「10」
初めまして。今回日記を担当させていただきます、スポーツ科学部スポーツ科学科2年の北條真汰です。
簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は大阪府で男三兄弟の三男として生まれ、兄の影響で3歳からサッカーを始めました。高校からは親元を離れて鹿児島県にある鹿児島城西高校に進学し現在は福岡大学に在学しています。
私は今年から「福岡大学の10番」を背負うことになりました。いわゆる「福大の10番」は福大の象徴であり、その使命は、結果を出してチームを勝たせること、絶対的存在であることだと思っています。10番を背負ったからにはチームの看板として結果を残し続けなければなりません。
私は夢を語るのが大好きで、プロサッカー選手になってワールドカップのピッチに立つ、海外で活躍する、目の前の試合で点をとってチーム勝たせるなど、これまで沢山の人に口にしてきました。私はよく周りの人に、真汰って有言実行するよねと言われます。口にすれば責任が生まれる、小さい頃から根拠のない自信を口にしてきました。もちろん結果が出なくて、口だけになってしまった時もあります。しかし、その責任にびびって口にもしない生き方はしたくありません。このような生き方になったのは、家族の影響もありますが小さい頃から本田圭佑選手に憧れていたからだと思います。本田さんのような軸がしっかりとした生き方をしたいと今も強く感じています。
10番を背負った今シーズン、自分の力でチームを勝たせた試合はいまだありません。なかなか思うような結果が出ず、焦燥感に駆られ、自分らしいプレーもできず、少しずつ根拠のない自信が消えかけていました。そんな自分を改善しようとビデオを見てプレーの分析をし、言語化しました。私がチームを勝たせなければならない、という強い使命感がプレーの判断に迷いを生み、思い切りのあるプレーが少なくなっていました。私の特徴は前線からのハードワーク、ドリブル突破、チャンスメイク、シュートなど得点に関わることです。大学に来て凄く成長したと感じるのは「考える力」です。
良い時にできるのは当たり前、良くない時、苦しい時に逃げずに向き合いやり続けられるかが大事だと私は高校時代に恩師から学びました。
これまでの「福大の10番」を背負ってきた先輩方は責任やプレッシャーを力に変えて輝いてきたと思います。誰かの真似なんかしなくていい。俺は俺なりに。俺らしく。自分らしさを忘れずにピッチで体現し、チームを勝利に導き、そして、日本一になります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからも福岡大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。
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