本日、行われました九州大学サッカーリーグ1部 第21節の結果について報告させていただきます。
【九州大学サッカーリーグ1部 第21節】11/16 福岡大学 2-0鹿屋体育大学
第21節 11月16日 11:00 Kick off @鹿屋体育大学グラウンド 気温: 16°C 天気:晴れ
福岡大学 2(0-0)0 鹿屋体育大学
MOM 今田 源紀
得点者
福岡大学:78′ 88′ 今田
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 真木 晃平 | GK | 1 | 田渕 佑 |
DF | 4 | 河野 秀汰 | DF | 3 | 菅田 真啓(88’IN) |
DF | 5 | 饗庭 瑞生 | DF | 14 | 今田 源紀((67’IN) |
DF | 12 | 阿部 海斗 | MF | 20 | 倉員 宏人(89’IN) |
DF | 23 | 前野 翔伍(88’OUT) | FW | 11 | 花田 佳惟斗 |
MF | 6 | 河原 創 | FW | 17 | 鶴野 怜樹(73’IN) |
MF | 8 | 大熊 健太 | FW | 50 | 村上 宗太郎 |
FW | 7 | 井上 健太(73’OUT) | |||
FW | 9 | 梅木 翼(67’OUT) | |||
FW | 10 | 梅田 魁人(89’OUT) | |||
FW | 25 | 田中 純平 |
マッチレポート
鹿屋体育大戦を九州学生クラシコと称してから、3回の対戦で未だに勝ちのない福岡大。勝てば優勝、負ければ1節残して2位後退。アウェイでの今季のリーグ優勝を左右する大事な一戦。序盤に、攻勢を強めたのは福岡大。持ち味のハイプレスで相手を自由にさせない。ロングボールからFW9梅木、FW10梅田のポストプレーから度々チャンスを作るがシュートまでは持ち込めない。13分、危険な位置でフリーキックを与えるがシュートは枠を外れる。試合が落ち着くにつれ鹿屋はボールを保持するが、福岡大のカウンターを恐れなかなか前にボールを送れない。22分、DF12阿部が右サイドを突破しペナルティエリアで倒されるが笛はならず。37分、右サイドDF12阿部の素早い縦パスからFW9梅木が落とし、FW10梅田が左足でシュートを打つがわずかに枠を逸れる。これが福大の初めてのシュートとなる。前半は、拮抗したゲーム展開で、どちらも一歩も譲らず0-0で終了する。
後半は、互いにアグレッシブに前線からプレッシャーをかけていく。鹿屋は得点ランキング2位で前回のクラシコでも得点をあげたエース藤本を起点に攻める。福岡大は得点源のセットプレーでチャンスを作るが一歩のところでシュートまでいけない。61分、ロアッソ熊本内定MF6河原の縦パスに反応したFW10梅田が豪快にシュートを打つがわずかに枠を逸れる。福岡大は徐々にクリアボールを拾われ攻められる時間帯が続く。75分、相手のビルドアップのミスを見逃さなかった途中出場のFW17鶴野がボールを奪い、左サイドをあがったFW10梅田がトラップしロングシュート。キーパーの目の前でボールが変化するがうまくはじき出される。攻め続けた福岡大に待望の先制点が生まれる。78分、相手のボールを奪ったFW10梅田がそのままドリブルで運びグラウンダーのクロス。途中出場FW14今田が左足で冷静に流し込みネットを揺らす。ホームで負けられない鹿屋はロングボールで長身FW根元を起点に攻勢を強める。しかし、次に追加点を奪ったのは福大だった。87分、DF12阿部のクロスボールにFW10梅田がヒールで逸らし、FW14今田がトラップから右足でシュート。キーパーの手をかすめゴールに吸い込まれる。乾監督の采配が的中し、一気に勝利を手繰り寄せる。一矢報いたい鹿屋体大は、終盤、サイドからクロスを多用し攻めるが、GK21真木、DF5饗庭が体を張って守り得点を許さない。試合は、このまま2-0で終了し、残り1節を残しながらも今季のリーグ優勝を決めた。福岡大は、鹿屋体大に対し九州学生クラシコで初めて勝つことができ、また、12月11日に行われる全日本大学サッカー選手権大会に九州王者として出場する。
監督コメント
監督 乾 眞寛
勝てば優勝を自力で決められる大一番ではあるが、冷静に考えて相手の出方を確認しながらの手堅い試合運びで前半を0ー0で終えた。相手のスリーバックにボールを持たせ、FW10藤本、MF8田中へのパスコースを制限する戦い方を慎重に進めた。前半終了前に左サイドのドリブル突破から一度だけ決定機を許したが、我慢強い対応策は功を奏した。ハーフタイムの指示で前線のプレス強度や位置取りを変更して、徐々にペースを上げていった。疲労が見えきた梅木、井上に代えて今田、鶴野を入れて攻撃を活性化することを目指した。鹿屋体育大の守備陣に疲れが見えたこの時間帯が一番の勝負どころと考えていた。先制点は、前線FW二人の果敢なプレスからの組織的守備がハマり、ショートカウンターを梅田、今田が見事に突いた理想的ゴールだった。その後は、守備陣のバランスを調整し、相手の焦りを誘いながら賢く追加点を狙った。そのプラン通りに今田が2点目を決めて勝負は、決定的になった。試合運びやゲームプランを冷静に考えて戦い、交代メンバー、ベンチ、応援団が全て一体化した素晴らしい勝利だった。まずは、リーグ三連覇を達成したが、インカレに向けた3週間で最高の準備をして全国大会で有終の美を飾りたい。
選手コメント
主将 饗庭 瑞生
九州学生クラシコということで素晴らしい環境を準備していただき、沢山の方々が応援に来てくださり本当にありがとうございました。その中で勝利し優勝を掴み取り取ることが出来ました。
まだ最終節が残っているのでそこに向けて緩みを作ることなくいい準備をしていきます。
今田 源紀
九州大学リーグ3連覇できとても嬉しいです。
自分としましては、ベンチスタートが続く中、チームに貢献が出来ていない自分に、悔しい思いがありました。やっと自分の仕事ができたと思います。
全国大会ベスト4以上に行くために、チーム個人として成長できるよう頑張ります。
フォト
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
11/24(日)13:30 kickoff🔥
〇九州大学サッカーリーグ1部 第22節〇
vs日本文理大学
会場は小郡陸上競技場で行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣