先日行われました第26回福岡県サッカー選手権大会 準決勝の結果について報告させていただきます。
【第26回福岡県サッカー選手権大会 準決勝】3/30 福岡大学 1-1 九州産業大学
3月30日 19:00 Kick off @FFC
気温: 14°C 天気:曇り
福岡大学 1(0-0)1 九州産業大学
ex
0-1
1-0
PK
福岡大 ○○○○○
九産大 ○○×○-
得点者
福岡大学:101分 大川
九州産業大学:99分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 橋口 欧介 | GK | 1 | 中野 翔 |
DF | 19 | 岩本 侑大 | DF | 4 | 大川 智己
(86’IN) |
DF | 5 | 伊藤 颯真 | DF | 13 | 内田 裕也 |
DF | 3 | 磯谷 駿 | DF | 22 | 大島 清 |
DF | 12 | 橋本 悠 | MF | 29 | 森 喜大 |
DF | 18 | 岡田 大和 | MF | 17 | 稗田 凌太 |
MF | 6 | 重見 柾斗
(86’ OUT) |
FW | 24 | 榊原 琉太
(69’IN) |
MF | 2 | 末次 章悟 | FW | 11 | 山口 隆希
(HT IN) (100′ OUT) |
FW | 14 | 川元 翔太
(HT OUT) |
FW | 40 | 大原 竣介
(100’IN) |
FW | 8 | 永田 一真 | |||
FW | 9 | 大﨑 舜
(69′ OUT) |
マッチレポート
昨年、新人戦決勝で0-1で敗れ、何としても勝たなければならない九州産業大学との一戦。
そして勝てばギラヴァンツ北九州への挑戦権を得ることが出来る特別な一戦は、緊張感漂う中、キックオフした。
福岡大学は勢いを持って試合に入ることに成功し、前半開始からロングスローで立て続けにチャンスを作るも得点には至らず。
前半15分にはFW川元がゴール前でシュートを打つも枠の上。
前半26分にはFKに永田がゴール前で上手く合わせるも枠の外に外れる。
反対に九産大はすばやいカウンターでゴールを狙い、早い段階でアーリークロスを上げゴールを目指すも、DF伊藤を中心としたバックラインのコントロールでオフサイドを立て続けに奪いシュートを撃たせない。
0-0のまま前半は終了。
福岡大学はFW川元に代えてFW山口を投入し得点を奪いに行く。
後半8分DF橋本のロングスローから最後はFW山口がシュートを放つもGKに阻まれる。
後半15分DF岡田のクロスにFW大崎がゴール前で上手く合わせてシュートを枠へ飛ばすも、ここも相手GKに阻まれ、なかなかゴールへ決まらない。
後半24分FW大崎に代えてFW榊原を投入し、高さで勝負を決めに行く。
後半25分、FW永田が2度のミドルシュートでゴールを狙うも、相手DFの身体を張った守備でゴールを破ることができない。
その後もロングスロー、コーナーキックから立て続けにチャンスを作るも九産大の決死の守備でゴールを破ることが出来ない。
後半41分MF重見に代えてDF大川を投入し、4-4-2へとシステム変更を行い、高さのある2枚で点を奪いに行く。
その後もゴールを破ることは出来ず、後半だけで計11本のシュートを放つも相手GKの奮闘もあり、スコアレスで90分を終える。
延長前半2分、永田がシュートを放つが相手GKに阻まれる。
その後は決定機を中々つくれず、迎えた延長前半9分、相手コーナーキックからの流れで、PA内でハンドの判定を受けPKを与えてしまい、失点。
延長前半を0-1で折り返す。
延長後半1分、岡田のCKを榊原が折り返し、最後は途中出場の大川が押し込み1-1の同点。采配が的中した。
その後は一進一退の攻防が続くがスコアは動かず、勝負はPK戦へともつれ込む。
両チーム2人ずつ決め、迎えた3人目、福岡大学はきっちりと決め、九産大の3人目のキックをGK橋口がセーブし、3-2と勝ち越しに成功する。
その後は福岡大学が4人目、5人目ときっちり決め、5-3でPK戦を制した。
監督コメント
監督 乾 真寛
天皇杯予選準決勝vs九産大。
監督コメント、「ギリギリですが、価値ある一勝!」
勝てば、J3ギラヴァンツ北九州との決勝戦に出場出来るという一戦は、内容よりは結果のみが求められるシビアな闘いだった。
両チームにとっては、お互いに負けたくないというメンタリティと勝ちに行く勇気とのバランスが難しい試合だった。
キックオフ直後からの小雨でピッチコンディションはスリッピーでDF陣やGKにはワンミスが勝負を左右する緊張感ある試合だった。
自陣でのリスク回避策としては、両チーム共にロングボールの撃ち合いの展開は、予想通りだった。
前半戦は、0-0で折り返しだが、後半戦では、力の差を得点差で示せると思っていた。しかし、九産大の諦めない健闘や好守ににも手こずり0-0のまま、延長戦に突入した。
最悪のシナリオも描きながら対応してきていましたが、不運なPKから0-1となり、心が硬直しそうな試合でしたが、終わってみたら、1-1PK5-3。
延長1-1,PK戦突入とはなりましたが、最後まで諦めず、チームの勝利を信じて愚直に闘ってくれた選手たちの健闘と成長を感じる一戦となりました。
4/24の決勝戦vs北九州戦までには、チーム力を更に向上させながら、本選出場権獲得を目指して、今後とも努力して参ります。
LIVE配信を通じて、応援して頂いた方々にも熱く御礼申し上げます。
選手コメント
3年 橋口 欧介
この一戦は福岡大学サッカー部として絶対に負けられない試合であり、僕にとっても本当に特別な一戦でした。
勝てば、ギラヴァンツ北九州と決勝で戦う権利を得ること、九産には新人戦で一度負けていること、さまざまな条件のもと、難しい試合になるということは予想できていました。
ただ僕達は、誰1人として集中を切らすことなく、チーム一丸となって攻守共に戦えていたことが今回の勝利の要因だと思っています。
今回の試合を勝ち切れたことで、僕達はさらに成長できると確信しています。また、改めてサッカーの楽しさを噛み締めてプレーすることができました。
次のギラヴァンツ北九州にも必ず勝ち本戦への切符を掴み取りたいと思います。
最後に、この試合の運営に携わってくださった方々、画面を通して応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
2年 橋本 悠
まず、前半の入りから福大らしさを見せて前に前にという攻撃が出来たことは良かった。
しかし、ゴール前の質、シュートで終わるという形までにはいけなかったのは1試合通しての課題だと感じました。
セットプレーも何本もチャンスがあったなかで決めきる力がまだ僕らには足りないので、そこは普段の練習から高い緊張感を持って取り組んで行きたいと思います。
また、0-1というビハインドの状態から追いつき、勝ち越す経験出来たのは今後のシーズンにも活かされると思うので良かったと思います。
次はギラヴァンツ北九州との決勝なので良い準備をして必ず勝ちます。
今後とも応援よろしくお願いします。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
4/9(日)11:00 kickoff🔥
〇九州学生サッカー1部リーグ第1節〇
vs西南学院大学
会場は福岡大学サッカー場で行われます!
たくさんの応援よろしくお願いします📣