本日、行われました九州大学サッカーリーグの結果について報告させていただきます。
【九州大学サッカーリーグ 最終節】12/6 福岡大学 3-3 鹿屋体育大学
最終節 12月6日 14:30 Kick off @駅前不動産スタジアム 気温: 23°C 天気:晴れ
福岡大学 3(2-2)3 鹿屋体育大学
得点者
福岡大学:40分 河野、42分 今田、52分 今田
鹿屋体育大学:4分 小屋原、26分 五十嵐、54分 根本
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 真木 晃平 | GK | 1 | 田渕 佑 |
DF | 12 | 阿部 海斗 | DF | 3 | 大川 智己 |
DF | 19 | 伊藤 颯真 | DF | 18 | 岡田 大和
(79’ IN) |
DF | 6 | 田中 純平 | MF | 25 | 村山 勘治
(85’ IN) |
DF | 4 | 河野 秀汰
(79’ OUT) |
MF | 24 | 榊原 琉太
(79’ IN) |
DF | 2 | 前野 翔伍
(85’ OUT) |
MF | 29 | 末次 章悟 |
MF | 5 | 倉員 宏人 | FW | 9 | 山河 大将 |
MF | 15 | 北條 真汰
(79’ OUT) |
FW | 14 | 今田 源紀
(35’ IN) |
FW | 10 | 梅木 翼 | FW | 17 | 藤井 奨也 |
FW | 7 | 井上 健太 | |||
FW | 64 | 青木 慧大
(35’ OUT) |
マッチレポート
リーグ最終戦は鹿屋体育大学との九州学生クラシコということで、駅前不動産スタジアムで開催された。
前半5分鹿屋体育大学にコーナーキックから先制点を奪われてしい0-1とされてしまう。得点を狙い攻める福岡大学は、前半10分MF7井上のクロスにFW10梅木が合わせるも相手DFに阻まれてしまう。福岡大FW64青木が背後に抜け出しチャンスを何度もつくるがゴールには至らない。前半27分福岡大のミスから鹿屋大15五十嵐がGKとの一対一で左隅に決め、0-2となる。前半37分FW井上がドリブルで仕掛けミドルシュートを打つもゴールの左に外れる前半40分CKの混戦からDF阿部の折り返しからDF河野がヘディングシュートがゴールに入る前半42分DF阿部のクロスからFW今田が入りヘディングでゴール
福岡大は前半を2対2で折り返す
福岡大は後半スタートから前線からボールを奪いにいく。すると後半8分左サイドでボールを奪うとFW14今田がゴールを決め、3-2と逆転に成功する。後半10分左サイドを崩され、15番のクロスから鹿屋FW9根本がゴールを決めあっという間に同点にされてしまう。後半30分、左サイドでボールを受けたFW7井上がクロスを上げる。それをFW10梅木が頭で合わせるが、惜しくもキーパーに阻まれてしまう。後半35分にはDF12阿部のクロスにまたもFW10梅木が合わせるが相手DFに阻まれてしまう。試合終盤になるとMF榊原をFWに上げパワープレーを仕掛け、セットプレーやロングボールなどでチャンスを作るが、決めきることができず3対3という結果で終わった。
監督コメント
「0-2から一気の劇的逆転劇、直後の同点弾を浴びて4連覇逃す」
クラシコ前に日本文理大が宮産大に勝利して勝点26となり、優勝への条件はクラシコ勝利あるのみとなった。しかしながら、大事な試合序盤の入り方が徹底出来ずDFラインがばたつき、勢いよくシンプルにロングボールを蹴り込む鹿屋体大に押し込まれてしまった。立ち上がり4分に最初の鹿屋CKから失点、続く26分にもDF河野の不用意なパスミスからスルーパスで崩され、あっさり失点した。いきなり0-2ビハインドを背負う苦境に立った。先発FW青木が鹿屋DFラインの背後に抜け出せないまま、流れを掴めず苦しい立ち上がりだった。30分の給水タイムで青木に替えて今田を投入して前線のパワーアップを図った。メンバー交代で明らかに流れが変わり、前線からの守備やルーズボールへの出足が良くなり、セットから河野ヘディングで1-2、その3分後にはFW今田が力強く決めて、怒涛の反撃で一気に2-2同点とした。後半戦も出足良く攻撃して今田の逆転弾で3-2と見事に勝ち越した。しかし、そのわずか2分後にクロスからのヘディング同点弾を鹿屋FW根本に決められて3ー3とされた。せっかく勝ち越したが、そのキックオフ直後のわずかな油断、守備陣のスキを突かれて失点してしまい、まるで優勝のチャンスが手のひらからこぼれ落ちたようだった。その後も、井上、阿部から再三絶好のクロスが上がりゴール前でチャンスの形を掴むがキャプテン梅木のヘディングが終盤の絶好機に決まらず、無念のタイムアップ。クラシコの一戦に相応しい3-3の激しい撃ち合いの展開となったが、試合全体を振り返ると、前半の入り方、DFラインのパスミス、勝ち越し直後の失点など、試合運びに未熟さがあり、難しい試合を勝ち切る強いメンタリティや経験値が不足していた。一年生5人がピッチに立つ若いチームを四年生が背中で引っ張り、逆境でもたくましい福大魂を見せたが、あと一歩力及ばず、リーグ戦4連覇を逃す結果となってしまった。悔しいが九州地区第二代表として、全国大会の舞台で有終の美を飾れるように最後までチーム力を高めていきます。九州学生クラシコに対しての熱いご支援、ご声援に感謝申し上げます。
選手コメント
4年生 今田源紀
コロナ期間の中、多くの協力があり、試合が出来たこと心から感謝申し上げます。
試合は3-3の同点で試合が終わり、目標としていた優勝には届きませんでした。
今日の試合に対して、同級生の西元、三家本、鶴崎、中心に、多くの時間を犠牲にし、準備をしてくれていた姿を観ていた為、絶対に勝って優勝しなければなりませんでした。
感謝の気持ちと同時に申し訳ないと思います。