本日、行われました第3回九州大学サッカー新人戦決勝の結果について報告させていただきます。
【九州大学サッカー新人戦決勝】11/27 福岡大学 0-1 九州産業大学
決勝戦 11月27日 11:00 Kick off @福岡大学サッカー場 気温: 14℃ 天気:晴れ
福岡大学 0(0-0)1 九州産業大学
得点者
福岡大学:なし
九州産業大学:4分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 16 | 菅沼 一晃 | GK | 1 | 橋口 欧介 |
DF | 3 | 伊藤 颯真 | DF | 2 | 越道 雄大(81′ IN) |
DF | 4 | 磯谷 駿(HT OUT) | DF | 6 | 森 喜大(HT IN) |
DF | 5 | 榊原 琉太 | DF | 17 | 大原 竣介(56’IN) |
DF | 12 | 橋本 悠 | DF | 19 | 山下 葵 |
DF | 13 | 内田 裕也 | MF | 14 | 髙原 大騎 |
DF | 18 | 岡田 大和 | MF | 20 | 荒木 慶翔 |
MF | 8 | 重見 柾斗(89′ OUT) | FW | 11 | 青木 慧大(89′ IN) |
FW | 7 | 松尾 亮汰(HT OUT) | FW | 15 | 稗田凌太(HT IN, 81’OUT) |
FW | 9 | 藤本 翔(56’OUT) | |||
FW | 10 | 北條 真汰 |
マッチレポート
あとひとつで全国への切符を掴める決勝戦。
立ち上がり、福大はロングボールで相手を押し込み、良い入りを見せるも前半の8分に早々、試合が動く。自陣深くまで相手に攻め込まれて右サイドからのクロスをニアで合わせられ失点。一瞬の隙を突かれてしまった。その後、何度かピンチを食らうも、ボールを握り主導権を握っていく。
14分、中央でワンタッチパス交換から抜け出した松尾が強烈なシュートを放つもポストに弾かれる。34分には北條が左サイドを突破しグラウンダーのクロスを上げるも藤本の足が届かず、得点に繋がらない。一進一退のの攻防が続き、前半を折り返す。
後半開始、DFに森とウイングに稗田を投入し、前半以上に攻撃のギアを上げる。藤本を起点としたロングボール、サイドを幅広く取ってクロス、セットプレーなどを上手く使ってどんどん相手ゴールに襲い掛かっていく。給水タイムが終わったタイミングで長身の榊原をCFに置き、パワープレーを仕掛ける。
徹底して前線にシンプルに放り込んで畳みかけていこうとするが、九産大の粘り強い守備に阻まれ、そう簡単にゴールネットを揺らしてくれない。そんな中、後半途中で投入された高さのあるDF越道とスピードのある大原のフレッシュな選手を中心に、さらに攻撃に拍車をかけていく。ゴールに少しずつ近づく兆しが見えてきている中でビックチャンスが訪れる。
76分、コーナーから混戦でボールがこぼれて右足を振り向くも相手がゴールライン上で体を張りセーブされる。90分+2分には右サイドの青木からのピンポイントクロスをフリーで待ち構えていた越道がヘディングで合わせるも枠外。なかなか多くのチャンスをモノにできず、そのまま試合終了のホイッスル。
全国の切符をかけた大一番で悔しい敗戦となった。
監督コメント
監督 乾 真寛
「前半8分の失点0-1に泣く。得点機を逃して敗戦」全国大会への出場権を賭けた一戦で、九産大のワンチャンスに賭ける強い意気込みや出足に若いDF陣が後手を踏み、大事な決勝戦の立ち上がり8分で早々に失点してしまった。
この失点で動揺し、マイボールを慌てて失うプレーが増え、ボランチ二人くの機能がなかなか正常化しなかった。
ここまで5-0,4-0と2戦を無失点で勝ち上がってきたが、決勝戦という結果のプレッシャーがかかる大事な闘いで、今まで通りのチカラを発揮出来ない心理的な弱さが露呈した。
攻撃陣も何回も攻め込み、サイドを崩してシュートの形までは行くが、ラストの仕上げを慌ててしまいゴール前の詰めがあと少し噛み合わないまま前半を0-1で終了した。
後半開始から、磯谷、松尾に替え、森、稗田を投入してより攻撃的な仕掛けを増やしていった。
後半10分過ぎから、FW藤本を下げ榊原をトップに置き、高さで九産大ゴール前まで波状攻撃を繰り返した。
また、途中出場の越道も2トップ気味に高さを活かして絶好機にゴール前まで攻め込んだがフィニッシュが決まらず、焦ってシュートミスを繰り返し内容では圧倒的に押し込みながら、たった1失点の重みに泣き、全国大会への出場権を最後の最後で逃す悔しい結末となった。
結局勝ちたい気持ちが、空回りして、自分たちの強みや役割、平常心を見失った点が非常に残念だった。
来週以降は、今季の目標である全国四強基準への挑戦に気持ちを切り替えて、アイリーグ全国大会、インカレに向けて最後の努力を継続するしかない。
今日まで福大新人戦チームを応援してくださった皆さま、応援ありがとうございました。
選手コメント
2年 内田裕也
本日は試合の設営、運営に携わっていただいた方々ありがとうございました。
今日の試合はいい入り方ができ立ち上がりからコーナーキックやスローインなどで押し込む形を作れました。しかし相手の一本のチャンスに決められてしまいました。そして後半は前から積極的に攻め続けましたが最後まで点を取る事はできず負けてしまいました。
今回出た課題をこれからのトレーニングで改善してインカレに向けて頑張っていこうと思います。
応援ありがとうございました。
2年 菅沼一晃
全国が決まる大事な試合で、前半の早い時間帯に失点をしてしまい、今大会初めての失点を食らって追いかける展開になってしまいました。
その状況の中で、多くの決定機を作ることができたが、決め切れることができなかったのが悔いとして残りました。
大事な試合で勝ち切ることができないかったこの経験を全国が大会に向けて、練習から突き詰めていきます。
今日は運営、応援ありがとうございました。
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