本日、行われましたIリーグ全国大会 2回戦の結果について報告させていただきます。
【Iリーグ全国大会第 2回戦】12/25福岡大学 A 2 2-3 関西学院大学B 2
12月25日 13:30Kick off @流通経済大学グラウンド 気温: 16C° 天気:晴れ
福岡大学 2(2-2)3 関西学院大学
得点者
福岡大学:4分 、髙原 30分 ,大場
関西学院大学:19分 塩崎、21分 濃野 89分,佐藤
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 八井田 舜 | GK | 16 | 橋口 欧介 |
DF | 4 | 岩本 侑大 | DF | 3 | 越道 雄大 |
DF | 5 | 内田 裕也 | DF | 12 | 林田 友彦in’90 |
DF | 17 | 石野 遥也out’90 | DF | 19 | 平山 将太郎in’90 |
DF | 13 | 飯野 修二out’38 | MF | 8 | 谷川 勇磨in’38 |
DF | 6 | 不破 将生 | FW | 11 | 山口 隆起in70 |
MF | 15 | 髙原 大騎out’75 | MF | 20 | 山口 滉太 |
MF | 2 | 大場 秀人out’90 | DF | 23 | 合坪 柊斗 |
MF | 14 | 川元 翔太 | FW | 7 | 赤司 匠in75 |
FW | 10 | 日高 智也out’70 | |||
FW | 9 | 大崎 舜 |
マッチレポート
Iリーグ全国大会2回戦。福大はシードとして参戦してこの試合が初戦となる。負けたら終わりのトーナメント。相手は関西学院大学B 2絶対に勝ってベスト4に駒を進めたい負けられない一戦。
前半4分八井田のロングフィードのこぼれ球を10番日高が回収し、9番大崎へ絶妙なスルーパス。そして一度は相手ディフェンスに防がれるも、そのこぼれ球を15番髙原が思い切りのあるシュートで、GOAL!福大が前半早々にリードする。
しかし、その後は関学の高い足元の技術と連携プレーに福大ディフェンスも思うようにボールを奪えず主導権を握られる展開が続く。
前半15分、自陣でファールを与えてしまいフリーキック。ファーで折り返されたボールをボレーシュートで合わせられるも枠の外。
しかし、19分右サイドをドリブルで突破されるとクロスを上げられる。クリアミスを拾われ、シュートを打たれる。ディフェンスにあたりディフレクトしキーパー動けず失点を許してしまう。
そのわずか5分後左サイドから中央へ突破され少し混雑になったところのこぼれ球を流し込まれ1-2と逆転されてしまう。
すると、30分6番不破のインスイングのコーナーキックから一度はキーパーにキャッチされるも、こぼしてしまい、そこに反応していた2番大場が流し込みGOAL !2-2としてゲームを振り出しに戻した。ここぞというところで一瞬の隙も逃さない大場、さすがベテランの技である。
その後は両者譲らない展開が続く。そして前半終了。
2-2の同点で前半を折り返す。
後半9番大崎10番日高を軸として背後を狙いながら関学ゴールへと迫る。
お互い劣勢の状態が続いく。その中で、8番キャプテン谷川の檄が飛ぶ。
後半70分11番山口を投入し流れを変えたい。
するとその山口からのフィードを9番大崎が抜け出しディフェンスと一対一で横には10番日高、横へパスするも相手ディフェンスにカットされる。
80分 2番大場の優しい浮き球のパスに抜け出した11番山口がディフェンスと一対一でかわしてシュートするもディフェンスに当たり惜しくもキーパーキャッチ。
福大が関学ゴールに襲いかかる。
しかし、後半90分右サイドから中へ突破されラストパス。キーパーと一対一を冷静に流し込み2-3とまたも逆転される。
そして試合終了の笛が鳴る。
福大A 2は惜しくもベスト4へ進出できず姿を消すこととなった。
監督コメント
高橋 大輔
2020シーズンを活動するにあたり、沢山の方々にご尽力頂きましたこと、心より感謝申し上げます。
活動自粛から始まった今シーズン、新たな日常への適応が求められる中、オンザピッチ・オフザピッチにおいて、本当に一歩ずつ、活動してまいりました。
選手達と共に、沢山の学びを共有しながら過ごした日々は、かけがえのない時間となりました。
九州、そして福岡大学の代表として、全国の舞台で存在価値を示すことができなかったことに悔しさを感じます。
初戦敗退という事実に、原因があり、結果が存在します。
立ち止まることなく、日常の中でこの原因に向き合い、未来に向けて、すぐに歩み始めてほしいと思います。
最後になりますが、日頃よりご支援・ご声援を頂きました、皆様に、感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
選手コメント
1年 髙原 大騎
試合の入りでカウンターから1点決めることが出来ましたが、その後攻め込まれる時間が続き、悪い流れを断ち切れずに失点してしまい、その後もそれを修正する事が出来ないまま、相手に追加点を取られ逆転されてしまいました。
ですが、コーナーキックのこぼれ球を押し込んで同点に追いついてからはしっかりボールも握れるようになった所は良かったと思います。しかし、悪い流れを断ち切ることが出来なかったことや、勝ち切ることが出来なかったことが反省点だと思います。来シーズンに向けてこの試合で上がった課題を修正していきたいと思います。応援ありがとうございました。
3年 谷川 勇磨
この試合の敗北により、福岡大学A2としての今シーズンの活動が終了しました。
チームとしては1.2年生が主体のチームで成長、育成、トップチームへの人材供給というキーワードが前提にある中で如何にして、結果と成長を求めていくかという所が重要なチームでした。アイリーグ九州の初戦から今日に至るまでのこのチームの成長速度は素晴らしい物だったと思います。フィジカル面や技術面、そして何より精神的な強さや充実があったのではないかと感じます。うまくいかない事に対して決して目を背けるのではなく、真正面から本質に向き合おうとする姿勢はみんなから学ばさせて頂きました。
個人としては、怪我からのスタートで復帰するまではコーチとしてこのチームに携わらせて頂きました。
復帰してからはプレーヤーとして皆んなと日本一を目指して数週間の間でしたが一緒にプレーしました。
全国大会に連れて行ってくれた1.2年生に心から感謝しています。
ありがとう。
そして、こんな自分を全国大会のピッチへ送り出して下さった高橋コーチ、同期の津村GKコーチ、フィジカルコーチの古田トレーナー。
本当にありがとうございました。
プレーヤーとしては唯一の3年生として、結果的に目標としていたベスト4、その先にある日本一に届かなかったことに責任を感じているとともに、改めて自分の力の無さを痛感しました。
まだまだサッカーの神様が壁を与えてくれているのだなと感じます。
2020年度をA2として過ごした選手が来シーズントップチームで活躍し、福岡大学の勝利に貢献出来るよう、この1年間の経験を生かして行きたいと思います。
自分は大学サッカーラスト1年となりました。
これまでの悔しさや挫折を学びにして、チームの力になれるように、自分の人生を切り拓いて行けるように頑張って行きます。
このご時世の中、サッカーをプレーできる事の喜びを改めて感じました。
1年間応援ありがとうございました。
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たくさんの応援ありがとうございました!!