本日、行われました福岡県サッカー選手権大会の結果について報告させていただきます。
【 第26回福岡県サッカー選手権大会 決勝】4/24 福岡大学 0-0 ギラヴァンツ北九州
4月24日 13:00 Kick off @ベスト電器スタジアム 気温： 22°C 天気：晴れ
福岡大学 0(0-0)0 ギラヴァンツ北九州
EX 0-0
PK 福岡大学 2-4 ギラヴァンツ北九州
福岡大学メンバー表
| スターティングメンバー | サブ | ||||
| ポジション | 背番号 | 名 前（交代） | ポジション | 背番号 | 名 前（交代） |
| GK | 1 | 中野 翔 | GK | 36 | 梶原 駿哉 |
| DF | 19 | 岩本 侑大（延長17′ out） | DF | 4 | 大川 智己（延長HT’ in） |
| DF | 5 | 伊藤 颯真 | DF | 35 | 瀬山 陽生 |
| DF | 3 | 磯谷 駿 | DF | 13 | 内田 裕也 |
| DF | 18 | 岡田 大和 | MF | 22 | 大島 清 |
| DF | 12 | 橋本 悠 | FW | 11 | 山口 隆希（延長17′ in） |
| MF | 6 | 重見 柾斗（延長HT’ out） | FW | 24 | 榊原 琉太（86′ in） |
| MF | 2 | 末次 章悟 | FW | 32 | 青木 慧大（71′ in） |
| MF | 8 | 永田 一真 | |||
| FW | 28 | 中山 桂吾（86′ out） | |||
| FW | 9 | 大﨑 舜（71′ out） | |||
マッチレポート
ついに、天皇杯の福岡県代表を決める大事な一戦が幕を開けた。
対戦相手は3年前にミクニワールドスタジアムにて敗北を喫したギラヴァンツ北九州との一戦であり、リベンジに燃える。
試合の序盤、相手の北九州がボールを握り、ペースを掴んでいくが、それに対して福大は厳しくプレッシャーをかけて粘り強く守る。
30分に永田のパスに大崎が抜け出しキーパーとの一対一の場面で惜しくもキーパーに止められるが決定的なチャンスを福大が先に作る。これで勢いに乗った福大はロングスローやフリーキックでゴール前に攻め込むもゴールを揺らすことができず前半終了。
後半開始、相手陣地へボールを放り込みチャンスを窺う。そして52分、永田のヘディングと重見のミドルシュートと続いたビックチャンスをキーパーのナイスセービングで得点にならない。立て続けのコーナーキックでもクロスバーに当たるなど惜しい展開が続く。
ギラヴァンツの攻撃も硬い守備で守り、主導権を福大が握ったまま飲水タイムへ。
73分には途中出場の青木のクロスに永田が合わせるもゴールを揺らすことができない。その後もクロスからのチャンスを多くつくるもギラヴァンツの守備に守られ得点を奪うことが出来ない。
両者一歩も譲らない攻防を繰り広げ、後半が終了し試合は延長戦へ。
延長前半開始早々、ギラヴァンツが攻め込んで来るも中野のビックセーブや守備陣の頑張りで相手にペースを握られていたが粘り強く守り切る。
延長後半終了間近にはフリーキックからのチャンスがあったものの決め切ることができずに延長終了。
勝負の行方はPK戦に委ねられた。
PK戦では、福大側の2人目、3人目が止められ、2-4で敗戦となった。
監督コメント
監督 乾 真寛
「内容で勝って、結果で負けた一戦」
J3の前節スタメンを完全ターンオーバーしてきたギラヴァンツ北九州に対して、前半から先手で仕掛ける展開を目指していた。
積極的で前向きな守備から、勢いよくゲームに入れた。
高い位置から奪いに行く守備と中盤まで引き込む守備とを上手く使い分けていくプランを持って、プロ相手にチャンスらしいチャンスをほとんど作らせない展開に持ち込んだ。
前半30分、良い守備からのショートカウンターが見事にハマり永田のスルーパスにFW大崎が抜け出しGKと1対1になった。
大一番では、絶好機の決定力が勝敗を左右したと言える。絶対に決めておきたいシーンだった。
後半開始から20分間、運動量、球際、ボール支配、全てで優位に立ち、流れからセットプレーやクロスで度々チャンスを作り、決定機を掴むが、重見、永田のシュートは無常にもクロスバーを連続して叩き、今日は1点が遠かった。
延長戦でも、福大の運動量は落ちないまま全員がハードワークを続けた。
終盤に高さを期待して、榊原、大川を前線に入れ、青木の快速から右サイドを崩す狙いもはまっていたが、
最後までゴールを決めきれず、PK戦となった。
この試合、初先発出場のGK中野は、よく健闘して好セーブやキック力では、活躍した。
内容的には、充分勝ちに値する試合だったが、PK戦では2本止められ、勝負の女神が微笑んでくれなかった。
我々にとって何も失うものはなく、成果と手応えの有る良い試合だった。
これで天皇杯本戦への出場権は逃したが、今後、主力選手のケガ人復帰や新人の台頭も期待され、今シーズンの最終到達目標に対しては、明るい希望を持てるゲーム内容だった。
スタジアムで応援して頂いた皆様、ライブ配信で応援してくださった皆様、本当に有り難うございました。
また、今後のリーグ戦やトーナメント戦でも、福大らしい戦いを目指してひたむきに頑張ります。ご声援をお願い致します。
選手コメント
4年 末次 章悟
本日、スタジアムまで足を運んで応援していただいた方、画面を通して応援してくださった方、ありがとうございました。
今日の試合では、急遽出場となったGK中野を含め、チームとして110分通して集中力を切らさず守り切ることができたことはチームとしては良かったです。
しかし、これまでも課題であった、得点力の部分が今日も試合を通して多くの決定機を決めきれず今後の課題として残った。
来週にはリーグ戦もあるため、今日の反省点を練習を通して改善していきたいです。
2年 中野 翔
この大事な試合で、GKとしてスタメンを任され、何としてでも結果を残したい気持ちで挑みました。終始、相手にボールを握られて攻め込まれる状況が多かったですが、DF陣が体を張って守ってくれたことで枠内に飛んできたシュートは一本だけだったのは、チームの守備として良い収穫だったと思います。
一方で、なかなか得点が入らず、決定力の部分は課題としてあるので改善していきます。
個人としてはPKストップできずに悔しい思いをしたので、日々の練習でチームを勝たせるGKになることを意識して取り組んでいきます。
応援してくださった方々、応援ありがとうございました。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
4/29（日）17:00 kickoff🔥
第37回九州大学サッカーリーグ1部
vs日本経済大学
会場は福岡大学サッカーグラウンドで行われます！たくさんの応援よろしくお願いします📣