本日、行われました第39回九州大学サッカーリーグ 第21節の結果について報告させていただきます。
【第39回九州大学サッカーリーグ 第21節】11/10 福岡大学 4-3 九州産業大学
第21節 11月10日 11:00 Kick off @九州産業大学グラウンド 気温: 20°C 天気:曇り
福岡大学 4(2-0)3 九州産業大学
得点者
福岡大学:5分岡留、13分坂井、85分中山、90+6分橋本
九州産業大学:60分、64分、90+6分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 中野 翔 | GK | 31 | 吉本 空雅 |
DF | 5 | 岩本 剛気 | DF | 19 | 末次 颯(26’in) |
DF | 4 | 坂井 悠飛 | DF | 29 | 吉住 気喬 |
DF | 3 | 磯谷 駿(26’out) | MF | 25 | 吉田 竜樹 |
MF | 7 | 橋本 悠 | MF | 14 | 森 喜大(88’in) |
MF | 6 | 竹田 天馬 | MF | 15 | 芳野 凱斗(78’in) |
MF | 18 | 大原 竣介(78’out) | MF | 32 | 稲田 翼(66’in) |
MF | 33 | 西村 活輝(66’out) | FW | 11 | 福田 秀人 |
MF | 22 | 山口 純成 | FW | 9 | 中山 桂吾(53’in) |
FW | 10 | 合戸 晴矢(88’out) | |||
FW | 17 | 岡留 零樹(53’out) |
マッチレポート
前半3分 大原のクロスを西村が橋本に落とし、橋本からボールを受けた竹田がシュートをうちキーパーに弾かれたところを合戸がもう一度シュートを放つも惜しくもキーパーに弾かれる。
前半5分 合戸が1人で相手を抜き去りシュートを放つもキーパーに弾かれたこぼれ球を岡留が冷静に押し込み先制点。 1-0
前半12分 坂井から山口へのロングパスを橋本と繋ぎ最後は山口が左足を振りシュートを放つも相手にブロックされる。
前半13分 橋本のコーナーキックを磯谷が頭で合わせキーパーが弾いたところを坂井が押し込み追加点。2-0
前半26分 磯谷に変え末次を投入。
前半32分 橋本のロングスローを末次がボレーで振り抜きシュートを放つが惜しくも枠を捉えられない。
前半終了 2-0
後半1分 相手のクロスからのヘディングを中野が片手1本でスーパーセーブ。
後半6分 末次のスルーパスに岡留が抜け出しボールをキープ。受けた大原が大外に走ってきた山口にクロスをあげ相手のクリアミスを誘い、コーナーキックを獲得。
後半8分 岡留に変え中山を投入。
後半15分 左サイドを崩されクロスを頭で合わされ失点。 2-1
後半19分 右サイドからのクロスを頭で合わされ失点。 2-2
後半21分 西村に変え稲田を投入。
後半33分 大原に変え芳野を投入。
後半40分 相手のクリアミスを拾った中山が豪快なボレーシュートでスーパーゴラッソ。追加点 3-2
後半43分 合戸に変え森を投入。
後半45+6 山口の裏抜けに橋本がスルーパス。キーパーがクリアしたボールを橋本がダイレクトで華麗にネットに流し込み追加点。4-2
後半45+6 コーナーキックを頭で折り返されそれを押し込まれ失点。 4-3
試合終了 4-3
監督コメント
監督コメント 乾 真寛
「4-3壮絶な撃ち合いを制し、九州王座リーグ優勝3連覇達成!」
今季、九産大には前期リーグ戦では、福大ホームで3-0と快勝していたが、続く大学トーナメント戦準々決勝では、福大が退場者を出し、10人で戦い、九産の直接FKによる一撃で0-1と敗れていた。
総理杯出場を逃した相手でもあり、リーグ優勝に王手がかかるこの大一番で必ず借りを返し、直接対決で決着をつけるという強い気持ちで試合に臨んだ。
本日、後期リーグ21節では、首位福大(勝点49)と2位九産大(勝点46)が優勝を目指して両校がガッチリ直接対決で優勝か、2位を争う一戦となった。
試合は前半立ち上がりに、意外な形でいきなり激しく動いた。開始6分、FW合戸がゴール前から強引にシュートを撃つと、九産GKがキャッチミスして正面にこぼし、詰めていたFW岡留がキッチリ落ち着いて押し込み、貴重な先制点を挙げた。
その後、一気に勢いよく攻め込みCKを得ると、CKからのボールをまたしても九産GKがキャッチミスして、ゴール正面のこぼれ球を坂井がプッシュし、難なく2-0リードとした。
前半戦は、中盤にコンパクトで安定した守備ブロックが形成され、落ち着いて相手の攻撃に対処出来ていた。精神的に余裕がある状態でハーフタイムを迎えた。
後半戦の立ち上がりに、九産大の攻撃が変化してくるのは、充分予想されたが、DF磯谷、FW岡留の二人が続いて負傷交代すると、一気に流れが変わり、DFラインが下がり過ぎてしまい60分,64分と立て続けにクロスからの空中戦で失点して、まさかの2-2振り出しに戻った。
その後もしばらく、九産大の勢いに押されてバーやポストにシュートが当たるピンチが続く流れを必死になって凌いだ。
すると今度は一転カウンターから反撃に転じ、86分に途中出場のFW中山が豪快なドライブボレーシュートをネットに突き刺し、劇的な3-2勝ち越し弾に成功した。
また、90分+2分には、ペナルティエリアから飛び出した九産GKのクリアを拾ったキャプテン橋本が、無人のゴールへ35m超えの芸術的なループシュートを決めて4-2とした。
ここから、MF森喜人を5人目の交代で投入し、トリプルボランチでの逃げ切り策に動いたが、最後まで必死に粘る九産大の気迫にCKから失点してしまい、終了間際には4-3とされた。
また、失点直後の混戦から、暴言によりCB坂井が一発退場処分となり、残り3分は10人で戦い、遂に試合終了のホイッスルを迎えた。
本当に、優勝を目指して両校が意地と意地をぶつけ合い、激しく撃ち合いの攻防を演じたが、厳しい時間帯を乗り越えて、最後総力戦で優勝を決めた選手たちを褒めてあげたいナイスゲームだった。
これで、2022,23,24年と、リーグ戦3連覇を達成することが出来ました。前期に、連続無敗記録は、47試合で途切れてしまいましたが、その後はここまでまた無敗を継続しており、メンバーが大きく入れ替わる今季も福大伝統の勝負強さが引き継がれていきました。
アウェイ九産大グラウンドまで駆けつけて頂いたOB、父母会、サポーターの皆様に深く感謝申し上げます。
選手コメント
4年 大原 竣介
平素より福岡大学サッカー部を応援していただきありがとうございます。
今日の試合は勝ったらリーグ連覇ということで、チーム全体として1週間いい準備をして臨みました。
前半の入りで幸先よく2点を取ることができて前半を折り返したものの、後半の始まってすぐに2得点を奪われる展開になりました。
得点を奪われてもチームとして繋がりを持ってやることを変えずに戦うことを選手同士で確認し、粘り強く2点を奪い、最終的には4対3で勝ち優勝を決めることができました。
難しい試合にはなりましたが、夏の借りを個人的にもチームとしても返すことができたと思います。
最終節の鹿屋戦に向けて今一度いい準備をして臨もうと思います。これからも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いします。
4年 山口 純成
本日はアウェイでの試合にも関わらずたくさんの応援ありがとうございました。
勝てば優勝が決まるというゲームで、試合終了の笛が鳴るまで、共に切磋琢磨してきた仲間全員が闘ったおかげで勝てたゲームだと感じています。
90分を通して苦しい時間帯はありましたが、勝ちきることができたのはここまで積み上げてきたチーム力というものが良い形で現れたと思います。
優勝は決まりましたがあと一節あるのでしっかり全員で勝つ準備をしていきます。
本日はたくさんの応援ありがとうございました。
引き続き福岡大学サッカー部のご支援、ご声援をよろしくお願いします。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
11/17(日)12:15 kickoff🔥
〇第39回九州大学サッカーリーグ 第22節〇
vs鹿屋体育大学
会場はひなた陸上競技場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣