今回選手日記を担当させていただきます。福岡大学サッカー部2年の野崎将です。よろしくお願い致します。
人は誰でも自分自身に「弱さ」の部分を持っていると思います。しかし私はその「弱さ」を「強さ」に変えることができると考えています。
今回は、私自身が持っている「弱さ」について、またそれを追求する事で得た「強さ」について話していこうと思います。
まず、自分に何ができるのか、何ができないのか、自分自身にベクトルを向け、分析すること、それが自分の「弱さ」を知るために必要なことだと思います。
「人は目指していた何かを断念する時、必ず理由をつける。なぜか分かるか?その方が楽だからだ。
ダメならダメでいい。ただ、自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな。」
この言葉は僕の好きな本に出てきた言葉です。
私は、サッカーをしている時や日常生活で、何か間違えた行動をしてしまったり、失敗をしてしまったとき、いつも言い訳をし、その責任から逃れようとしていました。特にサッカーでは、環境のせい、天候のせい、仲間のせい、才能がないからなど、言い訳をしようと思えばいくらでもできます。
しかしこの「弱さ」を持ったまま何もしなければ、サッカーでも人間性でも成長できないと思い、改善しようと考えました。自分の失敗を認め、どのように原因を改善し、どのような努力をするのか、そのように自分にベクトルを向けて考えました。そう考えることで私は、自分自身を俯瞰的視野で観る力、客観的に観る力を鍛えることができ、また、失敗を受け止め努力するという「謙虚さ」を身につけることができました。そしてそれが自分の「強さ」にもなっていると思っています。
自分にベクトルを向け、自分の「弱さ」を知ること、その「弱さ」を受け入れ、「強さ」に変えるために追求し続けること、そうすることで「強さ」を得ることができ、それがサッカーにおいてのパフォーマンス向上、私生活での人間性の成長に繋がっていくと思います。
この文章を読んで下さっている方の中に自分の「弱さ」の部分をネガティブに捉えている方がいるかもしれません。しかしその「弱さ」から目を背けるのではなく、どのように改善、努力すれば「強さ」に変えることができるのか、ポジティブに捉えてみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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