本日、行われました総理大臣杯 準々決勝の結果について報告させていただきます。
【総理大臣杯 準々決勝】9/4 福岡大学 1-3 関西大学
9月4日 15:30 Kick off @ヤンマースタジアム長居 気温: 33°C 天気:晴れ
福岡大学 1(0-0)3 関西大学
Ex(0-2)
得点者
福岡大学:55’梅田
関西大学:57’福原、91′ 108’宮脇
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 真木 晃平 | GK | 1 | 田渕 佑 |
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 2 | 吉平 駿 |
DF | 24 | 大川 智己 | DF | 25 | 田中 純平(96’IN) |
DF | 5 | 饗庭 瑞生 | MF | 13 | 亀井 海凪人 |
DF | 23 | 前野 翔伍(96’OUT) | MF | 15 | 河面 龍征 |
MF | 10 | 梅田 魁人 | FW | 11 | 花田 佳惟斗(69’IN)(97’OUT) |
MF | 20 | 倉員 宏人(80’OUT) | FW | 14 | 今田 源紀(69’IN) |
MF | 6 | 河原 創 | FW | 17 | 鶴野 怜樹(80’IN) |
MF | 8 | 大熊 健太 | FW | 30 | 大崎 舜(97’IN) |
FW | 9 | 梅木 翼(69’OUT) | |||
FW | 7 | 井上 健太(69’OUT) |
マッチレポート
準々決勝の相手は関西地区第2代表の関西大学。細かいパスをつなぐスタイルで2回戦では拓殖大に3-0で勝利している。福岡大は4-5-1のシステムで試合に挑んだ。GKは真木、DFは右から阿部、大川、饗庭、前野、MFは右から梅木、梅田、河原、倉員、大熊、先頭に井上を残すシステムで、引き込みながら奪って素早いカウンターを狙う戦い方で好機を伺う。ボールを握る関西大は10牧野や19松本にボールを集め、前半だけでも3本決定機を演出したが、GK真21木が立ちはだかり得点を許さない。福岡大も関西大のビルドアップを引っ掛けるとFW7井上やMF8大熊に収まりサイドから素早い攻撃を展開した。前半だけで7本のシュートを放った関西大学だが、福岡大もゴール前では身体を張りなかなか得点を許さない。福岡大もFW7井上に収まり、後ろからMF8大熊、MF6河原、FW9梅木、DF12阿部のサポートからサイドからクロスでチャンスを演出したが得点を挙げることはできない。前半は0-0で終了する。後半になると試合が動く。55分、福岡大は左サイドでコーナーキックを獲得するとMF6河原のボールにFW10梅田がニアサイドで上手く合わせて先制に成功する。しかし、関西大もすぐに追いつく。57分、ペナルティアーク中央でボールを持った奥野のラストパスに福原が反応し、GKと1対1でニアを抜き同点に追いつく。その後、福岡大は69分にFW9梅木、MF7井上に代えてFW14今田、FW11花田を同時に投入する。さらに80分にはスピードのある鶴野を投入する。だが、その後は決定機を作ることができずに試合は延長戦へ。延長に入り試合を動かしたのは関西大。延長キックオフから右サイドの背後の抜け出した宮脇が冷静に決めて1-2と試合をひっくり返す。1点ビハインドとなった福岡大はセンターバックの大川をフォワードにあげて前線の枚数を増やす。しかし大川へのロングボールも関西大学DFに弾かれチャンスを演出できず、逆に後ろの人数が少なくなったところを突かれ、宮脇にこの日2点目のゴールを奪われて1-3で試合終了。
福岡大はベスト4進出とはならなかった。
監督コメント
乾真寛・・・善戦や惜敗という言葉だけでは簡単には片付けられない試合だった。疲労度を考慮しつつ、前半は関西大学の攻撃パターンを考えて、ボランチのポジションに三人を配置した4:5:1のシステムを採用した。関西大学の左サイドからの攻撃パターンを抑えて、井上、梅木が右から崩すことを狙った。相手にボールを繋がれても縦パスや自陣ゴール前中央部への侵入をさせない守り方は時間と共に上手く機能して前半を無失点で終えた。後半は、立ち上がりから守備が安定して中盤でのインターセプトも増えて攻撃姿勢が出てきた。後半10分カウンターから掴んだCKから狙い通りの先制点を梅田が取り、2回戦同様に自分たちの試合展開に持ち込むチャンスだったが、その先制直後わずか1分後に警戒していた左サイドをパスで崩され同点に追いつかれしまった。試合展開全体を振り返ると、得点直後のわずかな時間帯の集中力がほんの一瞬だけ途切れてしまったのが残念であり、勝つための勝負どころだったと思う。その後は一旦バランスを持ち直し、1-1で延長戦に突入したが延長戦の立ち上がり1分にDF饗庭とGK真木のわずかなスペースに走りこまれ手痛い逆転ゴールを奪われた。失点後は、大崎、今田、大川の高さを使ったパワープレーを狙い前線にボールを集めたが、逆に3バックとなって手薄になったところを突かれだめ押しの3点目を取られた。中1日で3試合目となる疲労を考えながら我慢強く戦い見事に先制するも、直後の失点が試合展開を大きく左右した。四強入りが目標だっただけに、あと一歩だが、わずかなスキや差を埋めきれなかった。CB菅田の欠場、交代選手の活躍、選手交代采配などを含めて、目標にしてきた大一番の試合を勝たせてやれず、大変残念でした。冬のインカレに向けて、リーグ戦で再度チカラを磨きリベンジを目指していく。
選手コメント
饗庭瑞生 … まず本当に素晴らしい応援をありがとうございます。
ベスト4というチームの目標は目の前でしたが、掴み取ることが出来ませんでした。
また来週から後期リーグが始まるので、リーグ3連覇するためにしっかりといい準備をしていきます。
梅田魁人 … 今日の関西大との試合は、相手のポゼッションに対して我慢する時間帯が長かったですが、その中で後半セットプレーから先制することができました。しかし一瞬の緩みから同点にされ、延長で逆転されました。この大会の3試合で大きな経験は得られたと思うので、インカレに向けてチームとして再出発をします。