今回、選手日記を担当させていただきます。
福岡大学サッカー部3年 永尾淳です。
私の日記は春休みに青年海外協力隊として派遣された「ボリビア」で考えたことをお話ししたいと思います。
福岡大学サッカー部はJICAと連携しており、サッカー部の学生がボリビアに出向き、現地の子供達にサッカーを伝えるという取り組みが行われてきました。ここ数年、新型コロナの影響によって一時中断されていましたが、今年から復活したため参加しました。現地では、3ヶ所の地域をまわり、小学校訪問や少年サッカーチームとの交流を通して、日本のトレーニング方法や指導方法を伝えるための活動をしました。また、そのための講演会活動もありました。
ボリビアは、南米にある人口約1100万人の発展途上国であり、主な観光地にはウユニ塩湖があります。このような地球の裏側の国で5週間過ごしたことで、今まで知ることがなかった様々なものを見ることができました。例に挙げると、整備されていない道路、40円で乗れる小汚いバス、笛を吹いて生活費を稼ぐ少年や信号待ちで芸を始める大道芸人、道に座り込んでいる物乞いなどです。これらは普段の自分たちの生活では考えられないことで、とても衝撃を受けましたが、福岡大学サッカー部の一員としてJICAに参加するという行動を起こしたからこそ、貴重な経験をすることができ、自分の知らない世界を知ることができました。
今回、自分から行動を起こして自分の知らない世界を知ることができたことから、目の前のものだけでなく、その他のものに目を向けて視野を広く持っていきたいと考えました。
また、私は卒業後、教員になりたいと考えています。この経験から得た、自分から考えて行動することの大切さを伝えられる教員になりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いします。
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