本日、行われました九州大学サッカーリーグ第4節の結果について報告させていただきます。
【九州大学サッカーリーグ第4節】5/2 福岡大学 1-0 名桜大学
第4節 5月2日 10:00 Kick off @名桜大学サッカー場 気温: 29°C 天気:晴れ
福岡大学 1(0-0)0 名桜大学
得点者
福岡大学:90+アディショナルタイム 阿部
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 菅沼 一晃 | GK | 21 | 橋口 欧介 |
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 32 | 大島 清
(64′ IN) |
DF | 4 | 大川 智己 | DF | 33 | 磯谷 駿 |
DF | 6 | 田中 純平 | MF | 13 | 村山 勘治 |
DF | 19 | 伊藤 颯馬 | MF | 14 | 谷川 勇磨 |
DF | 18 | 岡田 大和 | FW | 7 | 鶴野 怜樹
(57′ IN) |
MF | 2 | 末次 章悟
(64′ OUT) |
FW | 11 | 山口 隆希
(82′ IN) |
MF | 15 | 永田 一真 | FW | 19 | 青木 慧大 |
FW | 22 | 高原 大騎
(57′ OUT) |
FW | 34 | 藤本 翔
(82′ IN) |
FW | 9 | 大崎 舜
(82′ OUT) |
|||
FW | 10 | 北條 真汰
(82′ OUT) |
マッチレポート
連勝を狙う福岡大学の4節は名桜大学との一戦となった。
前半の入りは大崎の高さを生かしたポストプレーや阿部、岡田のクロスから得点を狙う。しかし、名桜大の守備ブロックをうまく崩しきることができない。
前半17分、相手ゴールキーパーのフリーキックをクリアし、セカンドボールを回収。髙原のスルーパスに反応した大崎がキーパーと一対一のチャンスもわずかに枠の外に外れる。
ボールを支配するもなかなか攻めきれない中、前半28分、相手のパスを岡田がインターセプト。そこから大崎、北條、髙原の連携から逆サイドの阿部へサイドチェンジ。正確なクロスから大崎がヘディングシュートを撃つもキーパーのビッグセーブに阻まれる。
前半はチャンスは作るがなかなかあと一歩のところで決めきれない時間が続く。
後半からは前線に人数を増やし数的優位を狙う。開始からサイドの突破が増えたが、相手の鋭いカウンターのリスクも高くなり、ギリギリのところでカウンターを凌ぐシーンもあった。
後半も半分を過ぎると大崎、途中から入った藤本に直接ロングボールをあて、相手のセンターバックのミスマッチを利用して、ゴール前の攻防を増やすが相手の集中した守りになかなかゴールを割ることができない。
しかし、相手のゴールキックのセカンドボールを後半途中から出場した山口が相手のディフェンスラインの背後に蹴ると、それを鶴野がヘディングでそらし、最後は阿部のボレーシュートで待望の先制点をアディショナルタイム3分に決めた。
そのまま試合は終了し、アウェーで貴重な勝ち点3を手に入れた。
監督コメント
『大型連休中灼熱の沖縄アウェー戦、92分に冷や汗決着!』
シュート数21対5、CK8対0のスコアが示す通り、FW陣のフィニッシュ精度が極端に低く、段々と相手をその気にさせ、自らゲームを難しくしてしまった。試合最終盤の92分、パワープレーからこぼれ球を阿部が名桜ゴールにねじ込みアウェー戦を1-0で辛勝した。リーグ戦の過去2戦や天皇杯予選では、試合の立ち上がり早々にセットからリードする展開になっていたが、今日は高さを活かしたロングスローやCKからのゴールがなかなか決まらず、サイドからのクロス攻撃も中のツメが上手く噛み合わず20本のシュートは、力み過ぎて枠を捉えきれなかった。後半、鶴野、大島、藤本、山口を投入して、主将田中純平をボランチに上げて3:5:2の形にして総攻撃態勢に入った。相手ゴール前に4〜5人がなだれ込む波状攻撃の末にようやくゴールを手に入れた。蔓延防止策の適用地域である沖縄県でのアウェー戦を苦労したが、最後の最後で勝ち切れたことは若いチームには貴重な経験となったと言える。GK菅沼、DF大川の今季初先発など選手層は厚みを加えた。今後のリーグ戦開催は、まだコロナ感染拡大により不透明な状況だが、来週以降はケガ人の復帰も見込まれることもあり、更なるチーム力の向上に努めていきたいと思います。ツイッターを見ながら心配をして下さった皆様、応援有り難うございました。
選手コメント
4年 阿部海斗
敵地沖縄でのアウェイの試合ということで難しい条件の中での試合でしたが無失点で勝つことができ勝点3をチーム全員で掴むことができてよかったです。個人としても得点でチームを勝たせることができてよかったと思います。
3年 大川智己
試合を行う上で運営、審判、対戦相手、スタッフ、マネージャー、応援してくださった方々ありがとうございました。
アウェイという環境の中、辛抱強く戦い勝ち点3を持ち帰ることがてきてホッとしています。
しかし、得点チャンスを決めきらず自分達自身で難しい試合にしてしまったことは今後の課題であると思います。
個人的にもセットプレーで決めれる場面やカウンターの際の対応やビルドアップのミスもありました。
しかし、点が入らず終盤に差しかかるにつれ焦りが出る局面を田中CPがまとめ自分達自身で同じ方向性を持ちながら最後に点を奪えたことは大きな収穫であると思います。
今回でた課題を次に活かせるように練習から取り組んでいこうと思います。