本日、行われました九州大学リーグ1部最終節の結果について報告させていただきます。
【九州大学リーグ1部最終節】11/24 福岡大学 1-1 日本文理大学
最終節 11月24日 13:30 Kick off @小郡陸上競技場 気温: 24°C 天気:晴れ
福岡大学 1(0-1)1 日本文理大学
得点者
福岡大学:63’菅田
日本文理大学:12’田畑
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 田渕 佑 | GK | 16 | 八井田 舜 |
DF | 3 | 菅田 真啓 | DF | 5 | 饗庭 瑞生 |
DF | 24 | 大川 智己 | DF | 14 | 今田 源紀(45’IN) |
DF | 26 | 不破 将生(54’OUT) | DF | 23 | 前野 翔伍(63’IN) |
MF | 13 | 亀井 海凪人 | MF | 31 | 永田 一真(54’IN) |
MF | 15 | 河面 龍征(63’OUT) | FW | 25 | 田中 純平 |
MF | 18 | 高原 大地 | FW | 17 | 鶴野 怜樹(45’IN) |
MF | 20 | 倉員 宏人 | |||
FW | 11 | 花田 佳惟斗 | |||
FW | 30 | 大崎 舜(45’OUT) | |||
FW | 50 | 村上 宗太郎(45’OUT) |
マッチレポート
前節、アウェイで行われた九州学生クラシコで勝利し、今季のリーグ優勝を決めた福大。今節は、出番の少なかった選手を中心に起用。対する文理大は、インカレ出場のために負けられない試合でいつものメンバーがスターティングメンバーに名を連ねた。
立ち上がりは、持ち前のハイプレスで相手のミスを誘い福大がペースを握る。FW50村上、FW30大崎のストロングポイントをうまく活かしながらゴールに迫るが、ゴール前の精度を欠きネットを揺らすことができない。先にスコアを動かしたのは文理大だった。13分、右サイドからのクロスの折り返しをフリーで豪快に決められ失点を許す。失点後、福大は少しバタつくが、MF15河面、MF6高原が上手くゲームを落ち着かせ徐々に攻める時間を増やしていく。MF13亀井が得意のドリブルで仕掛けペナルティエリア内で倒されるが、笛はならない。36分、コーナーキックのこぼれ球をFW30大崎が詰めるが枠を大きく外れる。再びFW30大崎がゴール前でビッグチャンスを得るがシュートをふかしてしまう。前半は、リードを許したまま終了する。
得点の欲しい福大は、FW30大崎に代え前節2得点を決めたFW14今田を投入。高さを活かした攻撃を増やしていく。50分、GK1田渕のクリアボールのミスを拾われ直接シュートを打たれるが、ゴールラインでDF3菅田が懸命にクリアし追加点を許さない。 福大は、サイドからチャンスを作っていくが相手の集中したディフェンスに阻まれシュートを打つことができない。しかし、得意のセットプレーでついに同点に追いつく。63分、MF18高原のコーナーキックからDF3菅田が打点の高いヘディングでネットを揺らす。ロアッソ熊本内定のこの男の一撃で福大は勢いづく。75分、途中出場のFW17鶴野が左サイドを突破。グラウンダーのクロスにFW14今田が左足で合わせるがDFのブロックに合う。文理大は、カウンターから再三チャンスを作るが、あと一歩の所で福大DF陣に阻まれ点を取ることができない。ロスタイム、コーナーキックのこぼれ球を拾ったFW11花田からの鋭いクロスボールにフリーで待ち構えていたFW14今田がヘディングで合わせるがキーパーにキャッチされる。文理大は、ラストプレーでキーパーと1vs1を迎えるがトラップが乱れシュートはミートせず。同時にタイムアップの笛がなり、試合は1-1のまま終了した。この試合の結果により、インカレ出場の残り1枠は、今節、鹿屋体育大学に勝利した宮崎産業経営大学に決まった。
監督コメント
乾真寛 監督…今日の第一試合で宮産大が鹿屋体育大に勝利して、インカレ出場権に王手をかけた。これにより、日本文理大は勝利が絶対条件となり、激しい試合が予想された。前節で自力優勝を果たしたこともあり、通常のスタートメンバーを全員ターンオーバーして控え組を先発出場させた。前半の立ち上がりは、勢いよく前から入り、シンプルな展開でFW大崎、村上を狙った。序盤に村上はゴール前で二度ビッグチャンスを迎えたが決め切れず判断遅れが目立った。そして、その後は全体的に守備ブロックが下がり過ぎてプレスがかからないまま相手DFラインから左SB不破の背後にロングボールを蹴り込まれ後手を踏んだ。サイドからのアーリークロスを徹底した文理大の狙いにハマり、こぼれ球から見事なミドルシュートを許して先手を取られた。0ー1から、倉員をボランチに上げ、菅田をCB、右SBに亀井に置きラインをコンパクトに修正して後半に臨んだ。ツートップも鶴野、今田に交代して反撃に転じた。鶴野のドリブル突破で流れを取り戻すと高原のCKを菅田が上手く合わせて同点にした。その後は今田にも3回決定機があるが決め切れない。後半開始からオーバーペースで運動量を増やした事もあり、ラスト15分は完全にスタミナ切れしたが、控え組にとっては苦しんだが試合でしか味わえない貴重な時間を過ごした。終盤にコーナーキックを連続して決定機があっただけに引き分けで終わり残念だった。最終戦勝てなかったが、2位鹿屋体育大と勝点5差で優勝。控え組を試し、主力組の怪我やコンディション調整が可能になり、インカレ出場へ向けた良い意味で条件は整った。
選手コメント
高原大地…今日は応援ありがとうございました!
引き分けになってしまいましたが、普段ベンチやメンバー外であるメンバーが大事な公式戦を90分試合することで、通用する部分と課題となる部分が見えてインカレに繋がる試合だったと思います。
チームとしても個人としてもインカレに向けて頑張りたいと思います。
田渕佑…前節に優勝が決まり、今節は普段出ていないメンバーで試合に臨みました。1週間準備してきて結果は1-1の引き分けで終わりました。90分を通して通用したプレーと課題がはっきりしたのでインカレまでの期間に少しでも修正とさらに武器を磨けるように準備していきたいと思います。