『福岡大学サッカー部監督辞任のお知らせ』
令和6年11月30日付で私、乾眞寛は、福岡大学サッカー部監督の辞任届を大学当局に提出致しました。
今般の第73回全日本大学サッカー選手権大会への大会参加手続きミス(遅延)による欠場について、リーグ優勝(3連覇)しながらインカレ出場が出来ないという学生選手たちの無念さを思うと、如何なる理由があろうとも、現場の指導監督責任者としては、責任の重さを痛感しており、この度サッカー部監督を辞任することを決意しました。
現役選手やそのご父母の皆様、OB会の皆様、福岡大学サッカー部を熱心に応援、支援して下さる関係者の方々に対しまして心より深く深くお詫び申し上げます。
私、乾眞寛は昭和59年4月(1984年)に、当時の福岡大学体育学部に助手として着任して以来41年間福大一筋、これまで福岡大学サッカー部のコーチ、監督として誠心誠意、日々指導に努めて参りました。
気がつけば、私自身も来年3月で満65歳となります。福岡大学スポーツ科学部教授職の定年70歳までの残り5年間は、福岡大学サッカー部の新たな指導体制の確立に努め、サポート役に立って、大学男子部、女子部、附属若葉高サッカー部の総合的な運営を見守り応援していくつもりです。
41年間、福岡大学監督として総理杯全日本大学トーナメント大会初優勝(2009)、同準優勝2回、インカレ全国準優勝3回、九州大学リーグ優勝21回と、地方大学から全国区の頂点を目指して挑戦する熱い集団として全力で邁進しました。
また、私自身は全日本大学選抜チーム、ユニバーシアード日本代表チームでも、コーチ、監督をさせていただき、沢山の国際大会に参加して戦った日々が懐かしく、感慨深いものがあります。
さらに、JFAの公認指導者養成事業で出会った多くの優秀なコーチの皆さんとの交流も私の人生で大きな財産となっています。
長年私を支えて下さったチームスタッフ、大学関係者、歴代保護者の方々、愛する家族に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
『本当にありがとうございました。監督として、長い間お世話になりました。』
最後に、多くの優秀な卒業生諸君は指導者、教員、公務員、企業人、プロ選手(100人超)として多方面で幅広く活躍してくれています。皆様の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
なお、福岡大学サッカー部の新たな指導体制につきましては、大学内での手続き承認後、今後改めて発表させていただきます。
以上