今回選手日記を担当します。
4年の眞崎惣介です。
入部してから昨シーズンまでTOPチームのアナリストとして活動して来ましたが、今シーズンからは学生コーチとして相方の小平とともにB2の指揮をとっています。
初めてコーチとしてチームを持つことになり感じた面白い話でもしようと思います。
今シーズンのB2は学生コーチ2人体制で臨むので、シーズンに入る前に「役割を分担しよう」と話してチーム作りに取り組みました。
僕はGKとしてプレーをしてきて、小平はMFとしてプレーしてきたので「じゃあ俺は守備のとこをトレーニングして小平は攻撃のところをやろうか」とお互い任せるとこは任せてトレーニングを進めていこうとしていました。
しかし、いざシーズンが始まると僕がビルドアップの原則についてのミーティングをしたり、ゴール前の崩しをトレーニングし、小平が守備のミーティングやトレーニングをするという言っていたことと真逆の現象が起きていました。
このことについて先日小平と話していたのですが、「GKだったら『こう攻められたら怖い』とか考えるし、MFだったら『もっとこうすれば守備ハマるのに』とかを考えてきたからお互い今まで味方に求めたかったところをやるんちゃう?」と言っていて、なるほどなぁと感心しました。
そんな話をしていた最中、鹿児島県の鳳凰高校というチームと練習試合をしました。
この高校は近い距離でパスを回し相手を崩していくという攻撃的で面白いサッカーを展開していたのですが、監督が元プロのGKだったらしく、「いいGKほどいい攻撃を理解し、いいFWほどいい守備を理解するのかなぁ」なんて思ったりもしました。
小学生の時「人に言われて嫌なことはしないさせない」と口酸っぱく言う先生がいましたが、『相手の立場になって考えてみる』というのはものすごく大切なことなんだなぁとここ最近の経験でつくづく思います。
ピッチでプレーしている人は「自分がどういうプレーをしたら相手が楽か」や「自分がどういうプレーをしたら相手が嫌がるか」を考えてプレーしてみても良いかもしれません。
僕は来週、行きたいと思っている会社の面接があるので「自分がどういう発言をしたら相手は採用したがるのか」を考えながら面接を受けようと思います。
ご一読いただきありがとうございました。
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