「恵まれた人生」
今回選手日記を担当させていただきます2年の竹島英太です。拙い文章で少し長いのですが最後まで読んでいただけると幸いです。
「恵まれた人生」
今まで約20年生きてきて、本当に思うことです。
その前に自分のこれまでの人生について語らせてください。
僕は2004年に広島県の東広島市の病院で生まれ、父、母、兄、妹がいる5人家族です。余談ですが、自分の名前である「英太」は英雄のような男になる、そして英語を喋れるようにと付けられたらしいのですが、英語は全く喋れません。(ちなみにたけしではございません。)父はサッカーをしており、小さい頃からサッカーとは近い距離にはあった気がします。
サッカーを始めたきっかけは、父の影響と小1の時に兄と一緒に近所のサッカースクールに参加したことです。そして、小4からは地元のクラブチームに入り、一年間フィールドをし、試合の時キーパーがいなくて、自分がキーパーをやったのが僕のキーパー人生の始まりです。そして、中学は身長が伸びずに試合に出られない日々が続きますが、中2の秋にスタメンを取り返すことができました。
高校は広島の安芸南高校に進学し、強豪校とは言えませんが、そこで1年生からトップチームに所属させていただきました。ちなみに一年生の担任は両親の高校時代の先生で、そこもまた恵まれているなと思います。また僕のキーパー能力を育ててくれた松岡キーパーコーチ、一年生の秋からずっと正ゴールキーパーにさせていただいた藤井監督に会えたこと、そして僕の周りにずっといてくれた同級生の友達に会えたこと、これもまた自分は奇跡の男だと思うくらい恵まれています。
そして、僕は一般受験で福岡大学に進学しました。正直受かると思っていませんでした。それほど勉強に自信がなかったので、この合格も俺恵まれていると思った。母ひ大声で叫びながら「すごいじゃん」と言ってくれて、父もサッカーで福岡大学に行きたかったというのを聞いていたのでとても嬉しそうだった。
そして、サッカー部に入り練習に参加し、絶望した。最初の3ヶ月は思い出したくもないくらい何もできずに、大学サッカーを痛感した。しかし、それを支えてくれたのは、また同じカテゴリーの同級生で、一緒に筋トレをしたり、ご飯食べたりしてくれて何とか続けることができた。ここでも思いました。「俺恵まれてるわ」と。
そして現在B2に所属しており、Iリーグ西日本工業大学との試合に、大学初めての公式戦に出場した。また、その日はたまたま父の誕生日であり、その会場に家族が来ていました。また俺恵まれていると再確認できました。
自分の人生を見て感じることは人それぞれだとは思いますが、僕はこの人生誰よりもいい人生だと思います。誰が何と言おうと幸せな人生です。周りも優しい先輩方でキーパー陣の方々は特に優しく、自分に色んなことを教えてくれたり、同級生はみんな面白く、クセ強い人たちで毎日楽しく過ごさせてもらってます。
こんな環境の中で頑張れない理由がありません。やらないといけません。やって当たり前です。自分の目標はトップチームに上がり試合に出ることです。トップチームはいつ見てもかっこいいです。いつか自分もあのユニフォームを来てサッカーをしたい。そのために努力する。
最後にここまでこんな幸せな環境に産んでくれた両親、ありがとう。あなたたちのおかげでこんな幸せな人生を送れています。
そして、今まで関わってきた全ての人のために、「竹島英太」戦います。
とても長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも竹島英太、そして福岡大学サッカー部の応援の程、宜しくお願い申し上げます。
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