今回選手日記を担当します。
福岡大学サッカー部1年 渡邊 陽平です。
「臥薪嘗胆」
私は大学に入学してから約4ヶ月間サッカーが出来ていなかった。原因は高校からの怪我で高校時代に痛みと共に無理にプレーしていたことだ。やはりプレー出来ないことはとても悔しかった。しかし、この怪我を乗り越えて約9ヶ月ぶりの公式戦に復帰することができた。出場時間は少なかったが1ゴールをあげ良い復帰戦にすることができた。この怪我の時期を、いや私がサッカーをやってきた中で私自身を支えていた言葉がある。
「臥薪嘗胆」という言葉だ。
この言葉は中国が語源であり、復讐心に誓い長い間苦心や苦労をして努力するという意味がある。
思い返せばいつも私は下からのスタートだった。中学時代も最初の方は試合に出れなかった。高校に上がっても周りには福岡の強豪チームから来た選手ばかりでなかなか周りとのレベルの差に痛感したこともあった。しかし、どんな時でも這い上がってやるんだという強い気持ちで努力し続けた。その結果はチームの中心選手になれた。上手く行き過ぎたのかもしれない。けれど、この結果も私が強い気持ちを持ち続けることが出来たからだと思う。
復帰をして約3週間いい感じで復帰をできたと感じている。これからは怪我をしない身体作りはもちろん、結果にこだわってやっていきたい。出た試合では点をとる。FWとしては1番評価に直結する部分である。とにかくこだわっていきたい。
だが大学ではそんなに甘くないだろう。全てが上手くいく。なんてことはない。いい感じで復帰はできたものもこれから一生怪我をしない訳では無い。もちろん身体作りはするが、それでも怪我をしないという保証は無い。しかし私はどんな状況になっても「臥薪嘗胆」この言葉を持ち続けることができれば、何らかの形で結果が出てくると信じこれから過ごしていきたい。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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