はじめまして。今回日記を担当させていただくスポーツ科学部3年の大川智己です。今回は福岡大学に入学して様々な価値観や考え方を持つ人と接する中で多くの“気づき”を得たことについて話していきたいと思います。
“気づき”
誰しもはっと目を見張るような驚きや,人生を変えるほど強いインパクトを与えられた経験はあると思います。それは、これまで経験したことない新たな感覚であり、その感覚はこれまでの自分の感覚をさらに広げ、大きな感情の揺さぶりを起こしてくれる。
“気づき“とは感覚的なものだ。最近でいうと満開の桜、太陽光の温もりを感じて春の訪れを感じる。これも゛気づき〟の一つである。本を読んで印象に残ったフレーズや人から聞いた言葉による新たな気づき。日常には様々なところに気づきが溢れている。僕はこれらの気づきの中で先に書いてある、強いインパクトや心臓をがっしり掴みグラグラと揺らすような感情の揺さぶりを感じる感覚を大事にしている。
〜 Tコーチ 〜
元プロサッカー選手のTコーチがよく言うフレーズがある。
「歩みを止めるな」
「新しい気づきを大事にしろ」
「日頃から常にアンテナをはれ」
これらは同時期に言われたことではなく別々のタイミングで言われたフレーズだか、よくTコーチはこれらをよく口にする。
“日常から常に成長するチャンスは転がっているが、それを見つけるのは自分でそれを自分のものにするのも自分である。その新しい気づきを大事にし自分に落とし込むことで自分の成長の歩みを一歩ずつ前進させることができる“
僕はTコーチが言っていることはこのようなことだと勝手に自己解釈している。どれもつながっていて大事であると。だから今も“気づき”を大事にしているし
着実に一歩ずつ進んでいると噛み締めている。ありがとうTコーチ。
〜 1番のサポーター 〜
僕は男4人兄弟の末っ子だ。男の子だし4人兄弟の末っ子だからさぞかし可愛かったろう。しかし、高校あたりからお母さんはよく、昔は可愛いかったのにね〜という。今も可愛いだろ!!と僕はいうが現実は可愛くない・・・。
僕の兄弟は皆サッカーをしていました。皆プロサッカー選手を目指していてよく試合も見に行っていた。その影響もあり僕はサッカーを始めた。現在は皆就職をし趣味としてサッカーをしている。なので、大川家でプロサッカー選手になれるチャンスがあるのは僕1人になった。僕は両親と話をする時はサッカー関係について話すことが多い。ある日会話の際にポロッと親が言った。
〜 なんでプロサッカー選手になりたいの? 〜
話の成り行きまでは覚えてないがこの問いかけに対して僕は何も考えずに適当なことを言ったのを鮮明に覚えている。その時になんでプロサッカー選手目指してるんだろう。サッカーをしている環境にいるから?周りがプロになると言うから?プロになったら有名になれるから?
僕は日頃からただプロサッカー選手になりたいと言っていただけだと気づいた。
自問して答えが出ないまま時が経っていた頃、突然その答えがわかった。ある日、兄さんの1人とサッカーについて相談をのってもらっていた時だ。最後の別れの際に
“プロなれよ!大川家の最後の希望なんかやから!”
と言われた。それまで俺はなんでだろう?なんやろ?と自問して胸の中がざわついていたが、その言葉を聞いた瞬間胸の中がスッ〜とスッキリした。そうやん!俺は大川家の最後の希望なんや。これまで兄さん達が目指していた夢を受け継いで、プロサッカー選手になって活躍する姿を見せないかんなと!僕はそれに気づいてからプロサッカー選手になることを夢ではなく目標にしている。そして、プロサッカー選手になった姿をスタジアムに招待して家族全員に見て貰う。これも僕の目標になった。。。
目標は絶対達成する。なにがなんでも。見ててくれ。大川家のみんな。絶対達成するから。
〜 恩返し 〜
福大サッカー部に入って1番大事なことに気づいた。 それは、
“僕は最高の環境にいると”
スタッフ、仲間,マネージャー、飯田トレーナー、環境、家族の存在、フードマイスターの西川さん、福大という組織。僕の周りには多くの人がいます。毎日その人達が大川智己を成長させてくれている。
大学に入り考え方が変わった。高校までは、
自分が活躍したい。
周りに認められたい。
褒められたい。
といった”承認欲求„の塊で僕はサッカーをしていた。
しかし、大学に入り多くの人の価値観や考え方に触れることによって、誰のためにサッカーをしているのか?と考えるようになった。昨シーズンスタメン落ちしてから僕は試合に絡めなくなった。僕は試合に出れなくなった時期に多くの人が支えてくれていることに気づいた。スタメンでないのに個人トレーニングに付き合ってくれるスタッフ。相談にのってくれたり元気の出る言葉をくれる同期。栄養面でのサポートをしてくださる西川さん。そしていつでも応援してくれる家族。多くの支えを感じた。
誰の為にサッカーをしているのか?
そう。僕は、応援してくれる、支えてくれている人に結果で恩返しをする為にプレーしないといけない。と気づいた。
”誰かの為にが1番強い„
チームの為。支えてくれる人達の為。家族の為。多くの人の思いを背負って結果で恩返しする。福岡大学に入学して僕自身、結果を出していないし、スタメンでもない。今も怪我から復帰したばかりでチームに対して貢献もしていない。チームに対して良い影響を与えることもできていない僕だからこそ、今シーズンは”覚悟„を持ってチームに貢献していこうと思う。いや。貢献する。
今シーズンは、昨年逃したタイトルを取り返さないといけない。そして、“強い福大”を体現し、証明しないといけない。難しく険しいシーズンになると思うがチーム一丸となり突き進んでいき、個人としてもチームとしても良い成果を出せるようにします!
長々と“気づき”について書いてきましたが、僕は大学に入学して多くの気づきに巡り合い、その一つ一つが僕を成長させてくれました。なので今後も多くの気づきを得るように日々アンテナをはっていたいと思います。そして成長した自分をチームに還元していけるように努めていきたいです!
まとまりのない文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
今シーズンも福岡大学サッカー部の応援よろしくお願いします📣
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