今回、選手日記を担当させていただきます。
福岡大学サッカー部2年の松永隼です。
選手日記を通して「松永隼」について少しでも知っていただけると幸いです。
「こだわり」
僕は「こだわり」がとても強い人間です。
例えば、スパイクの靴紐を結ぶときです。
僕はいつも左足から靴紐を結び始めます。靴紐が一本でも捻れているときや、
締まり具合が強いか弱いときには、再度靴紐を結び直しています。
他にも、スパイクのお手入れやシューズケースの管理などが挙げられます。
当然のことながら、サッカーに関してだけではありません。勉強に関することや家事
に関することなど、私生活でも多数あり、意識せずに行っていることもあるかもしれません。
これを聞いただけでも「小さなこと」や「気にしすぎ」などと思う方はいると思います。
確かにその通りかもしれません。
「こだわり」の本来の意味は、
「些細なことに気持ちがとらわれてそのことに必要以上に気をつかう」
という悪いニュアンスを持ちます。
しかし、僕は素晴らしい物や人などは全て、側から見れば「小さなこと」だと思われるようなことを「気にしすぎた」結果としてできあがっていると思います。それらは些細なことの良さからできている。そして現在では些細なことの良さが認められて良いニュアンスとしても使われるようになったと思います。
僕は、目の前の何かから素晴らしい結果を得るための些細なことの一つとして、例で挙げたように納得するまで靴紐を調整して結び直しをしています。決して無駄ではないと自覚しています。
理由は、一瞬や数センチといった小さなことで勝負が決まりうるサッカーにおいて、たかが靴紐であろうと勝敗やプレーに影響が出るかもしれないからです。この場合ではそこに良さがあると思います。本当に影響が出るのかという問題ではなく、そう感じた瞬間にそんな小さなことだけど妥協したくないと思い、行動しているということです。
数年後に大きな何かを手に入れるために。
「小さなこと」に「こだわり」を持って1日1日で何かを掴み、
徐々に形にしていきながら、来年に繋がる1年間にしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも福岡大学サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。
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