2024年度の開幕にあたり
監督コラム 乾 真寛
「チームスローガン”動”(うごく)〜考動&連動〜について」
いよいよ、4月6日から九州大学リーグ戦、年間全22試合が開幕する。2022年は、全21試合無敗優勝。2023年は、全22試合無敗優勝。
2年連続で、合計43試合無敗優勝を達成して、九州内では近年、圧倒的な成績を継続して残している。
2024年度も引き続き、九州内では無敗記録の更新と全勝優勝(連覇)を目指す事にチームとしては疑う余地は無い。
コロナ禍の影響で、2020
〜22年は、大会方式の変更やリーグ日程縮少などが有り、Jクラブとの練習試合や関東、関西地区の有力校との強化試合、交流戦等が出来ない日々が続いていた。
しかしながら、ようやく2023年から年間リーグ戦も完全復活して、夏の関東遠征、春先の島原市での大学交流フェスティバルも復活させることが出来た。
これにより、新人戦において初めて全国準優勝の好成績を残し、今季もデンチャレプレーオフ大会では九州選抜に11人、プレーオフ選抜チームにも福大から5人が選出され、1-1関東Bや3-2関東A、日本高校選抜戦にも勝利し、7試合を戦いデンチャレ大会を準優勝している。
更に、3/24,デンソーカップ日韓定期戦では、本学主将橋本悠が全日本大学選抜の一員として先発出場し、先制点をアシストするなど、国際試合でも堂々と素晴らしい活躍ぶりを見せた。
今季の新入部員も26人(3月31日時点)を受け入れて、4カテゴリーに別れ順調に練習を進めている。
また、リーグ戦に先駆けて実施された天皇杯予選3試合では、順当に勝ち進み、まずは、5/12ベスト電器スタジアムでのJ3ギラヴァンツ北九州との決勝戦へと駒を進めている。
今季の福大チームは、昨年度までの主力組4年生が7〜8人卒業して、大きく生まれ変わっているが、昨年末のインカレや全国新人戦で自信を掴み、新チームは攻守両面においてアグレッシブなサッカーを能動的に展開する。
常に全員が高い強度や質を追求しながら、よく「動く」事で、ここまで関東、関西圏の上位チームやJクラブとの強化試合でも対等以上の内容で戦えている。
ハイプレス&ハイライン、組織的なボール奪取の激しさや奪ってからの展開力、攻撃的なサッカーで得点力も向上してきている事が結果として確実に現れている。
新入生にも期待度の高いタレントが既に7〜8人トップ合流しており、リーグ戦序盤から新人が起用される可能性は充分有るだろう。
チーム内での競争力を一段と高めて、九州内公式戦を絶対的な強さで勝ち抜く準備は出来ています。
今季の福大サッカー部については、例年の全国四強基準を上回る快進撃の予感がします。
ぜひこれから始まる福大サッカー部4カテゴリーの各試合に、皆さまの熱い声援をよろしくお願い致します。