九州大学トーナメントの全日程が終了し、福岡大学は3連覇を成し遂げることができました!沢山のご声援ありがとうございました!
次は、8月末に関東で行われる総理大臣杯に出場します!全国優勝目指して頑張りたいと思います!応援よろしくお願いします!
下はトーナメントの結果となります。
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https://jufa-kyusyu.jp/tournament/2021/
総理大臣杯の全地域出場チーム一覧です。
【大会総括】
監督 乾真寛
九州大学サッカートーナメント大会全5試合を終えて、大会の総括をしてみたいと思います。まず、7/3,4日の1,2回戦は、7-0九保大、8-0久留米大と大差のゲームだったが、緊急事態宣言により、公式戦や練習試合も全く出来なかった状況から考えると、むしろ試合が出来たことに意味があり、勝ち進みながらチーム作りが出来た事は結果的に良かったと言える。続く7/10,11日の連戦が大きなやま場となりました。まずは準々決勝宮産大戦をベストメンバーで臨むことを第一に考えた。2日前の練習で大川が負傷離脱し、榊原を急遽先発CBに起用した。立ち上がりにセットプレーから幸先良く先制したが、榊原が前半途中で負傷退場するアクシデントもあり、ゲームプランを変更せざるを得ない状況となった。後半半ばには同点とされ、今大会中最も追い込まれた局面を迎えたが、セットプレーから貴重な勝ち越し点を鶴野が決めて危機を脱した。窮地を救ったCKから2点、PK 田中1点、CKキッカー阿部の精度の高いボールが勝負を左右したと言える。翌日の準決勝九産大戦は、暑さの中での連戦による疲労度を考慮して、フレッシュなFW藤井、山口を先発起用し、前日延長PK戦を戦っている九産大に対し、立ち上がりから先手を取る戦術を狙った。前半開始早々にまたもセットプレーから末次が見事な先制点を決めてリズムに乗った。後半戦は、九産大の捨て身の攻めにやや受け身になったが、前線からの良い守備とサイド攻撃が機能して3-0と差を広げた。終盤に不運なPKを取られたが、落ち着いて試合を終えることができた。全国大会の出場権が掛かる大一番だったが、試合の入り方、追加点の取り方、ゲームの終わらせ方を手堅く進めたナイスゲームだった。最終日の決勝戦は、水前寺陸上競技場で開催された。午前中の雨が残り、前半は少し気温も低く戦い易いコンディションだった。東海大熊本は、前週に鹿屋体育大や日本文理大を倒して勢いに乗っているだけに、慎重に立ち上がりの入り方を見極める展開となった。相手は後半勝負の展開ではなく、前半戦に主力級を起用して、ロングパス主体で果敢に攻めて来たが、田中主将を中心に、DFラインが冷静に対応したことで徐々に試合の流れを引き寄せていった。東海大DFラインが高く来ていたため、鶴野のスピードが活きる展開が予想された。案の定、鶴野のスピードに手を焼きファールする場面が増えてきた。FKから阿部、倉員が見事なキックで直接ゴールを決めて2-0とし、勝利を引き寄せていった。最後は、鶴野のワンマンショーで相手DFラインを完全に崩壊させるスピード突破で2ゴールを挙げ、格の違いを見せつける内容だった。結局、全5試合で 得点25点、失点3という結果になった。準々決勝から決勝戦までの3試合で、10得点中セットプレーから7点を決めている事から、いかに効率よく得点が決まり、しっかりと安定した戦い方を徹底したかということが解る。得点者の内訳は、鶴野5、永田5、阿部4、山口3、伊藤、大川、田中、末次、倉員、岡田、酒井、藤井が各1。 計12人が得点者となっている。前線のFW陣だけでなく、右サイドの阿部は、準々決勝3得点全てに絡み、ラスト3試合で、2得点、4アシストの大活躍だった。大会最優秀選手賞受賞に相応しい素晴らしい大車輪の活躍ぶりだった。また、GK菅沼、DF岩本、内田など、今大会出場が初めてとなる新戦力の台頭が、怪我人の離脱を感じさせない活躍でチームを支えてくれた。大会総括としては、四年生が最後までチームを牽引した事や三年以下の経験が少ない新戦力が成長出来たことが収穫と言えるだろう。5人の怪我人を出しながらも、チームとしての戦い方がブレることなく、しっかりと結束力を発揮出来たことが勝因だと思います。全国大会までの1ヶ月間に、更なる成長を遂げて総理杯の本番に備えたいと思います。