本日、行われました第7回全日本大学サッカー新人戦 決勝の結果について報告させていただきます。
【第7回全日本大学サッカー新人戦 決勝】12/23 福岡大学 0-4 早稲田大学
決勝 12月23日 15:00 Kick off @ブリオベッカ浦安競技場 気温: 9°C 天気:晴れ
福岡大学 0(0-2)4 早稲田大学
得点者
早稲田大学:19分、22分、73分、83分
福岡大学メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 21 | 山田陽介 | GK | 1 | 緒方要 |
DF | 3 | 川副泰樹(78’out) | DF | 29 | 蔵屋明徹(61’in) |
DF | 4 | 坂井悠飛 | MF | 12 | 和田理央(85’in) |
DF | 5 | 岩本剛気 | MF | 13 | 北健志郎 |
DF | 2 | 坂本翼 | MF | 24 | 前田竜之介 |
MF | 6 | 和田哉輝(61’out) | FW | 7 | 芳野凱斗(69’in) |
MF | 8 | 竹田天馬 | FW | 9 | 中山桂吾(37’in) |
MF | 14 | 葭岡遥来(69’out) | FW | 17 | 香西銀次郎(78’in) |
MF | 23 | 吉川獅子心(37’out) | FW | 18 | ディアロ航 |
FW | 10 | 合戸晴矢 | |||
FW | 11 | 福田秀人(85’out) |
マッチレポート
福岡大学は、グループリーグを1位で突破し、勢いそのままに決勝の舞台まで勝ち上がった。そして、タイトルをかけた一戦では関東第2代表・早稲田大学と激突した。
立ち上がりの前半3分、6番和田哉がシュートを放つも、得点には至らず。
前半19分、自陣右サイドを崩され、中央に繋がれたボールを相手に打たれ、一度は防いだものの再度相手にボールが渡り、ゴールに押し込まれ先制を許す。0-1
その3分後の前半22分、またも右サイドからPA中央に入れられたボールを相手に合わされ、追加点を許す。0-2
前半34分、相手のクロスを上手く処理できずにピンチを招くも、GK山田のセーブでゴールを死守する。
前半37分、MF吉川に代えてFW中山を投入し、反撃にでる。
その後、ボールを握る展開が続くも、ゴールに迫る機会はあまり作ることができない。
点差を縮めることが出来ないまま、2点ビハインドで前半を折り返す。
後半開始直後から2点差を追いつき、逆転するため、大きく攻勢に出る。
後半16分、和田哉に代えて、29番蔵屋を投入。
後半23分、14番葭岡に代えて、7番芳野を投入。
後半29分、一度奪ったボールを奪い返され、そのままカウンターを受け、相手に3点目を与えてしまう。0-3
後半36分、左サイドからの浮き球から相手FWに抜け出され、キーパーとの1vs1を決められる。0-4
後半40分、11番福田に代えて、12番和田理を投入。
後半は序盤から反撃を狙い、攻勢に出たものの得点をあげることが出来ず、最終的には0-4でタイムアップ。
この結果、新人戦全国大会は準優勝で幕を閉じることとなった。
監督コメント
新人戦決勝戦 監督コメント
監督 乾 真寛
「5連戦目、DF陣が疲弊し前半戦に連続失点」
大会6日間で5戦する新人戦のハードスケジュールの中で、ここまでほぼフルタイムでタフに戦ってきたDF陣が、サイドからのクロスにクリアミスで0-1。さらに、その直後に背後の浮き球処理を誤り、前半19分、22分にあっさりと連続失点してしまった。
今大会に入り、反則も少なく堅実なプレーでここまでは充分健闘していただけに疲労の蓄積なのか、決勝戦の大一番でシンプルなクリアミスが重なり、前半早々に手痛い2失点に繋がってしまった。
しかしながら前半戦は、失点場面以外の時間帯は、福大が守備でも積極性を見せて果敢にプレスを仕掛けて、チームで意図的にボールを奪い有効攻撃回数では、早大を上回った。
選手たちも士気を下げることなく果敢に戦い続け、反撃にも手ごたえを感じる試合内容だった。
ハーフタイムでは、後半の立ち上がりから、プレスのギアを上げて1点を早めに奪い、2-1にしてから、一気に反撃ムードに持ち込むプランを確認して臨んだ。
前半戦はベンチスタートだった中山桂吾と合戸晴矢のツートップにボールをシンプルに集めて、福田、坂本翼、竹田が2列目から、ルーズボールを拾い波状攻撃で前への圧力をかけていった。
後半は、明らかな福大ペースの流れになりつつあったが、またしても福大DF陣が一度奪ったボールを安易に失う手痛いミス。
それがまんまと早大のカウンター攻撃に繋がり、致命的な3点目をプレゼントしてしまった。
最後まで、苦境にも諦めず反撃を繰り返す姿勢は見せたが、前がかりとなり手薄になったDFラインの中央をを崩され結局は0-4とされた。
前半戦から、ビハインドの展開でも逞しくボールを奪い、セットプレーやシンプルで迫力ある攻撃で何回も早大ゴールには迫ったが、結局無得点のまま試合終了した。
残念だが、いつも以上に決勝戦ではひとつのミスが大きく展開や結果を左右する。
その意味では、相手に崩されたと言うより、ミスが命取りになってしまったと言える。
だが、グループ戦で強豪明治大学と1-1の引き分け試合に持ち込むなど、今大会での躍進や健闘は、充分評価に値するものだった。
この新人戦メンバーから、来季の新チームで活躍する選手が数多く生まれる事を予感させる貴重な経験となる大会だった。
最後になりますが、インカレ大会、新人戦全国と、約二週間にわたり、福大サッカー部を熱心に応援していただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
来季もまた伸びしろのある楽しみなチームを作り、全国大会での福大旋風を巻き起こしたいと思います。
今シーズンのご声援、本当に有り難うございました。
選手コメント
2年 川副泰樹
今日の試合は、新人戦決勝・早稲田大学という今大会大一番でした。
試合内容としては、前半にこちらのミスが続き、2失点をするという悔やまれる展開になりました。その後、引いている相手に対してボールを持ちながら、攻め手を見つけますが、決め切ることができませんでした。
後半は、前からハイプレスをかけ、前向きにボールを奪うシーンなどが出てきて、チャンスを作りますが、決め切れず、逆にひっくり返され、ピンチを多く作ってしまいました。自分自身も相手の裏抜けに対して足が止まってしまうシーンや簡単に足だけで対応してしまうシーンが多くなりました。
改善点がたくさん出た大会になりましたが、チーム全員が同じ方向をしっかり向けば全国の強豪相手にも戦えることが分かり、これまでやってきたことが間違っていなかったことを証明できる大会にもなりました。
幸いにもまだ在学中にやり返すチャンスがあるので、来シーズンに向けて成長スピードを上げていきたいと思います。
たくさんの応援ありがとうございました。
1年 竹田天馬
今日は応援ありがとうございました。
最終的には悔しい結果とはなりましたが、この新人戦を通して、個人としてもチームとしても得るものは多かったと思います。この悔しい結果を忘れずに、日々のトレーニングから一人一人が四強基準を頭に入れて、来年の総理大臣杯やインカレで結果を残すために頑張っていきたいと思います。
今シーズンの福岡大学サッカー部の応援ありがとうございました。苦しい時もありましたが、皆様の応援のおかげで乗り越えることが出来ました。
来シーズンも強い福岡大学を見せるために頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
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