本日、行われました九州大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯予選準々決勝の結果について報告させていただきます。
【九州大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯予選準々決勝】7/10 福岡大学 3-1 宮崎産業経営大学
準々決勝 7月10日 13:45 Kick off @福岡大学サッカー場 気温: 32℃ 天気:晴れ
福岡大学 3(1-0)1 宮崎産業経営大学
得点者
福岡大学:5分 伊藤、82分 鶴野、86分 田中
宮崎産業経営大学:64分 9番、
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ||
GK | 16 | 菅沼 一晃 | GK | 1 | 八井田 舜 | ||
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 32 | 内田 裕也 | ||
DF | 24 | 榊原 琉太(33’OUT) | DF | 2 | 末次 章悟(33’IN) | ||
DF | 26 | 岩本 侑大 | MF | 13 | 村山 勘治 | ||
DF | 3 | 伊藤 颯馬 | MF | 20 | 重見 柾斗(87’IN) | ||
DF | 18 | 岡田 大和 | MF | 29 | 横山 太一 | ||
MF | 5 | 倉員 宏人 | MF | 8 | 酒井 将輝 | ||
MF | 6 | 田中 純平 | FW | 17 | 藤井 奨也 | ||
FW | 15 | 永田 一真(87’OUT) | FW | 22 | 山口 隆希(71’IN) | ||
FW | 7 | 鶴野 怜樹 | |||||
FW | 10 | 北條 真汰(71’OUT) |
マッチレポート
雨が上がり、厳しい暑さの中行われた大事な一戦に臨んだ。
キックオフと同時に相手の高い最終ラインに対して、背後を取るロングボールを放って良い立ち上がりを見せた。
序盤早々、試合が動く。。5分、12番阿部のCKからファーサイドに流れたところに3番伊藤が右足で豪快にボレーで押し込んで先制点を取る。その勢いのまま相手陣地に襲い掛かっていく。
7番鶴野のドリブル突破や15番永田を起点にしたロングボールで効果的な攻撃を何度も仕掛け多くのセットプレーを獲得するも中々、追加点に繋がらない。給水タイムを境に相手にボールを握られる時間が多くなったが、前線からの連続的な守備や3バックの集中力の高い対応で相手にチャンスを作らせなかった。途中で24番榊原の負傷交代といったアクシデントもあって流れを持っていかれそうな雰囲気が漂ったが、決してチームとしての守備組織はブレなかった。なかなかプレッシングがはまらない状況も多少あったが最後にゴール前での粘り強い守備が際立った前半だった。そうして1-0で折り返した。
後半に入り、立ち上がりシンプルにプレーしたことにより相手陣地でプレーエリアを確保する。48分、2番の強烈なミドルシュートや、抜け出した7番鶴野の左足クロスから12番阿部のヘッドは惜しくも枠を外れる。後にも何度かコーナーキックを得るがまだゴールが遠い。
そんな状況が続く中、64分痛恨の失点。一瞬のスキを突かれてしまう。同点に追いつかれてから相手の勢いがどんどん増してきて、自陣での守備に追われるがなんとかチーム全員が我慢して守った。
そして82分ついに待望の時。12番阿部のCKから18番岡田がニアでそらしたところを7番鶴野が冷静に流し込み、見事勝ち越しに成功する。4分後に6番田中のPK成功でダメ押しも含め、3-1で勝利を収めた。
監督コメント
準々決勝、監督コメント、『まさに、トーナメント戦!』先週までと、明らかに違う空気感が伝わってくる一発勝負のトーナメント戦で、立ち上がり6分ロングスローからCKへと繋がり、榊原の高さに宮産大が戸惑っているスキを見事に突いて、阿部のCKからDF伊藤がボレーで先制ゴールを決めた。ここまでは完璧な試合への入り方だったが、3バックの中央で先発した榊原が負傷交代してしまい、ゲームプランが大きく崩れた。
主将田中純平をDF LINEの中央に下げ、末次、倉員のボランチに変更した。FWの鶴野、永田、北條はチャンスは掴むもののゴール前の仕上げやフィニッシュが雑でなかなか追加点を奪えないまま1-0で折り返し嫌なムードとなった。
後半開始から、2点目を奪いに行くため、前線からのハイプレスを徹底し、再び流れを掴んだかに思われたが、鶴野がゴール前で絶好の追加点の決定機を外した事で、宮産大に立ち直るキッカケを与えてしまった。60分に交代投入された⑨矢上に65分、縦に鋭く突破され、警戒していた選手にまんまと同点ゴールを許してしまった。
その後も、宮産大に押し込まれ苦しい時間帯があったが何とか耐えて終盤に反撃を狙った。70分、北條に替えて投入した山口があっという間に流れを変えるプレーを見せ、チャンスメイクして活躍した。
そして、先制点同様に、阿部CKからニアで岡田がさわり、最後は鶴野がしぶとくゴールに押し込み2-1とようやく勝ち越しに成功した。更に宮産DF陣が緩んだところを見逃さず、たたみかけて阿部のクロスから相手ハンドの反則を誘い、PKを田中が落ち着いて決めてダメ押し3ゴール目で決着をつけた。
トーナメント戦で重要視しているセットプレーから3点を奪い、まずは苦しみながら準々決勝を勝ち抜く事が出来た。内容的には、反省点も多いが勝負どころのワンチャンスをものにして結果を出しながら勝ち進むしかない。準々決勝他の3ゲームもシード校鹿屋体育大が敗退したり、延長やPK戦にもつれる大接戦が繰り広げられ、まさにトーナメント戦特有の緊張感の中での試合ばかりだった。
福大も短期間に怪我人が続いて、まさに総力戦の様相になってきた。いよいよ明日、まずは全国大会への出場権獲得を目指して、準決勝vs九産大戦にチーム一丸となって挑みます。今日も暑い中、応援していただきありがとうございました。
明日の準決勝は、無観客ですが、グリーンカード社のご協力でLive配信が決まりましたので、皆さまぜひ画像を通じて熱く応援して頂けると幸いです。明日もひたむきに戦い頑張ります。
選手コメント
4年 田中純平
まずは今日の試合の運営に携わってくださった方々、ありがとうございました。
早い時間に先制点が取れた中で、その後なかなか追加点がとれず、自分たちで苦しい戦いにしてしまいました。ですが、経験の少ない今年のチームが、一発勝負のトーナメント戦の緊迫感ある試合を1つ乗り越えられたことは、今後の戦いに向けて自信に繋がると思います。明日も連戦になりますが、チーム一丸となって戦います。
本日は応援ありがとうございました。
2年 伊藤 颯真
本日は大会の設営、運営に携わっていただいた方々ありがとうございました。
まず、早い時間に先制点を奪うことができたのは良かったと思います。
しかしそのあと点が取れず、後半相手に流れが変わった時にどれだけ集中して守ることができるかが今日の試合での課題となりました。
トーナメントでの失点の重みを感じたので、明日は無失点で試合を終えれるようにしたいです。
応援していただいた方々ありがとうございました。
フォト
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7/11(日)13:00 kickoff🔥
vs九州産業大学