本日、行われましたMCCスポーツpresents 2023年度 第72回 全日本大学サッカー選手権大会3回戦の結果について報告させていただきます。
【MCCスポーツpresents 2023年度 第72回 全日本大学サッカー選手権大会3回戦】12/13 福岡大学 1-2 京都産業大学
3回戦 12月13日 11:00 Kick off @流通経済大学龍ヶ崎フィールド 気温: 13°C 天気:晴れ
福岡大学 1(0-2)2 京都産業大学
得点者
福岡大学:90+3分北條
京都産業大学:14分、27分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 中野翔 | GK | 21 | 山田陽介 |
DF | 3 | 磯谷駿 | DF | 30 | 岩本剛気(83’in) |
DF | 5 | 伊藤颯真 | DF | 2 | 合戸倫太郎(35’in) |
DF | 4 | 坂井悠飛(HT’out) | MF | 20 | 竹田天馬 |
DF | 18 | 岡田大和 | MF | 10 | 北條真汰(HT’in) |
DF | 7 | 橋本悠 | MF | 12 | 田中翼 |
MF | 13 | 内田裕也(83’out) | FW | 22 | 合戸晴矢(60’in) |
MF | 6 | 重見柾斗 | FW | 24 | 榊原琉太(HT’in) |
MF | 11 | 稗田凌太(35’out) | FW | 29 | 福田秀人 |
FW | 8 | 松尾亮汰(60’out) | |||
FW | 9 | 中山桂吾(HT’out) |
マッチレポート
インカレベスト4進出を賭けた準々決勝は関西王者の京都産業大学との対戦となった。
前半1分、7番橋本からのパスを9番中山がPA内で上手く収め、シュートを打つが相手GKに弾かれる。
前半14分、相手右サイド7番に中央へのカットインからミドルシュートを突き刺され、先制点を奪われる。0-1
セットプレーからゴール前に迫る場面を多く作るも、相手ゴールに押し込みきれない展開が続く。
前半27分、自陣深くへのロングボールが相手FWにわたり、PA内での横パスを最後は相手2番に押し込まれ、追加点を奪われる。0-2
前半35分、11番稗田に代えて2番合戸倫を投入。
システムを変更し、前線の枚数を増やしながら反撃を仕掛ける。
前半42分、CKからの流れを最後は8番松尾がシュートを打つも、ゴール上に外れる。
その後もロングボールを多用しながら押し込もうとするも、得点を挙げることはできず2点ビハインドで前半を折り返す。
後半開始から4番坂井と9番中山に代えて10番北條と24番榊原を投入。
後半7分、PA内での合戸倫のシュートを防いだ相手DF4番のブロックがハンドの判定となり、PK獲得。それと同時に4番にレッドカードが提示され、相手が1枚少ない有利な状況となる。
しかし、橋本がキッカーを務めたがこのPKは相手GKに足で弾かれ、得点には繋がらず。
後半15分、橋本のアーリークロスを榊原が中で合わせるも、ゴール上に外れる。
松尾に代えて22番合戸晴を投入。
後半30分、FKのこぼれ球に北條が反応し、シュートを打つもゴール上に外れる。
後半38分、13番内田に代えて30番岩本を投入。
後半41分、ロングスローのこぼれ球を6番重見がダイレクトで打つも、ゴール上に外れる。
後半43分、CKの流れから岩本がヘディングで詰めるも、ゴール右に外れる。
後半45分、18番岡田が左サイドをワンツーで抜け出しシュートを打つも、キーパーの好セーブにあう。
後半45+3分、ショートコーナーでリスタートし、PA角付近から北條が放ったコントロールシュートがゴール右隅に突き刺さる。1点差に詰め寄り、1-2となる。
後半は数的優位を生かし、ボールを保持する時間が長くなったものの、2点差を追いつくことはできず、1-2でタイムアップ。
九州と関西の王者対決を制することはできず、今シーズンのインカレはベスト8で幕を閉じた。
監督コメント
準々決勝1-2敗戦監督コメント
監督 乾 真寛
「前半の2失点が誤算、後半の猛反撃も一歩及ばず無念の8強敗退」
3回戦では、ノーシードの福大が3試合目となり、2試合目のシード校京産大との疲労度の差が勝負の重要なポイントだった。
その影響が結果的には、前半早々の福大DF陣の対応力にマイナスの差となって出てしまった。
個人的なテクニックがある京産大FW⑦のドリブル突破に対して、あと一歩間合いを寄せ切れずペナルティエリア外からの左足ミドルシュートを簡単に許してしまった。
相手⑦番の得意な形で、事前情報では充分わかり切ったプレーだったが、福大DF陣が思うように身体が反応出来なかった。
更に、前半27分にもペナルティエリア内でのドリブルに逆を取られ、切り返しを許す甘い対応が2失点目に繋がってしまった。
前半早々に先制したいゲームプランだったが、想定外の0-2ビハインドのまま、リードを許してハーフタイムを迎えた。
後半開始から、巻き返して90分で同点に追いつくストーリーを共有して、ハーフタイムには中山、坂井を交代させ、榊原、北條を入れて、シンプルに高さを武器に相手陣に圧力をかける作戦に出た。
そして、この試合最大のターニングポイントが後半7分。ペナルティエリア内でハンドの反則により、相手DFが一発退場となり10人。しかも福大がPKを獲得した。
誰もが後半戦での同点や逆転のシナリオを一瞬アタマに描いたが、橋本のPKは、相手GKに弾かれてしまい、絶好の反撃チャンスを逃した。
このPK失敗が反撃のストーリーをより難しいものにしてしまった。しかしながら、まだまだ時間は充分残されており、気持ちを立て直して更に反撃を続けた。
その後も、10人で守備固めをして自陣に引いて守る京産大に対して、榊原の高さを武器に、合戸晴矢、北條が絡み、左の岡田もほぼFWポジションに攻め込み、何度もゴール前に迫った。
最後の最後で、5人目に岩本を投入して、ツインタワーのパワープレーから、アディッショナルタイムに北條が渾身の右足ミドルシュートを蹴り込み2-1と追い込んだが、無情にもタイムアップの笛が鳴り、福大全国四強への挑戦は終わりを告げた。
2年前にも味わった八強の壁に、またしてもあと少しで跳ね返される結果となった。
後半戦では相手退場者により、圧倒的な内容で攻め込み続けたが、前半早々の2失点があまりにも誤算であり、四強進出に向けては、勝てるはずの試合だっただけに悔しい敗戦だった。
コロナ禍の2020年入学の4年生には、何とか最後のインカレで四強入りを決めて歴史を塗り変えて欲しがったが、昨年、今年の二年間九州大学リーグ戦を43試合無敗記録という偉業を残してくれた今年一年の戦いやメンバーを誇りに思います。
全国四強基準への挑戦は、また来年度のチームに引き継がれていきます。
今大会を会場で、またライブ配信で熱く応援してくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
選手コメント
4年 北條 真汰
いつも福岡大学サッカー部へのご支援、ご声援をして下さり、ありがとうございます。
今日を持って大学サッカーが終わりました。
僕自身、これまでの22年間、何回も何回も壁にぶちあたり、挫折を繰り返してきました。そんな中でも今年の1年は今まで以上に苦しくて、大好きなサッカーを辞めたいって思った時もあり、夢を諦めかけました。
そんな時に支えてくれたのは家族そして同期のみんな、チームメイトでした。
ベスト8の壁を越えることができずに終わってしまい歴史を変えることができたなかったこと、後輩に4強の景色を見せることができなかったことが本当に悔しいです。
この大会を通してチームの一体感は試合をする度に強くなりました。もっと強くなれたし、もっと上にいけるチームだったと思います。
試合会場は関東にも関わらず、まるで福大で試合をしているような雰囲気を作り出してくれた応援メンバーには本当に感謝したいです。
4年生は今年で福岡大学を卒業しますが、もっともっと強くなれるし、後輩達が必ず日本一になってくれることを信じています。
沢山の応援やサポート本当にありがとうございました。
これからも福岡大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。
4年 伊藤 颯真
本日も現地やライブでの沢山の応援ありがとうございました。
2年前にベスト8を経験させてもらってから、自分達の代でベスト4の壁を越えたかったですが負けてしまいました。惜しいではダメだということを知っていたはずなのに、歴史を作ることはできませんでした。
今年最後には新人戦があります。新人戦、来年以降の応援をよろしくお願いします。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
12/18(月)11:00 kickoff🔥
〇第7回全日本大学サッカー新人戦〇
vs明治大学
会場はフクダ電子フィールドAで行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣