はじめまして。今年度主将を務めさせていただきます、4年の田中純平です。
昨シーズンはコロナ禍で難しい状況の中、多くの方の支えがある事のありがたみを、改めて感じる事ができました。本当にありがとうございました。
今回自分が日記を担当させていただくという事で、大学ラストシーズンを迎えた今の自分が考える事を書かせていただきます。
10人。
選手、学生スタッフ、マネージャーを含め、最終学年になるにあたってチームに残る同期の人数です。同期の多くは3年の終わりでこのチームから離れる決断をしました。
人それぞれの人生があって、人生は1つ1つの決断の連続です。だから、それぞれが決めた選択を尊重しなければいけません。サッカー部からは一旦離れてしまったけれど、今はそれぞれの道で活躍する同期の姿を楽しみにしています。
福岡大学サッカー部という組織に所属するにあたって、常に問われ続ける事があります。
「存在意義」
チームの為に自分は何ができているのか。
どこを目指してこのチームでサッカーをしているのか。
学年が上がるにつれて、その姿をより明確に描き表現する事が求められます。
高校までの自分では到底ここまで深く考えることは出来なかったし、考えなくてもサッカーが出来ました。でもここではそれじゃいけません。漠然とした目的ではなく、明確な形で目的に対してトライし続ける、自分が描く姿を追い求め続ける、そういう集団でなければいけません。やらされるのではなく、個人個人が自分を律して主体性を持って毎日を過ごす。その結果として周りから必要とされる人材になっていくのだと思います。
チームの主将として迎えるラストシーズン。
ピッチ内外で自分自身が先頭に立って、ここ数年打ち破れていない全国4強超えを成し遂げます。
その為に自分自身に対しても、周りに対してもアクションを起こし続けます。
これは、あるテレビ番組で見かけたの事なのですが、難しい状況が起きた時人はどうしてもネガティブに捉えがちである。しかし、難しい状況がまったく無い人生では「無難(ぶなん)」で終わってしまう。それに対して、難しい状況が有るということは、自分にとって成長に繋げられる「有り難い(ありがたい)」事である。
本当にこの通りだと思います。
新チームは昨年までの主力と言われるメンバーも抜けて、非常に若いチームになります。
今年1年チームとしても個人としてもどんなに難しい状況に陥ったとしても、その度に有り難い事なんだと思い、成長に繋げていきます。
まとまりのない文章になってしまいましたが、
今年1年「強い福大」を体現できるように個人としても努力を続けていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今シーズンも福岡大学サッカー部をよろしくお願いします。
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