今回選手日記を担当します。
福岡大学サッカー部新2年の山下葵です。
私は山口県宇部市出身で、6つ上と3つ上の兄がサッカーをしていたので、その影響で小さい頃から自然とボールを蹴っていました。そして、小中高と山口でサッカーをして、福岡大学へと進学しました。
「当たり前のことを当たり前にしろ」
これは高校の監督に常日頃から言われていた言葉です。この言葉と同時に、サッカー選手である前に学生としてやるべきことを怠るなとも言われ続けました。高校1、2年の時の私は、この言葉は挨拶、礼儀、学業など、サッカー以外のできて当然なことを疎かにせずに取り組むことだと解釈していました。
高校3年になる直前で、この言葉の捉え方が変わる出来事が起こりました。
それは、コロナウイルスの感染拡大です。
当たり前のように学校に行って、当たり前のように仲間とサッカーをする、そんな日常が突然なくなりました。私たちが日頃当たり前だと思っていることは、実はそうではなくて、とても幸せなことなのだと気付かされました。それからは、当たり前のことができることに感謝し、それを全うしようと思うようになりました。高校3年ではキャプテンを務めたので、部員にも伝え続けました。
大学生になった今、最高の環境で最高の仲間とサッカーをすることができています。これは決して当たり前のことではありません。この環境でできること、そしてさせてもらっていることに感謝して、1日1日成長していきたいと思います。
拙い文章ではありますが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いします。
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