本日、行われました第38回九州大学サッカーリーグ1部第11節の結果について報告させていただきます。
【第38回九州大学サッカーリーグ1部 第11節】7/1 福岡大学 3-2 鹿屋体育大学
第11節 7月1日 11:00 Kick off @志布志しおかぜ公園 気温: 23°C 天気:雨
福岡大学 3(0-1)2 鹿屋体育大学
得点者
福岡大学:51分 伊藤、75分 榊原、89分 坂井
鹿屋体育大学:10分 、60分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 16 | 菅沼一晃 | GK | 1 | 中野翔 |
DF | 3 | 磯谷駿 | DF | 4 | 坂井悠飛
81’in |
DF | 5 | 伊藤颯真 | DF | 25 | 田中翼 |
DF | 7 | 橋本悠 | MF | 6 | 重見柾斗
61’in |
DF | 18 | 岡田大和 | MF | 26 | 芳野凱斗
56’in |
DF | 30 | 岩本剛気 | MF | 34 | 森喜大
69’in |
DF | 2 | 合戸倫太郎
61’out |
FW | 24 | 榊原琉太
24’in |
MF | 11 | 稗田凌太
56’out |
FW | 27 | 合戸晴矢 |
MF | 13 | 内田裕也
69’out |
FW | 40 | 末次颯 |
MF | 41 | 竹田天馬
24’out |
|||
FW | 9 | 中山桂吾
81’out |
マッチレポート
前日からの雨でグラウンドに水が溜まりボールも前に進まない最悪なピッチコンディションで迎えた、前期リーグ最終戦。鹿屋体育大学との一戦。
開始早々コーナーを取られるがDF陣でしっかり防ぐ。
右サイドから攻められるも伊藤が跳ね返す。
その後コーナー2本目になるも岩本がヘディングで防ぐ。
前半10分、右サイドからクロスをあげられヘディングシュートを決められる。0-1。
相手を押し込んででゴール前まで持っていくも中々シュートを打てず。
前半20分、コーナーを獲得し得点チャンスだったが相手GKにキャッチされる。
前半27分、岡田のロングスローからゴール前で接戦になるが阻まれる。
その後もゴール前、ヘディングで攻めるが雨で思うようにボールを動かせず。
前半終了。
後半6分、ゴール前混戦の中、伊藤が強烈なシュートをネットに突き刺し同点とした。
後半15分、今度は相手に押し込まれ2点目を許す。1-2。
後半30分、森から繋がれたボールを橋本が技ありシャペウで相手DFをかわしクロス、榊原が決め再び同点に追いつく。2-2。
次の1点を取ろうとお互いに一気にゴール前まで持ち込むが1歩も譲らず白熱した戦いが続く。
後半44分、前線からの守備で奪ったボールを芳野がそのままゴール前まで運び横パス、坂井が決め逆転。試合終了間際の劇的ゴールとなった。
後半ギリギリまで五分五分だったが交代選手の活躍で3-2で終了。
監督コメント
監督コメント 乾 真寛
「前期最終戦は悪天候の中、終盤怒涛の逆転劇で11戦全勝」
前日から、九州全域に線状降水帯が発生して、大雨特別警報が発令される中、アウェイ鹿屋戦は志布志市のしおかぜ公園Gで開催された。
キックオフ前からの集中豪雨でピッチ内は、完全に冠水してしまい、お互いにキック&ラッシュを繰り返していくしかない状況だった。
そのシンプルな蹴り合いの展開から、DF岩本の右外側にカウンター気味に侵入され、早いタイミングのクロスをヘディングで押し込まれ、前半早々鹿屋体育大に先制点を許した。
その後前半戦は反撃するが、相手陣内での圧力や人数が足りず、なかなかゴール前のチャンスを作り出せず、早めにMF竹田に代えFW榊原を25分で投入した。
ハーフタイムを挟み、後半開始直後から、一気にパワーアップして前線に3人、左の岡田の位置を高くして、ボランチ合戸も加えて5人がハイプレスに行く布陣に作戦を変えた。
この変更が功を奏し、後半7分にロングスローのこぼれ球をキャプテン伊藤が蹴り込み1-1の同点とした。
しかし、その後すぐにロングスローから押し込まれて勝ち越し弾を決められてしまった。
雨の日特有のスリッピーなグラウンドの難しさはあるにせよ、今季初の2失点目により、ゲームはより難しいものになった。
残り時間は、まだ充分あったが、まずは同点にするため、前線のメンバーに、芳野、重見を次々に投入して、反撃を開始した。
一方、リードした鹿屋体育大は、5バックで深く引いて構えてきたこともあり、ここから福大が怒涛のプレスで圧力をかけて総攻撃体制に入った。
後半30分右外側から、橋本悠の巧みなドリブル突破からの絶妙なクロスがファーサイドで待ち構える榊原にピタリと合って、まず2-2同点弾を決めた。
そして、交代カード4枚目ボランチ内田から森喜人へ、5枚目FW中山に代えて本来ならCBの坂井を前線に起用し、勝負に出た。
この交代カードが、結局は逆転劇につながり、44分右サイドで芳野のドリブル突破から、最後の最後でゴール前に詰めた坂井が、混戦から蹴り込み、劇的な一撃で3-2として、遂に決着をつけた。
結果的に交代メンバー5人が全てにおいて、しっかりと仕事をしてくれた形になった。
前期最終戦を苦しみながらも勝ち越した事は、再来週からのトーナメント戦に向けても良い材料になったと言える。
前期リーグ全勝首位折り返しと、劇的逆転勝ちを手にして、チーム力はさらに進化していきます。
遠く鹿児島まで、激しい雨が降る中、応援に駆けつけてくださいました皆様、ありがとうございました。
これからも、福大サッカー部は、益々成長して勝ち続けていきます。ご期待ください。
選手コメント
3年 橋本
本日は雨の中応援して頂きありがとうございました。
前期最終戦という事もあり全勝で終えることが僕らの理想でした。
それが結果として繋がったのは良いことだと思います。
しかし、簡単に勝てた試合ではありませんでした。3-2という数字からわかる通り難しい試合になりました。入りの部分で先制点を取られてからの試合はこれで2試合目になりました。
この入りの部分はチームとして課題だと思うのでしっかり後半戦では修正した姿で挑みます。
個人としては雨の中でも特徴をいかしたキックの精度や個人技で相手を剥がすことを出来たことはこれからの自信にもつながりました。
前半戦はなんとか全勝で終わりましたが、これから九州トーナメントが始まります。
チーム、個人の課題を修正しながら、より一層「勝ち」にこだわりチーム一丸となって戦っていきます。
これからも応援の程よろしくお願い致します。
1年 坂井
本日は雨の中応援ありがとうございました。
大雨の試合の中、入りのところで先制されてしまい難しい試合運びの中で3-2で勝利出来たこと、前期全勝で終われたことは良かったと思います。
試合でのちょっとした隙でピンチになる場面が多々あるのでチーム全員で改善出来たらと思います。
個人として、いつもとは違うポジションでの途中出場、監督の指示通り仕事が出来たと思うし、自分が点を決めて試合に勝てたことはとても良かったです。もっと出場機会を増やしていけるようにしたいと思います。
これから九州トーナメントが始まります。
チーム、個人がもっとレベルアップしてトーナメントを闘いたいと思います。
これからも応援の程よろしくお願いいたします。
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