本日、選手日記を担当させて頂きます。
福岡大学サッカー部2年 楢原奏洋です。
初めに、私の生い立ちについて触れていきたいたいと思います。私は福岡県の久留米市という街で生まれました。私には私とはうって変わった超絶イケメンの三つ上の兄貴がいます。幼少期は兄に負けないただこれだけにこだわって生きてきましたが、顔面と身長、性格に関しては差は広がる一方で今でも兄貴に劣等感を抱いています。しかし、実はブラコン(兄弟の事が好きなこと)と言っていいほど昔から兄のことが大好きという可愛いらしい一面を持つのが私です。オープニングトークはここら辺にしておき、それでは本題に入っていきましょう。
今回、選手日記を書くにあたって、何を書けばいいのか非常に迷いましたが、今回は僕自身を知っていただく良い機会なので私についてちょっと触れていきたいと思います。
【周りに影響されるタイプ】
私は幼い頃からよく周りに影響されるタイプでした。
・人気のゲームがあれば人気のゲームをする
・面白いTVがあればそれを見る
周りが何々をしてるから僕もすると言った事を僕はずっと行ってきました。
その結果、いつしか僕は周りの目を気にする人間へとなっていました。
常に周りの環境や人と比べ、周りから勧められた、ノリ、流れ、状況に流されながら生きてきました。
周りが描く楢原奏洋を必死で演じ、たとえ、その人物像が私の本心とは違っても周りから絶望されないように、嫌われないように周りに合わせて生きてきました。
私の高校時代までの人生はただ他の人に認められたいという承認欲求を大好物に他者が描く人生を歩んできました。
僕は長年この他人評価を気にしすぎた結果、日々悩み苦しんできました。
【ある本との出会い】
私は人生を変える一冊の本を高校時代に手にしました。
その本の名前は「嫌われる勇気」という本です。
これはアドラー心理学という人間の抱える悩みの部分について詳しく書いてある本です。
「全ての悩みは対人関係の悩みである」
この言葉はこの本のキャッチフレーズでもあり、私の人生を変えるきっかけとなった言葉です。
この言葉は、全ての悩みの原因は対人関係にあり、対人関係を切り離して考えることができれば全ての悩みは解決するという意味です。
先程も言ったように、今までの自分は他者と比べて、優劣をつけ、悩み苦しんでいました。
いつしか、無邪気に人生を楽しむことができなくなっていました。
サッカーも同じです。心の底から楽しめなくなっていました。
しかし、変わりました。
大学に入ってからは、他人評価をあまり気にせず生きてきました。
これは勝負にこだわらないとか人の意見に耳を傾けないとかそういうことではありません。
勝負にこだわって勝ちを目指す、これは当たり前です。
じゃあどうするのか?
他人の評価を気にしない代わりに
常に私は普通であり、凡人である。
だからこそ、何十倍も努力し続ける。
と自分に言い聞かせるのです。
勝っても負けても努力はするし、怒られても褒められても努力はします。
周りの意見はアドバイスとして自分にとってプラスのものにする。
こう思い込めば、常にやる気や向上心を持って物事に取り組めると思いませんか?その行動に他の人は関係ありません。
常に戦う相手は自分であり、他人ではありません。
誉められようが凡人であり、怒られても凡人である、この真理に変わる事はありません。
これを毎日、毎日連続して積み重ねること。
現に私はそうすることで、周りを気にしていた時よりも何故か周りの意見を素直に聞くことができるようになりました。
自分に目を向けることで、自分を知れるようになりました。自分には何が足りないのか、課題が明確にわかるようになり、上手くいくことが多くなりました。
【最後に】
今ではサッカーもプライベートも心の底から楽しいし、最高の仲間と出会うことができました。
この仲間とと共に最高の時間を毎日共有できていると感じています。
今というここだけを楽しむ。
過去も未来も関係なく、現在を強く生きること
今日も1日楽しんでいきましょう
長くはなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。これからも福岡大学へのご声援よろしくお願い致します。
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