。
でもサッカーの話をする時、一緒に公園でサッカーする時が最高に楽しく幸せだと感じる。
でももうプロという夢は叶わない。
じゃあ誰がやるんだ。
お父さんが叶えられなかった夢。
「プロサッカー選手」
それだけを追ってお父さんの出身大学福岡大学へと入学した。
中学高校とアビスパ福岡ジュニアユース、ユースで育った自分からしたら、本音で言うと真反対の世界だった。正直辛く、きつい。嫌だ。楽しくない。
なんでサッカーしてるんだ。こうゆう気持ちになった。初めての部活。色々と分からなかった。1人で悩みこみ精神的にも来た。
でもサッカーが好きで好きで続けてきた今まではなんだったのか。
お父さんの夢、兄貴達の夢。
19年間ほんとに迷惑しかかけていない。
お母さんいつも文句ばっか言ってごめん。
お父さんいっっぱい迷惑をかけてごめん。
お兄ちゃんの夢は自分が叶えます。
世界で1番家族が喜んでくれる恩返しをしたい。
そう思った。ならもうやることは決まった。
1度は逃げ出した。でももう逃げない。
やるしかない。なると決めたらなる。
そしてプロの世界で活躍し輝きます。
見守っててください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも福岡大学サッカー部をよろしくお願い致します。
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