本日、行われました第37回九州大学サッカーリーグ第7節の結果について報告させていただきます。
【第37回九州大学サッカーリーグ第7節】7/18 福岡大学 4-3 鹿屋体育大学
第7節 7月18日 10:00 Kick off @志布志陸上競技場 気温: 30°C 天気:曇り
福岡大学 4(2-0)3 鹿屋体育大学
得点者
福岡大学:11分 岩本、33分 松尾、51分 松尾、88分 岸本
鹿屋体育大学:70分、84分、90分+AT
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 中野 翔 | GK | 36 | 梶原 駿哉 |
DF | 23 | 不破 将生 | DF | 26 | 川副 泰樹
88分’in |
DF | 42 | 岩本 剛気 | MF | 17 | 稗田 凌太
71分’in |
DF | 4 | 大川 智己 | MF | 29 | 森 喜大
76分’in |
DF | 35 | 瀬山 陽生 | FW | 9 | 大崎 舜 |
MF | 38 | 北 健志郎
51分’out |
FW | 32 | 青木 慧大
51分’in |
MF | 14 | 川元 翔太 | FW | 45 | 岸本 大雅
38分’in |
MF | 27 | 葭岡 遥来
71分’out |
|||
MF | 25 | 松尾 亮汰
76分’out |
|||
FW | 11 | 山口 隆希
38分’out |
|||
FW | 24 | 榊原 琉太
88分’out |
マッチレポート
上位リーグ進出が決まった2校による戦い。勝った方が1位で通過となる一戦は、お互いにセカンドチームでの試合となった。
前半11分、1年生、北のCKから1年生、DFの岩本がダイビングヘッドで飛び込み先制弾を浴びせる。
前半33分、前線からプレスをかけに行った福大が敵陣の高い位置でボール奪取に成功し、早いテンポでゴールにせまり、最後は松尾が得点。福大の理想とする得点パターンで2-0に引き離した。
前半38分、山口にかえて岸本を投入。
前半は鹿屋体育大がボールを握らせる展開ではあったがDF陣が0に抑えて得点2点と上出来の仕上がりで前半を終え、ハーフタイムへ。
次の1点が大切になる中、後半6分、川元が相手とのルーズボールに競り勝ちFW松尾へ絶妙スルーパス。松尾は落ち着いて飛び込んで来るキーパーを見て鮮やかなループシュートで3-0とした。
後半6分、北にかえて青木を投入。
後半24分、鹿屋体育大にPA内に侵入され、ピンチを迎えるが4年生ゲームキャプテンの不破がゴールラインギリギリで掻き出すスーパープレイでチームのピンチを救った。
だが、その与えたCKで鹿屋体育大に胸で合わされ失点し3-1となってしまう。
後半26分、葭岡にかえて稗田を投入。
後半31分、松尾にかえて森 喜大を投入。
後半39分
鹿屋体育大にブロック内に侵入され、ミドルレンジからループシュートを決められ3-2。
後半43分、青木がボールを前に進め、PA内に侵入。相手が一度はクリアしようとするもルーズボールにPA内で反応した榊原がPKを貰った。
これを岸本が冷静に沈め、4-2とした。
後半43分、榊原にかえて川副を投入。
後半45分+AT、鹿屋体育大に右サイドを突破されクロス。これにボレーシュートで合わされ失点。4-3とされるが、試合終了。
撃ち合いとなる展開になってしまったが勝利を収めグループ無敗で1位通過を決めた。
監督コメント
監督 乾 真寛
「前期Bパートリーグ6勝1分で首位確定!。いよいよ7/23後期ファイナルリーグ戦開幕!。前期の上位8大学でホーム&アウェイ方式で開戦」
九州学連ではコロナ禍により、2020年と2021年は二部への降格制度を無くした為、今年は一部リーグ戦が全16チームで始まった。
まず前期は、A,B 2パートに8チームずつ振分け、総当り1回戦制で前期リーグを開催した。
本日7/18、前期リーグBパートの6/11第7節コロナ感染者による延期分、鹿屋体育大vs福大戦が、志布志陸上競技場で開催された。
既に、他大学の前期リーグ戦は全日程終了しており、パート順位や上位・下位リーグ校も確定しているが、このゲームは、Bパート首位鹿屋体育大と2位福岡大学の首位確定直接対決となった。結局、4-3で勝利した福大がBパートの首位となった。
両大学共に、上位リーグ戦への出場権は既に得ている事から、ある意味完全な消化試合と言えるゲームであった。
しかし、両大学共にライバル心とプライドを持ち、後期リーグ戦を睨みながらの対戦となった。
お互いにトップチームのサブ組対決といったメンバー構成だったが強い気持ちで熱く闘う試合となった。
特に福大は、島原市での九州大学トーナメント戦決勝戦から中一日の厳しいスケジュールの為、完全なるターンオーバーメンバーで臨んだ。
時折、少雨が降り、雷の音が聞こえる不安定な天候だったが、気温は高く厳しい暑さとの戦いでもあった。
前半すぐに、セットプレーで高さを活かし、岩本剛気が先制ヘッド。更に、鹿屋体育大のビルドアップを高い位置からプレスして奪うと、一気に加速するショートカウンターから松尾が豪快に決めて2点目。2-0リードで前半を終えた。
後半開始直後にも、DFラインにプレスをかけて奪ったボールをMF川元が巧みなアシストでFW松尾に繋ぎ、あっさり福大が3-0リードとした。
ここから福大は、メンバーを次々に交代させて、新しい選手たちに経験を積む機会を与えていった。一方の鹿屋体育大は、ここから攻撃的なシフトにチェンジして、試合最終盤まで諦めずプライドを持ち、反撃を開始した。
しかし、福大はサブ組中心のメンバー構成で、90分を通してのペース配分や体力には不安があり、3-0リードしてからの終わらせ方やバランスの整え方、自陣ゴール近くでの守備力には大きな課題や問題が残った。
結果的に、3-0から3-2に追い上げられたが、CF起用の榊原がPKを獲得して、4-2とリードした。
5人の交代枠を全て使い、新しい戦力発掘を目指したがアディッショナルタイムにも3点目を奪われて、4-3で終了した。
終わってみればシュート数は、14本対14本の互角となり、鹿屋体育大のシュートがバーを叩くなど、危ないシーンを作らせてしまい、引き分けに等しい試合になった。
一方、良いゴールが決まり、一定の手ごたえも手に入れた試合だった。と同時に課題や反省点が明確になった。
今後、総理大臣杯や後期リーグ戦へ向けて、選手層を厚く、更に強化していく必要性を考えるきっかけになる試合だった。
遠く志布志市まで、応援に駆けつけていただいた皆様には心より感謝申し上げます。
選手コメント
4年 大川 智己
本日も暑い中応援、運営ありがとうございました。
スコア、得点時間の通り3点目までの試合運びは良かったと思います。3点目が入り相手のシステムが変化した中での自分達自身の意志統一ができず、相手に主導権を握られる展開になってしまいました。結果は、勝ちましたが多くの課題が個人でもチームでも明確に出たと思うので全国大会までの期間にチームとしての底上げができるようにトレーニングに励みたいと思います。応援ありがとうございました。
4年 不破 将生
本日も応援ありがとうございました。
普段なかなか試合に出れていなかった選手が多かった中、それぞれの思いが結果として勝利に繋がった事はよかったです。
しかし、後半から失点が続き粘り切る事ができませんでした。
私自身、ゲームキャプテンを任された中でチームとして苦しい時間帯に何ができるのかが問われる試合でしたが変化をもたらす事はできませんでした。
それぞれに成果や課題がはっきりと見えた中でチームとしてさらに強くなるためには、私たちの成長がカギになります。この試合を意味のあるものにする為に、試合で出た課題に向き合いチャンスが来た時に自分たちのプレーを表現できるよう準備していきたいと思います。
本日は会場にお越しくださった福大関係者の皆様、応援ありがとうございました。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
7/24(日)10:00 kickoff🔥
〇第37回九州大学サッカーリーグ上位リーグ第1節〇
vs西南学院大学
会場は西南学院大学田尻グリーンフィールドで行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣