今回選手日記を担当します。
福岡大学サッカー部4年の荒木慶翔です。
よろしくお願いいたします。
「完走」
半年、約180日。
小学1年から15年間、夢とボールを追いかけ、大好きなサッカーを本気でできる日々も残り半年。
1番最初に憧れたサッカー選手は「中村俊輔」
右利きだった私は憧れの選手になるために左足しか使わないと決めて練習に行く日もあった。
給食の時左手で食べたら左足も使えるようになるよと言われ左手で食事をするくらい憧れていた。
そのおかげで両足遜色なくプレーできている。
大学4年という岐路で私はサッカーを続ける選択を捨て就活を選んだ。
私はサッカーに対して本気で取り組んでいるように見えないと思うが、高校で諦めたプロサッカー選手を大学でもう一度目指そうと福岡大学へ入学した。
現実はそんなに甘くなくAsateという2番目のカテゴリーで大学4年目も過ごしている。
この選手日記を書くにあたって読んでもらう人に何を伝えたいのかが分からず提出期限を2日過ぎた昨日の夜まで書いていた。
そこに一本の電話がかかってきた。その相手は2年前卒業された大好きな出上先輩。
「最近調子どう?」久しぶりに声が聞けて安心した。30分以上の電話、最近の悩みを全て吐き出しサッカーへの思いを語ると「熱い男やね」という言葉が返ってきた。
卒業された先輩方がみんな口を揃えて「最後、後悔のないようにやり切れ」と言われる。
今が1番若い。
この言葉の通り今この瞬間が1番若い。
だからこそ今を大事にサッカーも残りの大学生活も楽しむ。
そんなでがさんと2年前悔しい思いをしたiリーグ全国で、今年こそ優勝しこれまでお世話になった方々に笑顔で報告し、サッカー人生のラストピースに全国優勝を埋めたい。
そして16年のサッカー人生に今年で終止符を打つ。
これまで高校と大学でサッカーを辞める選択をする人を見てきたが、半年後なのにこんなに怖い選択はこれ以上にないなと思う。それだけサッカーが好きなんだと再確認できた。
先週記載された高瀬翔の選手日記の一部
「自分の選択を正解にする」
サッカーを辞め就職を選んだことを5年後10年後必ず「良かった」と言えるように新たなステージで挑戦し続ける。
最後に
これまでたくさんのサポート、応援をしてくれた両親、ありがとう。
サッカーを始めさせてくれてありがとう。
福岡大学に行かせてくれてありがとう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いいたします。
選手情報はこちら