「こんなもんじゃない」
こんにちは今回選手日記を務めます福岡大学サッカー部2年の吉本空雅です。
プロになる。その夢に向かって直向きに頑張ってきた。
それから中学や高校で頑張って個人的にもチームとしてもそれなりに結果を残してきた。
プロとか俺でもなれんじゃねそう甘く考えてしまっていた時期もあった。
そう思っていた矢先、初めてプロのチームの練習に参加することが出来た。
元日本代表GK土肥洋一コーチの正面キャッチのボールスピードに一回もキャッチすることができなかった。
基礎トレーニングだけで実感した明らかな実力の差があった。
その後のトレーニングでのフィールドの選手のシュート力、スピードに手も足も出なかった。
一ヶ月TOPチームで練習するはずであったがユースの堀川GKコーチにはもうTOPには行きたくない1日目のトレーニングが終わった時そう弱音を吐いていた。
堀コーチは「お前はそんなもんじゃない。」と言った。
素直に嬉しかった。それから歯を食いしばって必死になって食らいついた。
コロナの影響もあり1週間弱でTOPの練習参加は終わった。
堀コーチの一言が全ての原動力となり1週間すべてを出し切れた。
それから少しずつコロナが緩和されトップやユースを行き来しながら練習をしていた。
そんな時、同じクラブに所属していた孝太がプロ契約したり翔哉が2種登録されたりと身近な存在がいつの日からか雲の上の存在にまでなっていた。
それは孝汰や翔哉だけではなく一つ下の透瑛も一緒で昇格して現状結果を残している。
ポジションは違えど3人を心からリスペクトしている。
しかし「頑張れ」という気持ちとは裏腹に焦りや悔しさも同時にある。
そんな自分も高校3年生でなんとかトップ2種登録、昇格できるかできないか。
結果昇格できず、プロにはなれなかった。
高卒でプロになれなければサッカーを辞める。
これは両親と高校一年生に決めていたことであった。
でも14年間やってきた大好きなサッカーを辞めることなんて出来なかった。
大学サッカーでのラストチャンスを両親にもらった。
そして福大OBでもある堀川コーチに福大を勧めてもらい福大サッカー部の門を叩いた。
もちろん目標はレノファ山口に帰ること。
TOPチームで練習はできているが現状は公式戦0試合。
今でも焦りや不安が積もる時がある。
でも自分はまだまだこれから。
俺は俺がこんなもんじゃないと信じて夢を追いかけます!
拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも福大サッカー部への熱い応援よろしくお願い致します!
選手情報はこちら