本日、行われました全日本大学サッカー選手権大会1回戦の結果について報告させていただきます。
【全日本大学サッカー選手権大会 1回戦 12/11福岡大学 3-0 北海道教育大岩見沢校
1回戦 12月11日 13:30 Kick off @柏の葉公園陸上競技場 気温:14°C 天気:晴れ
福岡大学 3(1-0)0 北海道教育大学
得点者
福岡大学:16’大熊、48’井上、84’今田
北海道教育大学:
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 真木 晃平 | GK | 1 | 田渕 佑 |
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 4 | 河野 秀汰 |
DF | 3 | 菅田 真啓 | MF | 13 | 亀井 海凪人(89’IN) |
DF | 5 | 饗庭 瑞生 | MF | 15 | 河面 龍征 |
DF | 23 | 前野 翔伍 | MF | 18 | 高原 大知(88’IN) |
MF | 10 | 梅田 魁人(89’OUT) | MF | 20 | 倉員 宏人(84’IN) |
MF | 6 | 河原 創 | FW | 11 | 花田 佳惟斗(75’IN) |
MF | 22 | 田中 純平(88’OUT) | FW | 14 | 今田 源紀(73’IN) |
MF | 8 | 大熊 健太(84’OUT) | FW | 17 | 鶴野 怜樹 |
FW | 7 | 井上 健太(75’OUT) | |||
FW | 9 | 梅木 翼(73’OUT) |
マッチレポート
全日本大学サッカー選手権大会一回戦。九州リーグを1位で終え、九州地区代表となった福大は北海道地区代表である北海道教育大学岩見沢校と対戦した。前半開始早々CK獲得。こぼれ球を拾ったDF23前野のクロスを菅田が合わせるも、オフサイド。5分スローインからチャンスを作られるが、体を張り、ゴールを死守。11分、相手CBから裏のスペースを突かれピンチを招くが、GK21真木のセーブで得点を許さない。15分、左サイドをMF8大熊、FW7井上で崩し、井上のクロスを梅田が折り返す。最後は大熊がヘディングでネットを揺らし福岡大が先制に成功する。対する北海道教育大は短いパスをつなぎながらも積極的に裏のスペースを使おうとするがDF5饗庭、DF3菅田を中心とした堅い守備で阻止する。24分、DF12阿部のスローインをFW7井上が繋ぎ、最後はFW10梅田が左足でシュートをするも、キーパーのセーブに阻まれる。
試合が落ち着くにつれ福岡大はミスからボールを奪われるシーンがいくつかあるが、すばやい切り替えで相手に攻撃をさせない。37分、再びDF12阿部のロングスローが入りFW10梅田が右足で合わせるも、大きくバーを外れる。
相手にボールを握られる時間が多く、チャンスを作られるも、1-0のまま前半を折り返す。後半は立ち上がりから福岡大学が猛攻を仕掛ける。47分FW7井上が裏へ抜け出し、キーパーと1対1。かわしにいったところでファールを誘い、PKを獲得。キッカーは井上が豪快にゴール真ん中に突き刺し2-0とリードを広げる。前半から果敢に裏への抜け出しを行っていたことがこのゴールに繋がった。55分、ゴール前25mあたりでフリーキックを与える。直接狙ってきたがバーに救われ、難を逃れる。その後ミスから立て続けにピンチを招くが、DF陣が身体を張って守り抜く。後半に入ってもなお、相手にボールを握られ、守備の時間が多くなる。対して福岡大は奪ったボールを素早くゴールにつなげようと試みる。73分、FW9梅木に代えスーパーサブのFW14今田を投入し、さらなる得点を狙う福岡大。83分、相手にCKを与えるも、ボールを奪いカウンターを発動。MF8大熊が縦に仕掛けクロスを上げる。途中出場のMF11花田が合わせ弾かれるがそのこぼれ球をこれまた途中出場のFW14今田が押し込み勝負を決定づける3点目を決める。乾監督の采配が光り勝利を手繰り寄せる。是が非でも得点の欲しい北海道教育大学は、終盤ロングボールから再三チャンスを作る。ラストチャンスで左サイドから決定的なシュートを打たれるもGK21真木が立ちはだかり得点を許さない。試合はこのまま3-0で終了。攻撃陣は3つのゴールを奪い守備陣は無失点で終え、12/14(土)前回王者法政大学戦に向けて確かな手応えを掴んだ。
監督コメント
乾真寛 監督…「インカレ開幕戦を終えて」一回戦3ー0は、想定内の結果だった。前半の立ち上がりから、北教大岩見沢の鋭い出足と22下田の高さ、背後へのアクションにやや受け身に回ったが、最後の最後でカラダを張って良く耐えた。タテに速い展開からサイドのスペースを使っての攻撃に目先を変えた矢先、井上が左サイドに抜け出しタイミングよくクロスをファーサイドの梅田へ、梅田がヘディングで折り返したところに大熊が上手く詰めて待望の先制点が決まった。横方向の大きな展開が効果的だった。後半開始直後も相手のラッシュに多少押し込まれたが、これも想定内でハイラインになった相手DFに対して河原の縦パスが裏を突き、カウンター気味に井上が見事に飛び出して得意の高速ドリブル。賢くPKを誘った意図的なプレーが光った2点目だった。その後は相手が強引に前に来ることを冷静に受け止めた上で、仕上げの3点目を交代出場の花田、今田が効果的に得点に絡みトドメを刺した。相手にシュートを打たせた場面は、反省材料だが何度もゴールカバーする粘り強い守備は、二回戦にも繋がる福大らしいネバリの好プレーだった。結果的に無失点、怪我人もなく、カードも無しで初戦突破出来たことは評価したい。早速、頭を法政大学戦に切り替えて今晩から次の試合への準備を着実に進めていきます。応援して頂いた皆さま、ありがとうございました。
選手コメント
大熊健太…前半の最初は押し込まれる時間が続いて難しい戦いだったが裏への抜け出しやクロスボールで徐々に押し返すことができて先制点を前半の内に取れたのでよかった。
後半は相手の足も止まってきて裏のスペースをついて攻めることができていた。最後の局面でも迫力は出せていたのでこれを次の法政戦でも出せるようにしたい。
饗庭瑞生…インカレ初戦を3-0で勝ち切ることができました。この結果に満足せずに次の試合に向けていい準備をしていきます。
次の相手はディフェンディングチャンピオンの法政大学ですが、福大の強みを出してやるべきことをやれば勝利を掴むことが出来ると思います。
一体感を持ってチーム全員で戦いますので応援の程よろしくお願いします。
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
12/14(土)13:30 kickoff🔥
全日本大学サッカー選手権大会 2回戦
vs法政大学
会場は柏の葉公園陸上競技場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣